このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


  【乾電池考】
【乾電池考】#2 「単車って言うだろ、バイクの事。  あれも変だな。単ってのが何の単なのか、まるで分からない。たとえば1人乗りだって  言うんなら、そりゃ単車になるだろうし、それならワシの車は複車だろ。だとしたら、  『秋の高原を彼女と単車でタンデムツーリング!』なんて矛盾もいいところだよ。だっ  て1人乗りだから単車なんだから・・・つまり1人乗りの単じゃないってワケだ。  他に考えられるとしたら?  エンジンは1つだが、それは他の車だって同じだ。わざわざ単車と銘打つひつようもあ  あるまい。  車輪は? いやいやそれも2つ付いてて単じゃない。  んじゃ単身赴任か...名付けた当時にそんな言葉があったとは思えないし、大体何の関連  性もない。  な? やっぱ単って変だろ?」 博士の話はここから飛んでゆきます。やはり当時から博士なのです。 「変だと言えば、こんな事も考えてたなぁ。  刺身って、なんで刺さないのに刺身なんだ?」 はぁ? 水族館の深海魚とか眺めながら、そんな事を考えてたんですか? 「食べ方にしたって、収穫にしたって、どこにも刺すなんてでてこない。なのに刺身なん  て変だろ? 切り身は切ってあるからこそ切り身なわけだし。  まぁそれを言ったら、寿司の上にのっているのは、刺身なのか切り身なのかって話題に  なるけんだけどな。あれでシャリに味でもついてなきゃ、『刺身のっけた御飯=ひとく  ち刺身定食』になってしまう。なるほど、だから『寿司はシャリが命』なんだと、得心  がいったね。うんうん」                               [
続く
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