このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


04/30

「岬に焼き物、むつごろう」

04/30


「んん?」

地図を見ていたら気になるものが目に止まった。

「名護屋城?」

名古屋城ではなく?
そう言えば、ここは九州。愛知県ではない。多くの人がその発音から名古屋城を思い出されたのではなかろうか。
早速行ってみなくては。

そうそう、名古屋城と言えば、前から不思議に思っていたことがある。
「尾張名古屋は城で持つ」
って良く耳にするのだけど、城で持つって何?
どことなく英語を直訳したかのような響き。それともワシの聞き間違いなのかな...。


[名護屋城にて]


[名護屋城郭より岬]

かつて太閤秀吉が朝鮮侵略の際の九州側拠点として設けたのが、この名護屋城なのだそうだ。(近くには徳川家康陣跡とある。家康も出陣していたのか)
城跡の高台に上り、そこから波戸岬を見遣る。海の向うに島だ。

(この辺りも確か、初回ドライブデートコースの定番と伺った気がする)

社会見学か、学生の集団も訪れている。何だか賑やかだ。

っと!足元にカタツムリ発見。
さっそく地面にしゃがんで撮影開始。

数分後立ち上がり、周囲を見回してみたが人はいない。撮影の姿も、その後のきょときょとも、さぞかし挙動不振に映ることだろう。いいんだ、それでも。暫く花や虫を撮影しつつ、しばし休憩。

 


[カタツムリだ]


[いろは島]

「さて、次はどこへ行こう」
地図を見ていると伊万里という地名が。
「うん、伊万里にしよう」
古い伊万里の皿って古伊万里って言うんだっけ? その程度の知識しか持ってない。
「出発〜っ」
朱色をつかったカラフルかつ緻密な模様が脳裏に甦る。

と、その前に「 生活に不要なマメ知識 」。へぇぇ。

ずんずんと南へ下り、やがて現れた肥前町の展望台より「いろは島」を望む。48 の島々が浮かぶことから、そう呼ばれているらしい。対岸は長崎県だ。
できれば九州全県を走りたいが、今回はダブルブッキングのせいで酒田を経由する事になっちゃったので、スケジュール的に全県は難しだろう。福岡周辺だけにしておこう。残念だが諦めるしかあるまい...その時は、そう思っていた。


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