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11.富士五湖<3>〜峡南<1>2003.08.30〜31

<30日>

▼富士急 河口湖駅(河口湖町)

先週の富士登山に引き続き、またまたやって来ました。先週とは違い、富士山は全く見えず、雲に覆われていた。やはり登山者がちらほらと見かけられた。今シーズン最後の登山者ですね。

▼山梨県立富士ビジターセンター(河口湖町)

富士スバルライン入口にある、富士山を訪れる人の為の情報センター。登山、歴史、芸術等、富士山を様々な角度から解説している。コノハナサクヤ姫が富士山の祭神だという事や、富士山初の登山者が聖徳太子だったという事を初めて知りました。

▼富士スバルライン(河口湖町→富士吉田市→鳴沢村)

標高800mにある料金所から標高2,400mもある五合目まで一気に駆け上がる全長30kmのワインディング。車では何度も来たところだが、バイクで走るのは今回が初めて。真横に雲を眺めながら走る不思議な空間です。四合目付近では天気が良ければ富士山頂上を眺める事ができる。

▼富士山五合目(富士吉田市)

これまた先週に引き続きやって来た。この日は、雲が多く、富士山が見えたり隠れたりを繰り返していた。8月も末ですが、まだまだ登山者も絶える事なく、今から登ろうという人がたくさんいた。また、ここには小御岳神社なる物があり、登山前の登山者が参拝に訪れる姿も見られる。実はこの五合目。太古の昔は小御岳火山という山の頂上部分であり、そこに更に新富士火山が誕生し、今の富士山になったとか。この事を知ったのは翌日の事でした。

▼鳴沢氷穴(鳴沢村)

864年に富士の長尾山が噴火した際に、流れ出た溶岩流によってできた氷穴。氷穴内は年中0度であり、夏でも決して溶ける事ない天然の氷のオブジェがある。

▼富岳風穴(鳴沢村)

氷穴の少し西にある風穴。同じく中の温度は常に0度。基本的には、氷穴と非常によく似てる。また、洞窟の上には青木ヶ原樹海が広がる。ちなみに写真は売店で売っている「とうもろこしソフト」。味はコーンスープの味です。なんか変な感じ。(^^;

▼精進湖北岸(上九一色村)

何度も来ている精進湖だが、いつも来ているのは南岸。今回は初めて北岸にまわってみた。曇っていた為、残念ながら景色はそれほどよくない。

▼上九の湯(上九一色村)

国道358号線(精進ブルーライン)横にある町営の温泉。なんと役場の敷地内にある。甲府市民は、町民価格300円で入れた。かなりおトク!!中は、非常に綺麗で休憩室もありかなりくつろげるムード。かなりお勧めですね。

▼精進湖キャンプ場(上九一色村)

いつも駐車場や空き地で寝ている関東ツーリングだが、初めてキャンプ場を使ってみた。本州のキャンプ場は、北海道のそれとは違い、レジャー施設として出来上がっている物なので、かなり高いんですね。その中でもここは比較的安かった様な気がします。(でも高いけど…)湖岸にテントを張るのですが、キャンプ場というよりはただの空き地という感じ。地面もゴツゴツだし、私的にはどうかな?と言った感じでした。
隣のテントでは、どこかの応援団がいたらしく夜、精進湖中に響き渡る様な大声で応援を披露していた。

<31日>

▼精進湖キャンプ場(上九一色村)

この日は、疲れていたのか遅めの目覚め。テントから出たら曇っている。残念…。少し遠目のトイレで洗顔。ゆっくりと用意して出発した。

▼富士山の笠雲(上九一色村)

国道139号線上からの景色。富士山に面白い形で雲がかかっていたので、思わずバイクを停めてデジカメを構えてみた。富士山は、場所、天候、季節により様々な姿を見せてくれますね。これが醍醐味の一つです。

▼なるさわ富士山博物館(鳴沢村)

道の駅なるさわの構内にある、富士山に関する博物館。800円と、ちと高いが豪華な設備で富士山を様々な角度から解説してくれる。博物館前には「溶岩樹形」がある。ちなみに溶岩樹形とは、溶岩が木を巻き込んで流れた際に、樹木を焼き尽くしてしまい、その跡が残った物です。

▼西湖蝙蝠穴(足和田村)

数ある富士山系洞穴の中で最大級の物。入口では、ヘルメットを貸し出してくれこれを装着して入洞する。完全に腰を屈めないと通れない所とかあり、サバイバルモード満点。最近では少なくなったが、実際に蝙蝠(こうもり)が棲息しているそうな。中は、氷穴・風穴とは違いそれほど寒くはないが涼しいことは涼しい。

▼本栖湖・五千円札撮影場所(下部町)

富士五湖5つ目の湖。これで富士五湖全てを廻った事になります。富士五湖の中でもこの本栖湖は五千円札裏側の富士山を撮影した場所として知られる。スポット的には、浩庵荘(写真右)の前。この日は残念ながら曇ってて富士山は見えませんでした。滅多に見れないからこそ価値があるのです。また来ます!!

▼道の駅しもべ・ホタルドーム・木喰庵(下部町)

22ヶ所目の道の駅。ここで2003年版スタンプ帳を入手。この道の駅では、ホタルドームなる物が併設してあり、蛍についての様々な事が紹介されている。蛍で有名な下部町ならではですね。また、木喰庵というそば屋さんもあり、食事もできる様になっている。昼食はここで頂きました。

▼常葉温泉・光泉閣(下部町)

下部温泉近くにある秘湯。冷泉が湧き出る温泉で、冷水と温水と2つの浴槽がある。入浴後、おばさんに、ぶどう、あんまん、トマトをご馳走になったが話が長かったのが唯一の難点。これも旅の醍醐味でしょうか。(^^;

▼身延山・奥之院思親閣(身延町)

日蓮が9年間暮したという、身延山です。ロープウェイを使用して到着する山頂には、奥之院思親閣があり、日蓮がこの山に登り、遥か故郷の親を偲んでいたのが名前の由来だそうです。ここには日蓮が自ら植えたという杉の木や、展望台がある。

▼身延山・久遠寺(身延町)

本来は、ロープウェイに乗る前にこちらから行くべきだったでしょう。時間の関係で後から来ました。本来は、この300段以上もある階段を上って参拝すべきなのでしょうが、バイクで上り、裏から入らせて頂きました。(^^;立派な本堂がそびえます。

▼道の駅とよとみ(豊富村)

23ヶ所目の道の駅。仕事で何度も通った事がある道の駅ですが、立ち寄ったのは初めて。ここでは地元のおじさんに話し掛けられましたが、あまり相手にしたくない感じでした。(ごめんなさい)「何cc?」と話し掛けてくるおじさんはよくいますが、相手にしたくない方と、楽しく話せる方といますね。この違いは何でしょうか?(^^;

▼碇温泉・碇寿司(甲府市)

自宅近くにある、なんとお寿司屋さんが掘り当てた温泉!前から気になってたのですがこの機会に行ってみました。温泉は趣がありましたが、少し手入れが行き届いてない所が残念。でも湯上りに頂いた寿司は最高でした!!入浴前に運よく掘りあえた本人さんとお話ができた。現在では体の調子がよくないそうですが、この方の作り上げてきたこの温泉は貴重ですね。

昨年から始めた関東ツーリングも9回目。今回もまた地元山梨県を廻った。通い詰めた富士五湖地区も終わり、遂に峡南地区に突入。富士五湖極めたり!という感じでしょうか?次回からは南アルプスを中心とした山岳地帯に突入です。さぁ、また歩きまくりかな?(^^;

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