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★★★特急ゆうづるリバイバル運転情報★★★   運転日:10/4・10/5  列車番号:9001M・9006M 主な停車駅:上野・水戸・いわき・八戸・盛岡・青森(下りは八戸・盛岡通過) 運転時刻:   使用車両:583系青森車N22編成12両   乗車券は9/4〜全国のみどりの窓口にて発売。チケットはみんなの物であり、オークション目的での買い占めなどは絶対にお辞めください! 



特急「ゆうづる」

鉄道ファンマナー向上の為にここを一読ください

昭和63年3月、青森と函館を結ぶ鉄道専用のトンネルの「青函トンネル」が開業した。青函トンネル開業前の北海道:東北の交通手段は、青森まで在来線→青函連絡船→在来線が主流であった。当時、首都圏から北海道に向かうには昼間では「はつかり」、夜間は「ゆうづる」というのが定着していた。特急「ゆうづる」は、昭和40年10月夜行急行だった「北斗」の格上げ列車として登場した。夜間急行が多かった東北本線経由だったに対して、ゆうづるは設定当時から常磐線経由で運転されていた。昭和40年のゆうづるは、青函連絡では5・6便に連絡していた。また、常磐線は昭和42年8月まで草野〜岩沼間が非電化であったために平〜仙台間はC62が牽引する光景も見られた。昭和43年10月、東北本線が全線電化、全国規模のダイヤ改正が実施された。既に山陽〜九州筋で活躍していた581系の改良版である583系を東北筋でも配置し、これによりはつかりの増発やはくつる・ゆうづるの電車化がなされた。この置き換えによってゆうづるは、9時間30分で運転が可能となり約2時間15分のスピードアップが可能になった。また電車化によって捻出した20系を使用したゆうづるも設定され2往復体制になる。しかし、この頃から航空機との輸送が激化するようになり国鉄もその対抗手段としてゆうづるの増強を実施するようになり、昭和45年10月・昭和47年3月・同年10月(各1往復ずつ)と昭和50年3月(3往復)に増発し、最盛期を迎えた。昭和51年10月には、4往復あった20系ゆうづるが24系に全面的に置き換えされたが、その直後から国鉄の経営にも陰りを見せ始め大幅な運賃の値上げなどにより、旅客が航空機へ移行が顕著に進むようになる。その影響により昭和55年10月には、電車・客車の各1往復が不定期に格下げされ、昭和57年11月(5往復)・昭和60年3月(3往復)、青函トンネルの開業した昭和63年には2往復とズルズルと衰退の一途をたどるようになる。平成2年9月からは、当時としては画期的な女性専用車を設置するなど改善がなされたが、既に焼け石に水なのか輸送力は相変わらず改善することはなかった。そして、平成5年12月、はくつるの増強の代償として「ゆうづる」は廃止され、同時に常磐線経由の夜行は完全消滅することになった。

