このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


  【鼻ほじ考】
【鼻ほじ考】 #3 鼻毛が無いのは人類とゴリラなど一部の類人猿だけだという。何故我々だけが鼻毛を持 っているのだろう。他の動物と違うのはどこなのか? それは「手と器用に動かせる指」ではないか。 二足歩行をするのが人類だけだと言われるが、ゴリラやチンパンジーだって人類に負け ず劣らず手を器用に使える。「手や指」が犬や猫など一般の哺乳動物に比べて、際立っ た特色であるのは、今さら言を待つまでも無い。そこで考えてみる。 「人類が器用な指を発達させた理由は何なのか?」 手の発達は、一般には概ね以下のように考えられている。 { 二足歩行始める ==>前足が空く ==>前足を歩行以外に役立てる ==>手の誕生 } だが考えてみて欲しい。二足歩行を始めるため、歩くのに非常に便利な道具である前足 を、わざわざ持ち上げてまでして歩くだろうか。苦労と引き換えに得られるのは、生き 延びることの更なる困難だろう。もし君が、必死に無理して後ろ足だけで歩こうとして いる犬をみたら、「いやそんな無理せんと、普通に歩けよ」と思わないだろうか。 いつ敵がやってくるかも分からない状況で、人類は二足歩行の練習をしていたという説 明を、君たちは信じるというのだろうか。生命の危険を犯してまで、必死に練習したの だと。すくなくとも私には考えられない。 それでは、これはどうだろうか。 { 手の必要性 ==>前足をその代行とする ==>後ろ足だけでの歩行 ==>二足歩行 } まず前足を「手」として使う必要性があったと考えてみるのだ。                               [
続く
]

「不思議博士ふじゃび」のトップへ

トップへ戻る
ついでに感想なんぞを送ってみるもヨシッ!!

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください