このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
【水前寺考】#1 異なる2つの動詞を重ねて、状況を伝える事がある。 例えば、 ・踏んだり蹴ったり ・伸るか反るか ・降って湧いた 踏んだり蹴ったりたは、「踏まれ」&「蹴られ」、加算的配置法だ。 また、伸るか反るかはと言えば、「伸る(のる)」or「反る」の選択的配置である。 これに対し、降って湧いたとは「降り」→「湧いた」への時系列配置だろう。 たしかに踏んだり蹴ったりに関しては、踏まれたり蹴られたりが正しいのでは?なる意見をよく 頂戴する。今回のそれは勿論否定するものでは無い。問題は他にあるのだ。 「降って湧いた」 降った後で湧くのだ。 我々の身の回りに、はたして降った後で湧いちゃうようなものがあるだろうか。寡聞にして私は 知らない。 一体誰が、何を見て、どのような気持ちで、初めてこの言葉を発したのか。 普段は全く気にもならない、それでいてちょっと変なこの言葉。 それが、今回の疑問である。 考察してみよう。 [ 続く ] |
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