このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


【帝王切開考】
【帝王切開考】#1 トートツだと感じられるかも知れないが、今回の話題は帝王切開だ。 もちろん出産手法の帝王切開のことだが、何故に「帝王切開」などという名称なんだ? 英語では Caesarean Operation(若しくは Section)と言うようだ。 Caesar と言われ思い浮かぶのは、ジュリアス・シーザー(Julias Caesar)だろう。 どうやら Julius Caesar には母親からの開腹手術で生まれたとの伝説があるらしい。 それが帝王切開と言われるようになった所以だろうか。と、しかし待てよ。シーザーって 帝王だったか?いや、彼は帝王にはなっていない。ローマ帝国将軍だったはずだ。 辞書を見てみよう。 帝王切開:  (中世の俗説に惑われて、ラテン語 sectio caesarea の caesarea を「切る」の  意でなくカエサル(帝王)の意と誤解し、それを Kaiserschnitt[ドイツ語] と直訳  したもの)  母体の腹壁及び子宮壁を切開して胎児を取り出す手術。  現代では、胎児が自然に産道を通過して分娩されない時にも行う。 がぁ〜ん!! シーザーさん関係ないのだ。言い換えるなら「切開法(切開術)」だろうか。 意気消沈しつつも Caesar をひいてみると、称号としては皇帝/一般的には帝王や専制君主と。 帝王ってなんだ? 皇帝って何だ? 王とはどっちが偉いんだ。 ...う〜む、悩むところである。ここは発想を変えて。 コウテイペンギンはどう? [続く]

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