番外編．富士登山2003.08.23〜24

バイクで行った訳ではないので、ツーリングではありませんが、せっかく富士登山に行って来ましたので、ここに感動を残したく番外編として保存する事にしました。

＜23日＞

▼9:23富士急 河口湖駅（河口湖町）

遂にこの日がやって来ました。関西人の私にとっては正に夢の様な「富士登山」！まさか自分が登る事になるとは思いませんでした。山梨県を制覇するにはやはり欠かせませんよね。
写真は、河口湖駅から。荒天続きだった今年の中では珍しく快晴。正に富士登山日和。駅前の平井売店さん曰く、今年最初で最後の登山日和だとか。最高の天気に恵まれました。

▼11:35、13:40富士山五合目（富士吉田市）

MOVEで五合目まで移動。さすが登山シーズン。凄い人だった。五合目駐車場が満車だった為、止むを得ず路肩駐車場に停めて少し歩いた。
五合目の山小屋でカツカレーを食べた後、皆で記念写真を撮り登山開始。さぁ、拷問のスタートです。（＾＾；

▼13:58五合目〜六合目

六合目までは、割と平坦な道が続く。まだスタートしてすぐとは言え、ここでもかなり標高が高い。眼下に広大な景色が広がる。

▼16:19、16:48、17:02六合目〜七合目

登山道には長蛇の列が続く。ますます高度が上がって来た。遥か前方には山中湖を臨む。この辺から、そろそろ疲労が見えてきた。しんどいが、ひたすら登るべし！！

▼17：57影富士

滅多に見る人ができない「影富士」を見る事ができた。太陽の光を浴びた富士山が作る影です。日本一大きな影かも知れませんね。なかなか感動です。

▼18:10、18:18七合目〜八合目

かなり長く感じました。歩いても歩いても辿り着かない八合目。疲れもピークに達してきた。日が落ちて来て、空も茜色に染まって来ました。

▼18:25、18:36白雲荘

遂に到着。八合目にして今夜の宿、「白雲荘」。ほんとに長かったです。話には聞いていましたが、山小屋は、ぎゅうぎゅう詰めで寝れたものじゃありません。この辺から、頭痛がひどくなり少しピンチでした。おそらく高山病でしょう。しかし、なんとか我慢です。あ〜辛い〜。

▼19:45富士吉田の夜景

夕食のカレーを食べた後、山小屋の外から下界を見ると、富士吉田市の夜景が一望できました。最近、函館の夜景を見たところでしたので、夜景自体はいまいちでした。が、上からこれだけ見えるとは、かなり良い天気だったという事ですね。

＜24日＞

▼0:55八合目〜山頂

一番辛い時間です。睡眠不足に加え高山病。寒さに加え、大渋滞。いつ倒れてもおかしくない状況でした。何も考えずにただ登るだけです。

▼4:00山頂到着

遂に、念願の山頂到着です！！長かった〜。御来光の時間までは山小屋で一服です。カップラーメンで暖まりました。

▼5:09、5:14、5:16山頂の御来光

念願の御来光です。今まで色々な所を見てきているせいか、滅多に感動しない私ですが、感動してしまいました！ここまでの苦労が報われた瞬間だからでしょうか？下には雲海、上にも雲があり、その間から朝日が昇って来たため上下の雲を赤く染めた。下界では絶対に見れない景色ですね。

▼5:52、6:11お鉢巡り−雲海・噴火口−

頂上の噴火口を一周する事をお鉢巡りという。今回は、時計回りで廻ってみた。山頂と言っても、かなり広く一周するのにもかなりの一苦労です。強風や、上り坂もありここからが一つの登山みたいな感じですね。ただし、ここから眺める雲海や、中央にある巨大な噴火口はやはり最高峰ならではの景観です。登頂した人こそが体感できる異世界です。

▼6:15、6:47お鉢巡り−剣が峰−

お鉢巡り最大のイベントです。ここが本当の日本最高峰3776mです。日本最高峰の碑の前で皆で記念写真を撮りました。これを以って富士山制覇なり！！あれ？１人いない？（＾＾；

▼8:09、9:38下山

少し休憩の後、下山開始。砂走りという下山専用の下山道をひたすら下る。よくこんな所登って来たよなぁ〜。とか思いつつ、ぐんぐんと高度が下がる。下山の途中においても、眼下に広大な景色が広がる。

▼10:57下山道・六合目付近

ゴール間近での休憩。ここまで来たらあと少し！

▼11:39五合目ゴール直前

ゴールまで、あと数分という地点です。長かった登山も間もなくゴールを迎えようとしています。

▼11:43五合目ゴールの瞬間

11:43。遂にゴールです。あまりにも辛い登山だった為か、少し感動です。

▼13:07、13:21五合目

昼食後、富士山をバックに皆で記念写真。あの頂上から降りてきたとはとても信じられません。そして、富士山は今日も登山者を迎えます。

一生に一度は登ってみたいと思っていた富士山。遂にそれを実現しました。やはり実行あるのみ！考えているだけでは何も進みませんね。予想以上に苦しかった富士登山ですが、終わってみれば良い経験だったと心から思います。最高の登山日和に恵まれて、最高の景色を堪能できました。これからも、どんどんと色んな事に挑戦して、色んな所を自分の目に焼き付けたいと思います。

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