このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

*新幹線開業前の信越線*

信越線

1、横川軽井沢間

 この区間についてはあまりにも有名だが、廃止されてからもう結構年数も経っているので、見たことのない人のために簡単に説明しておく。

 旧国鉄線内では66.7パミールという最も急勾配であったのがこの区間、昔はアプト式だったらしいがこの区間専用のEF63が登場してからは粘着式(通常のレールと車輪で走行すること)になった。とはいえ全列車に補機EF63重連が坂下側(横川寄り)についたため鉄道ファンにはおもしろいところだったが、鉄道を経営する側にとっては重荷意外の何物でもなかったに違いない。電車特急でも横川・軽井沢の2駅で補機連結・解放のためにそれぞれ5分以上の停車時間があり、20数両いた専用機EF63の保守整備、最高速度50km/h(55か45だったかもしれない)のスピード制限といった特殊な条件が重なる。したがって長野新幹線開業時にこの区間は営業廃止になり軽井沢−篠ノ井は地方鉄道に分譲、高崎−横川は普通列車専用線ということになった。

 最近では群馬県内の新聞などで動態保存的復活があるかもという記事をときどき目にするが、私個人の考えでは運営する上でかなり難しいと思う。とはいえ鉄道遺産と言えるものであることは確かだ。

 なお旧横川機関区は現在博物館になっていてEF63はもちろん全国各所から色々な車両を集めて静態保存してある。

 

169系・189系・489系の各形式はEF63と協調運転できる性能を有していたので、

10両編成以上が通行可能だった。それ以外の形式は最大8両編成までと決められていた。

2、川中島

 川中島っていうと武田信玄と上杉謙信の合戦場ですが・・・。それは鉄ちゃんには関係なくて、ただ単に撮影に向いていた鉄橋があったので載せます。ここは篠ノ井線と信越線が合流している区間なので両方の特急と機関車が観れた。EF62とEF64が両方見れる所って案外少なかったんですよね。長野以北はEF62が運用されていて新潟か長岡まで顔を出していたと記憶している。

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