このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
12月上旬 | 乙11号のイチョウ伐採の連絡を東京都建設局公園緑地部霊園課より受けて現場へ | |
1月22日 | 公園緑地部霊園課長を交えて霊園事務所2階にて会議 | 線路沿いの樹木伐採は乱暴であるとの確認を得る。さらに乙12号乙のシイノキも年度内に伐採が決定していることを知らされる。 |
2月20日 | 公園緑地部霊園課長を交えて谷中コミュニティーセンターにて会議 | 乙12号乙のシイノキは、伐採から剪定に変更決定。職員にしても伐採は避けたいという考えがあるとのこと。ただし、予算に縛られることもあって待てないということも過去にあったのだという。イチョウに関しては変更されず。 議論:利用者とは誰か。墓参者か?都民か?近隣住民か?・・・苦情の殆どは墓参者からであるという。 参拝者にしてみれば樹木など邪魔の対象でしかないのか?・・・毎日見ている人の意見も大事ではないか? 返還された墓地跡地、無縁墓地となって整理された空き地は全体の9.5%。 公園と霊園の共存化を考えていかなければならない。 |
2月27日 | 有志による会議 | 行政の代表者との会議に備えての意見調整。前回会議の反省を含む。(墓地脇喫茶店にて) |
3月14日 | 有志による会議 | 伐採予定の乙11号のイチョウに対する会議。(谷中霊園にて) |
3月14日 | 乙11号のイチョウに、「3月25日以降に伐採します」の看板がつけられる。 | これに対し、有志による
「切らないで」看板
も掲示される。看板にメッセージを書き込むスペースを設けたのは、皆様のご意見をお書き込みいただきたいためです。 看板は25日早朝に撤去予定。 |
3月26日 | 乙11号のイチョウに隣接する、墓地改修工事が始まる。 | 24日の夜、「切らないで」看板撤去。 予定の25日を過ぎてもイチョウそのものは未だ切られていない。 |
3月28日 | 乙11号のイチョウに伐採のための櫓が組まれる。 | すでに、隣接する墓石に防護屋根が取り付けられており、作業をしている方によれば、(伐採は)明日中に終わるかどうか、とのこと。廃材は現場で交渉すると戴けるかも知れません。 |
3月29日 | 乙11号のイチョウ伐採雨天の為延期。 | 昨日櫓が組まれた乙11号のイチョウは、本日、伐採を開始する予定でしたが、あいにくの天候のため、1日(月)に延期となったと都より連絡がありました。 |
3月30日 | 乙11号、伐採予定のイチョウに隣接したムクノキの枝が切りはらわれる。 | 伐採予定のなかった本日、イチョウに隣接したムクノキの枝が切りはらわれていました。今回は、たまたま、目撃しましたが、剪定の対象になっていないはずの樹の枝が、このようにいつの間にか切られているという事に疑問を抱きます。 |
4月1日 | 乙11号のイチョウ伐採始まる。 | イチョウの樹は下の枝から切られ始めました。伐採作業は、来週までかかるとの事。 |
4月2日 | 乙11号のイチョウ伐採作業休止。 | 2日〜4日まで、日程の都合上作業休止。5日から再開とのこと。廃材を利用したい方は5日に。 |
4月12日 | 乙11号のイチョウ伐採作業進む一。 | 本日、全ての枝が切り落とされる。 |
4月13日 | 乙11号のイチョウ伐採作業進む二。 | 本体上部より、切断された部位が墓石をめがけて落下。 |
4月14日 | 乙11号のイチョウ伐採作業進む三。 | 午後5時25分、伐採終了。 乙11号の道路際に、切り株を設置。あたかも、イチョウをしのぶモニュメントのよう。 |
4月15日 | 抜根作業。 | イチョウの根、周囲の土を掘り起こす。 |
4月17日 | 抜根作業継続中。 | シャベルカーにて、掘り起こし作業が続けられている。 |
4月20日 | 抜根作業終了。 | 乙11号のイチョウの作業は全て終了。 根を全て取除くことはせず、地面より30cm下まで削り取っただけで、大きな根は地中に残る形となりました。 |
4月24日 | 公園緑地部霊園課長を交えて霊園事務所2階にて会議。 | 午後、伐採されたイチョウに対する祭礼が行なわれた。 その後に行なわれた会議の議題は以下の通り。 |
館長私見 | |
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疑問点 | ・討論中聞かれた、「支障木を守るため、それによって影響のある墓所の方を移動する」というアイデアは、具体性に欠けているのではないか? ・返却墓地跡の空き地はどう利用すべきか? ・(2002年の早春に行なわれていた)フェンスの修復工事の必要性、また、支障木伐採費用などを含めた、役所側の予算明細を確認に出来ないものなのか? ・伐採を考え直すだけでなく、移植などの樹木を減らさない方策、植樹による増やす方策を、予算を含めて、検討できないものか? |
提案 | ・こういった議論を進めていくためには、樹木のことについてだけでなく、広く生態系をも考慮出来る現場経験の豊富な人材が必要である。 ・台帳作成を都側で行うべきである。 ・町会等を含め、地域の人びとにきちんと伝えていく必要がある。 ・乙11号のイチョウは高さ2〜4mのところで伐採という方法もあるだろう。 ・伐採箇所に子孫の苗木を植えるなど、植林によって杜を守る必要がある。しかし樹木種の検討も必要。 ・(支障木伐採の話題からは若干外れるが)除草剤に関しては、その害が明らかであるので、厳しく取り締まっていただきたい。墓地内を散歩するペットへの悪い影響がでており、今後参詣者や、近隣住人への被害も予測できる。 |
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