このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


プロローグ

1.ダメダメ社員は今日も行く

「あの〜、来週なんスけど・・・リフレッシュ休暇を取っていいっすかねぇ?」
ある年数の勤続に応じ、長期の休暇(会社によっては更に手当ても出たりする)を得ることができる制度。これをリフレッシュ休暇制度と呼ぶ。わが社にも何年か前に導入された。ちなみに今年、私は対象外だ。
「あれ?今年対象だっけ」
「いいえ」
「え? 今リフレッシュって・・・」
「何事も自主性が重んじられるご時世ですし、そのぅ、リフレッシュもいいかなぁって、自主的な」
上司の落胆の嘆声を背に、今年の G.W. に果たせなかった北海道北の岬ドライブへ、いざ出陣。


[むつ湾沿いの空き地にて]


[本州最北端の碑]

 


[大間の夕暮れ]

2.先ずは大間まで行かなくっちゃね

吹き付ける雨のなか、深夜の国道4号線を2代目 MG-F 君とひたすら北上。散髪に宅急便の受け取り&洗車にと、用事を住ませつつ千葉船橋を出発したのは、土曜日のお昼前であった。

あれから10時間強。「お!岩手県に入った」初日の宿は平泉にあるパーキングに決定である。
道路脇に設けられたそこそこの大きさのある仮眠用駐車スペースは、何年か前に JAF を呼んだことのある思い出深い場所である(理由はキーの閉じ込め)。その時の光景を夢に描きつつ、今夜は車中泊。

翌日も快調にドライブは続く。野辺地を過ぎ国道 279 号に入ると、直線なのにやたらと高低のある、と言うか緩やかに大きくうねっている直線道路を体験できる。大きく波打つ路面に、「ようやくここまで来たなぁ」と毎度のように感慨に耽る。あと 60〜70 キロ程だろうか。大間は本州の最北端の地である。

昨日の予想よりも早く、午後4時頃には目的の青森県大間に到着する。明日は6:30発のフェリーに乗り、8時過ぎには函館入りの予定だ。 G.W. とは異なり、どうやらフェリーは空いていると窓口のお兄さんより。よかった。キャンセル待ちで乗れないなんて、ねぇ、ここまで来て「そりゃないっしょ」になる。

宿を取って、少し町をぶらつくが、生憎と函館山は曇り空の向うに霞んでいて見えない。その光景は明日の朝までお預けかな。とにもかくにも、明日は北海道だ〜!!


[ 北海道へ向け、出っ発〜つ ]


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