★★★ゆうづる回送時刻★★★
10/4 回8002M
青森2040入線2100→青森信2104→東青森2106→浅虫温泉2112→小湊2119→野辺地2131−2132→上北町2145→三沢2152−2154→下田2201→八戸貨2207→八戸2209−2210→北高岩2214→三戸2224→金田一温泉2229→二戸2234→一戸2237→小鳥谷2240→奥中山2251→沼宮内2259→岩手川口2303→好摩2306→滝沢2311→厨川2315→盛岡2320−2322→仙北町2325→盛岡タ2329→矢幅2330→日詰2335→花巻空港2342→花巻2345→北上2353→六原2358→水沢005→前沢012→一ノ関023−025→花泉036→石越041→瀬峰051→小牛田100→鹿島台105→松島112→塩竃118→陸前山王120→岩切122→東仙台貨124→東仙台125→仙台131−133→長町138→南仙台140→名取141→岩沼146→槻木150→大河原155→白石203→越河209→藤田216→東福島222→福島228−235→松川246→本宮258→日和田304→郡山309→郡山タ311→安積永盛312→矢吹324→久田野330→白河333→新白河335→白坂337→黒田原344→黒磯351−353→那須塩原358→西那須野402→矢板409→氏家419→宝積寺423→宇都宮431−432→雀宮437→宇都宮タ440→石橋442→小金井447→小山452→古河504→栗橋510→東鷲宮514→久喜516→白岡521→蓮田525→大宮532−533→浦和539→川口544→赤羽547→尾久552→井堀信554→上野558
10/5 回8052M
上野612→東大宮操643(はくつる82号のスジ)
10/7 回8051M
東大宮操2043→上野2114
8001M
上野2145→井堀信2148→尾久2151→赤羽2155→川口2157→浦和2204→大宮2210−2212→蓮田2221→白岡2225→久喜2231→東鷲宮2233→栗橋2239→古河2245→小山2258→小金井2304→石橋2311→宇都宮タ2314→雀宮2316→宇都宮2322−2324→宝積寺2333→氏家2337→矢板2347→西那須野2355→那須塩原000→黒磯006−008→黒田原014→白坂021→新白河024→白河027→久田野030→矢吹036→安積永盛048→郡山タ049→郡山052→日和田057→本宮103→松川115→福島127−130→東福島135→藤田142→越河149→白石154→大河原203→槻木208→岩沼212→名取217→南仙台219→長町221→仙台227−233→東仙台237→東仙台信238→岩切240→陸前山王242→塩竃244→松島250→鹿島台258→小牛田303→瀬峰311→石越320→花泉325→一ノ関335−338→前沢348→水沢355→六原402→北上407−408→花巻416→花巻空港420→日詰427→矢幅432→盛岡タ433→仙北町437→盛岡441−443→厨川448→滝沢451→好摩457→岩手川口500→沼宮内503→奥中山511→小鳥谷522→一戸525→二戸529→金田一温泉533→三戸538→北高岩548→八戸552−553→八戸貨556→下田601→三沢607→上北町614→野辺地626→小湊637→浅虫温泉643→東青森650→青森信653→青森658−727(はくつる81号のスジ)
◎ゆうづる目撃情報◎
9/20リバイバル「ひばり」乗車のため移動中のスーパーひたち乗車中、勝田電留線にて目撃。9/18に青森−勝田間回送、特急「ゆうづる」のバンドル運転の為。いわき−勝田間をバンドル運転。目撃時、左からフレッシュひたち・583・スーパーひたちが並ぶ。ゆうづるは絵入りで、側面幕はゆうづる青森と提示。9/21勝田−青森回送。



☆東北本線 昭和50年3月10日改正時刻表☆
上野水戸仙台一ノ関水沢北上花巻盛岡一戸北福岡三戸八戸三沢野辺地青森
備  考
1号195021172234036503583系電車三段B寝台グリーン
2号200021212240042508583系電車三段B寝台グリーン
3号21402314026444705583系グリーン・全車指定席
4号2150233445453760970673475384924系A寝台車・客車3段B寝台車
5号2210235451764073375180882684892524系A寝台車・客車3段B寝台車
6号230004065275782784690995024系A寝台車・客車3段B寝台車
7号230505460361870780282083885795524系A寝台車・客車3段B寝台車

青森野辺地三沢八戸三戸北福岡一戸盛岡花巻北上水沢一ノ関仙台水戸上野
備  考
1号18501944200221262151234152624系A寝台車・客車3段B寝台
2号18541928195120102045214022162230225201055524系A寝台車・客車3段B寝台
3号19152008202720432058215641660024系A寝台車・客車3段B寝台
4号1920195420192038205521162214232063424系A寝台車・客車3段B寝台
5号2110221122362328344458637583系電車三段B寝台グリーン
6号2115220222192335351505650583系電車三段B寝台グリーン
7号2335553706848583系グリーン・全車指定席
時刻表復刻版昭和後期編昭和51年4月号より

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