このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
[復元された開陽丸] | 50.画竜点睛を欠く 江差の町では復元された開陽丸が展示されていた。しかも併設「日本最古の海底遺跡」とあるではないか。 「5時で終了致します」 今回のドライブで唯一逃した魚というイメージが強い。「あそこで寄り道しなけりゃなぁ」後悔の念にとらわれつつも、涙をのんで引き下がる。いいさ、これで次に来る目的が出来た・・・ |
51.最南端 江差の町を発った私は、そのまま海沿いに南を目指す。南の端「白神岬」よ。 と、その前に会社に電話しておこう。 松前城は日本最北にして最後の和式本格城郭(現在は復元の建築物だけ)である。松前で藩屋敷や城跡を見学しつつ、乳白色の夕空を見上げる。やばい。また雨が降ってきた。夜の雨には気をつけねば。視界が極端に悪くなるのだから。 | [江差は御殿が建つほど鰊(ニシン)漁で栄え] |
52.Fよ!あれが函館の灯だ 午後6時過ぎ。 松前をでて20分。ここまで来れば2〜3時間で函館入りできるだろう。どうやら月曜日の仕事には間に合いそうだ〜。 白神岬の西に位置する福島町は、竜飛崎からのトンネルの口に当たる。雨風に立ち篭める靄を縫って、光の列が少し高いところを、ゆったりと曲がりながら走って行く。恰も天駆ける1匹の龍のような、青函トンネルへ向かう特急、その車窓。 「おお、函館の灯だ。帰ってきたぞ〜」 ( エピローグ へ) |
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