このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


[竜飛崎より北海道を望む]

『上野発の夜行列車降りた時から♪』

御存じ石川さゆりが熱唱した「津軽海峡冬景色」である。そう、今回の目的地は津軽半島竜飛崎。青森県の北にある2本の半島の西側の一番北、地図で言う左の角の先っちょだ。

ああ、遠くに北海道の南端。目の前にうねるは津軽海峡。天気だといいなぁ、むふふん。妄想が脳裏を漂う。きっと、こんな感じなんだろうな(←左の画像参照)。ふふふ、楽しみだ。

実は今回の旅行は、友人の MG-F との二人旅。2人で2台。こんな旅行もいずれ出来なくなる時代がくるのでしょうか。

さて彼は愛知から、私は千葉からということで、待ち合わせは「じゃぁ、新潟港に夕方ね」とだけ。多分に待ち合わせに心配を残しつつも、乗り込むべきフェリーだけは電話でしっかりと予約しておく。今回利用したのは、新日本海フェリー苫小牧行き船便の新潟−秋田間である。

早朝の起床に失敗した私は、関越道を使い一路新潟を目指す事となる。驚いた方もいらっしゃるだろう。私が高速道路を使うなんてと。目覚は正午。もはや下道では「新潟港に夕方ね」の約束を果たせない状況だったのだもんもん。

途中の渋滞も首都高のちょびっとだけという僥倖に、予測より早めの新潟県入り。ラッキーちゃちゃ、夕暮れの国道402号へ向かう。弥彦辺りの日本海沿岸を駆け抜けるドライブにはもってこいの道なのだ。


[八森にて]


[国道101号沿い。八森にて]

午後7時すぎには友人の待つフェリー乗り場へ到着し、聞けば彼も10分程前に到着したとのこと。ここに待ち合わせは無事完了する。早速乗船手続きもそこそこに、夜の街へと買い出しにでかける。ラーメンが旨かった。なんて店だっけなぁ?

定刻ちょい過ぎの 4/27 24:00 頃、MG-F 2台を載せた船は無事新潟港を出港。離れ行く岸壁を眺めつつデッキにて友人と歓談。少し寒いものの、見上げれば鱗のような雲が漂う空に、満月が見隠れする。明日は晴れるといいな。2等寝台にて就寝。船のエンジン音がする。

明くる朝。半覚醒の乗客達と共に、近付く秋田港を眺める。時刻6時前。うん!グッド天気じゃ。

フェリーを降りた我々は一路八郎潟を目指す。八郎潟に設けられた入浴施設で汗を流すためだ。写真を撮っていないのが悔やまれる程に、植えられた菜の花が綺麗であった。湯上がりのオープンドライブを満喫。潟を取り巻く水路(と言うより湖沼)では、小形の船を浮かべた釣り師達で賑わっていた。

道はやがて国道101号へと入る。五所川原と能代を繋ぐ五能線と、海岸線を右に左に三つどもえで走る国道である。


途中こんな写真を撮りつつ休憩

線路とくんずほぐれつ、海岸線ぞいの国道をひたすら北上する。

そろそろ昼飯にしよっか、ねぇ。
チャリンコで旅している青年に出会い、友人は記念撮影のシャッターを押してあげていた。

[深浦のおおどせ辺りかな (^^;]

更に北へ!

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