このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


4日目 〜目指せ最北端!〜

37.朱鞠内湖

地図を見る。日本最北端の宗谷岬って稚内の西にある岬ではないんだね。そちらは野寒布(ノシャップ)岬と言うらしい。アイヌ語で波の砕ける場所という意味だとか。「岬らしさの薄い不思議な印象の岬」との説明も、非常に気になる。憶えていたら行ってみよう。

というわけで、稚内の東約 20km、宗谷岬を今回の目標と定め、朝8時、宿を出る。さてどうやって行こうか。北かな、普通なら。

そう思いつつ何故かハンドルは西へ西へ。士別の西にある朱鞠内湖を見に行く事にする。理性の声が「大丈夫か、明日迄に函館に戻れるのか?」と寄り道を非難した。


[朱鞠内湖から美深へ]


[混ざった...]

38.コロコロ物語り(最終話)

「黒勝て〜、白勝て〜」

そう応援してきたコロコロ。ついには両者がっぷり四つに。そして試合終了のホイッスル。正に大会のフィナーレを飾るに相応しく、2色入り混じりで喜びあっております。

どうやらこのコロコロ達は、刈り取った牧草を丸めて包装された「ラッピング牧草ロール」のようである。国道道道を問わず草刈りの真っ最中、牧場の草も丈が延びており、こちらも刈り取りシーズンの様子。あちらこちらでイガ栗頭にされた放牧地が見られた。フォークリフトのような先を持った、後ろには沢山のロールを載っけた車に出会う。なんて名前の作業車両なのだろう。刈った草を自動でロールしてゆくものもあり、はじめてコンバイン(稲作用車両の)を目にした感動に襲われた。

実は働く車が好きな私であった。

39.煙突

それに気付いたのは根室辺りを走っていたときだろうか。全ての家屋ではない。しかし4割前後(地域により差はあるようだ)の家々に、縦横約 30cm くらいの煙突が立っているのである。

「これなら、サンタさんもダイエット次第で大丈夫かしら」

等と想像を始める。
もとより非常に寒い地域だけに冬間の暖房は充実しており、東京や千葉などよりも温かいのだと、釧路出身の同僚が話していた事を思い出す。「冬は半袖」であるケースも珍しくはないのだとか。この煙突は暖炉? いや、それはないか。きっと燃焼系暖房装置の排気(換気)用に違いない。ホントかな?

さぁ寄り道はこのくらいにして!


[逆光で露出失敗。日本家屋とレンガ煙突]


[公共施設だって煙突付きよ]


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