このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


新美南吉記念館

 

じゃじゃん!

新美南吉さんというお名前でピンと来た方もいらっしゃることと思います。
そうです!あの「ごん狐」の作者の記念館が、愛知県半田市の岩滑にあるんです。


[ 作者の新美南吉さん ]

ちょっと前の事になりますが、私は1冊の本を手にしました。その名も「ごん狐の謎」(たしかこんなタイトルだったと思う。既に部屋のどこかに埋もれてしまっていて、確認不能状態なので御容赦 (^^;)。
なんと我々が推薦図書や TV アニメで何度となく目にしたごん狐の話が、本当は南吉さんが書いたものでは無いという内容なのです。言わば鉄腕アトムの作者が実は手塚治虫じゃなかった!?(←そんなわきゃない)とか、水木しげるさんがゲゲゲの鬼太郎を書くより昔に「墓場キタロウ」が紙芝居で存在した(←これは本当)というたぐいの話...ではありませんでした。

当時南吉さんが発表した雑誌の編集者(発行人)の判断で、原稿の中より相当なボリュームが削除されていたのだそうです。この事自体の是非はあるとは思いますが、それでも作品自体の色は全く失われていないことと、おかげでより幼少からこの話に親しめると言う利点も得られたことは良かったと言えます。

大人になったいま、もう一度オリジナルの原稿とかつて遊んだ我々の知る「ごん狐」の世界に触れるのは悪くありませんよね。


[ 奥には遊歩道もあるようです ]

館内をちょっと見てみましょう

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