このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
【すまぬ考】#1 肩をぶつけられても、つい謝罪。 本当に自分が悪いの?そうは感じていつつも、とにかく謝罪。 今日も Sorry、明日も謝々、とかく日本人はすぐ謝ると言われる。本当なのだろうか。 何ごともグローバル化が叫ばれる昨今である。諸外国とのコミュニケーションに弊害をもた らすやも知れぬ「すまぬ」について、そろそろ正面から向き合て良い時期だ。 (1)申し訳ありません 「高木ぃ〜、いま何時だと思ってるんだ〜....10分も遅れてるぞ!」 「申し訳ありません!」 さて謝罪に関しては「中級」レベルの台詞である。 申し訳がないとは、即ち「(貴方に)申し(=言う)訳(=理由)ありません」=貴方に話す ような理由はありません、という意味だ。これはどこから見てもそうとしか考えられない。 「申す」等と、あたかもへりくだるっているように聞こえるかもしれないが、まやかしである のは一目瞭然。はなから相手は君に理由すら説明する気はないのだ。態の良い「黙れ」である。 「高木ぃ〜、いま何時だと思ってるんだ〜....10分も遅れてるぞ!」 「ふん、お前の知ったこっちゃないんだよ」 ・・・なんて清々しいのだろう。面と向かってこんな台詞を吐ける日本人! 日本人の精神構造が理解できないと言われる所以である。私だって少し理解に苦しむ。 [ 続く ] |
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