このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


05/02

「火の国・神話の国」

05/02


 

手元の地図によれば、

『周囲 120km の外輪山に囲まれた世界最大級の複式火山。中岳・高岳・根子岳・烏帽子岳の総称』

阿蘇山である。
中学の修学旅行以外で、私は九州を訪れた事がない。この旅が人生で二度目の九州訪問である。

その修学旅行では別府(地獄巡り&サファリパーク)→阿蘇(噴火口見学)→熊本(熊本城)→長崎(グラバー邸&平和公園)→福岡(太宰府)という行程であった。
晴天のもと、阿蘇山のエメラルドグリーンに輝く噴火口に、「毎日こんな色に見えるわけでもなかろうけぇ、こりゃラッキーじゃったのぅ」と感じた事を思い出される...が、今回火口は無しだ (^^;

遠巻きに阿蘇を眺めつつ、今回は国道 265 号を走る。


[熊本県阿蘇郡高森町らくだ山麓より]


[阿蘇山系の1つ根子岳]

見学用火口があるのはこの山ではない。
しかしこれほど火の国を印象付ける姿は他にない。根子岳である。あたかも火焔土器のデザインを見るかのよう。(でも火焔土器って新潟とかの出土だった気がする (^^;)

火の国とは肥の国、肥州(肥前,肥後)から来ているのだろう。
改めて地図を眺めていると、仙酔峡や牧場、温泉に山々と、好天なら一日ここらの草原で読書したり温泉入ったり夢想が止まらん。誰かどうにかしてくれんかの。

そのまま視線を変えれば、こんどは高岳だ。写真は逆光気味でちょっと失敗したが、でもいいや、載っけておこう。

まだまだじっと地図を見る。
すると豊肥本線(鉄道)のトンネルに面白い名前を見つけた。
「願成就トンネル」
名付けの経緯までは不明だが、何かの名所になってもおかしくない。はたして?


[同じく高岳]


[そして牛]

ともかくも、長閑な道が続くのだった。


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