このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

渡良瀬渓谷鉄道の旅
(山と渓谷のディーゼル紀行)



某月某日 春 天候:晴れ


 渡良瀬渓谷鉄道は渡良瀬渓谷沿いに桐生から間藤までの44.1kmを結ぶ鉄道で春には『新緑』秋には『紅葉』を見に多くの人が訪れる。

 渡良瀬渓谷鉄道へのアクセスは2通りあって1つはJRで高崎まで行き両毛線に乗り換え桐生で渡良

瀬渓谷鉄道に乗り換える。  季節によって(春〜秋)は高崎からの直通列車や桐生からトロッコ列車も

出ている。 今回はもう1つのアクセス方法でもある東武鉄道を利用する。 AM7:45東武浅草駅に到着

ホームにはクサビ形をした赤い車体の200系 電車特急『りょうもう』号が出発を待っている。  朝早いこ

ともあり売店で駅弁とお茶を買い込み自分の座席に付く。『りょうもう』は浅草を出ると車輪を軋ませ隅

田川を渡り北千住へ向かう。  北千住に停車した後は館林・足利市・薮塚・新桐生・相老・赤城<の順に停車して行くがどうやらこの電車は

新幹線ではちょっと不便な都市に行くビジネスマンの足としても利用されているようだ。  約2時間程電車に揺られ弁当も食べたしちょっと

一寢した頃AM9:43渡良瀬渓谷鉄道との乗り換え駅相老に到着。  ホームに降り立ったのはおいらと初老夫婦の3人だけ・・・・・。 がー

ん!渡良瀬渓谷鉄道の時刻表を見たら何と東武と渡良瀬では連絡していなく次に来る列車がAM10:50発・・・1時間も何をしてればい

いのだ!  仕方がないので一度改札を出て待合室で待つ事にしたがヒマ、とにかくヒマで人は来ないし何もない。  駅員さんが改札に立つと

同時に改札開始で誇線橋を渡りホームへ。 列車はあずき色をしたディーゼルカーが1両ないし2両編成のレールバス。 もちろんワンマン

運転で乗車の際は後ろから乗って前から降りる。 地方のバスとまったく同じで整理券もちゃんとあるので忘れずに!

 『新緑』や『紅葉』の頃には一日乗車券(1500円)も発売されているのでこちらをどうぞ(桐生−間藤間を往復するだけ

で620円もお・ト・ク!)  さて列車は大間々までは結構住宅街を走っていて大間々駅を過ぎたとたんに渓谷沿いに山の

中に入って行き山と緑(紅葉)と渓谷美を満喫する事が出来る。ちなみに車で来ると道路は渓谷沿いに余り走っていない

のでこの渓谷美は鉄道だけの特権!!!列車の一番前でカブリツキ状態で乗っているおいらはとりあえず終点の間藤

まで行き戻りながら気に入った駅で降りて散策することにした。途中神戸(ごうど)までは右側に沢入(そうり)からは左側に渓流が見える。

12:14終点間藤に到着。(ちなみにトロッコ列車等は一つ手前の足尾まで しか行かないので要注意!)この間藤駅は「ある物が見れるか

もしれない」
と 言う事で有名で運が良ければホームと反対側の山の中腹辺りで「カモシカ」が 見れるのだ。駅のトイレのタイルにも「カモシカ」

が書かれている。 あと駅舎の中では有料で陶芸をやる事が出来る。焼きあがった物は宅急便で 貰えると言う事です。間藤駅では他にこれと

言って見る所がないので今乗って来た列車で引き帰す事にした。



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