このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


列島巡り〜 「四国へ行こう!」

まるですっと出雲大社へ到着したかに見えるが、実は間違って横手の教団本部みたいなところ(路地)に迷い込む。極めて和風の塀が続く道。

「意外に小さな門構えだな」

等と思っていると、『出雲教』という看板がでていた。そっかここは、1つの教団なのだ。

参考:
「出雲大社教は、愛の神、幸福の神、結びの神である大国主大神と私たちとを結び、私たちが明るい家庭、明るい社会を築くように 教え導くことを目的とする教団です」(出雲教の Web サイトより無断転載 (^^;)


[出雲大社銅鳥居から拝殿]


[じゃんっ!]

気を取り直し、再びぐるぐると走り出雲大社駐車場を発見。
鳥居を潜ると、本殿が現れる。先ほどのもの程ではないが大きな注連縄の下、時折人が飛び跳ねているような気がする。
「!」
本当に飛び跳ねていた。手にした小銭を投げあげて、注連縄にさくっと刺されば幸運がという事なのだろう。できるだけ運を手に入れるべく、バスケットボールさながらにジャンプを繰り返す。

そこに老若男女の差はなかった。みんなピョンピョン。

拝殿裏にかつての本殿を復元した絵や柱の場所が展示されていた。

天をつくような高さを誇ったという、古の出雲大社本殿。画像の右上が、復元想像図である。文献にもその高さが記されていたが、柱跡とかの調査が行われるまで眉唾(誇大)な表現だとされていた。先ほどの注連縄のように、本当に巨大な建物だったようだ。

ちなみに出雲大社で使われている注連縄は、他の神社(いわゆる一般)のものとは、巻いている方向が逆なのだそうである。


[本殿。往年の姿を再現]


[本殿への門。前のおじさんの足元に注目]

神殿の柱と言えば、左の画像を御覧頂きたい。手前に歩いてくるおじさんの足元、ピンク色になっている部分があるかと思う。少し分かり難いが、3つの円が束になっている。この3つの円を更に囲む大きさが、往時の柱の跡なのだ。で、でかい。知らぬうちに、ゴジラの足跡に入っちゃってたような感じだ。

かんなぎが青い袴をはためかし、白砂の境内を駆けて行く。

本殿脇に沢山の社が並ぶ。御存じのよに旧暦十月を神無月と呼ぶのは、その月に結び神である大国主大神のもとへ、全国の神様が集合し神議するため、出雲を除く地域では神様がいなくなる事に拠る。逆にここ出雲では十月を神在月と呼ばれる。
この沢山の社は全国から集まった神様のお宿なのである。

道が奥に続いてるなぁ。
ちょっと行ってみようか。


[末社十九社]


大社の奥へ

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