このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


5日目 〜よ!あれが函館の灯だ〜

47.欲張り

宗谷は日本の最北端である。
(樺太が戻ってくれば、事情は異なる)
それは北海道の最北端であるとも言える。

納沙布は北海道の最東端。(こちらも北方領土が返還されるなばら違う)

「ならば、西と南も極めてみたいでは無いか!」

この際、島嶼は申し訳ないが除外させていただき、北海道島(?)の最東西南北を目指してみようではないか。起き抜けのアイドリング中に、ちょっと考えた。

ドライブも今日で最終日(のはず)。ようやく目標ができる。


[ど〜んと。そりゃまた大きく出たね]


[小雨煙る積丹半島。神威岬より]

48.よさこい祭りin 札幌

昨夜からの雨は上がっているものの、小康状態という感じだ。いつまた降り出すか、全く判らない。

札幌の FM ラジオを受信。
どうやら昨夜から「よさこい祭り」が札幌では開催されているらしい。なるほど、それなら仮令昨夜宿を探したとしても、確保できなかった可能性が高い。おそらく正解、車中泊。

さてと、朝のラッシュで混雑するかも知れない札幌市内を避け、沿岸部を走る。国道5号はやがて小樽へ、そして余市へと差し掛かる。町中では少しずつラッシュに詰まったものの、最西端を目指すべく国道229号で積丹へと進路をとった。

49.早くも油断に気付く

石狩〜函館間ならそんなに時間もかからないだろう・・・甘い! この油断が「西と南の端を極めよう」などと妄想を産んだのだ。結構距離がある。

積丹岬,神威岬と過ぎ、その先々に展開されるダイナミックな海に迫る奇岩断崖に心奪われながら、唯ひたすらに走りつづけ、

「え〜っと、そろそろ西の端に近付いてきたかな....んん...こ、これはっ!」

なんと西の端にゆく道が、私の地図の上では途切れている。道が描かれていないのだ。「まさか、無いのか」
それでも道の最後にあたる太田という地区迄進んでみた。
「東の納沙布も、北の宗谷も碑が建てられてあったのに、何故西と南にはないのだ」
道は現在工事中のようである。

とりあえず遠くから眺めつつも、西の端(見学)制覇。

(残りは南の端だけだ! Go〜!!


[太田神社より西端尾花岬]


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