このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
【ふしだら考】
【ふしだら考】#1 「スナイパーK −非情のライセンス−」 まるで懐かしの映画のタイトルがスクリーンに浮かび上がる。 今回はここから出発だ。 K。完璧に依頼された仕事を遂行する天才狙撃手。彼には人間の情はないのか。 人の情に流されない、人間の情をもたない、それが非情。 ところで皆さんは非情の反対をご存知だろうか。 情けがあるから有情である。簡単でよろしい。 そうだろうか? 有るの反対は無い、無である。 有情の反対は無情でもあるのだ。 ところが非情と無情は辞書を紐解けば同様の説明がなされていても、明らかに使われ方が 異なる。試しに先の映画のタイトルを無情に置き換えてみればよい。 なんとなく人生や社会への諦観すら漂う。 非情は氷のような冷たさ、無情は諦念もしくは悪党の持つ情けの無さ。 「非情の男」と「無情の男」は同一たりえないのだ。 情けのあるなしであれば、有と無があればそれで事足りるではないか。 そこへ非というものを付け加え言葉に深みを出す。斯様に反対は一筋縄ではゆかん。 ここで問題だ。 (あ)だらしがない (い)つまらない (う)一般大衆 これらの言葉に共通するものは何だろう? [続く]
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