このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
ふと流氷が見たくなった。釧路行きの飛行機に乗る。関東地方は雲がかかっていたが、関東地方を離れたとたんに雲ひとつない快晴となった。本州を抜け海に出る。やがて北海道の大地が見えてきた。空から見る襟裳岬はまた格別である。
釧路空港へ着陸。レンタカーを借り、網走へ急ぐ。なぜ、女満別空港へ行かなかったか・・・。それには2つ理由がある。まずは流氷の接岸する可能性が高い日を割り出していたところ、女満別行きの便が満席になってしまったこと。そして、釧路でのもうひとつの目的があったことである。
幸い道路に雪はなく、快適なドライブとなった。念のために4WDの軽自動車を借りていたが、軽自動車でも快調に走ることができた。
そして、とうとうオホーツクに面した町、浜小清水に到着。
はやる心を抑えながら、早速海が見える展望台に登る。
流氷だ!!ところどころ海面が見えているがそれがまた、
ここが海だということがわかる。遠くには知床の山が見えている。
最高の景色。
流氷を見ながらのドライブもまた格別である。
釧路への帰り道きれいな夕日に出会った。
日が落ちてからは凍結した道路を注意しながら運転し、
何とか無事に釧路へ帰ってきた。
(1日目)
(2日目)
釧路市内のホテルに泊まる。外は寒いのだろうが、ホテルの中は暑いぐらい。結局窓を開けっ放しで
眠る。(笑)
今日もよい天気だ。釧路駅まで歩き、快速「しれとこ」に乗車。
いつもは1両だけで運転されているこの列車もこの日はたま
たま団体の乗車が途中からあるということで、3両編成で、
運転されていた。 今日の目的はSLの撮影と全面結氷した
湖の上で横たわること。(笑)
塘路駅に到着。まずは駅の喫茶店でコーヒーを飲んだあと、
さっそく全面結氷した塘路湖に向かう。
穴釣りの後もあったがすでにまた
凍っていた。
ここでしばらく氷の上の世界を堪能
したあと、SLの撮影に向かう。
塘路湖と国道をはさんで隣接する
サルルン沼の湖上を横切り線路脇へ出る。
SLの撮影後、塘路湖とサルルン沼が一望できる山へ登った。さすがに北海道。ちょっとした雪山
登山の気分が味わえる。30分ほど登ると「三角点」と呼ばれる頂上へ立った。その瞬間息をのんだ。
この景色は実は私がこの旅に来る前に、あるHPからダウンロード
して使っていた、PCの壁紙の景色。知ってはいたがその景色が
実際に目の前に広がる感動は言葉では表せない。
向こう側の白い部分が塘路湖。手前の白い部分がサルルン沼。
夕暮れ時まで塘路にいた。塘路から釧路よりへ歩いていくと、
釧路川が見渡せる場所がある。
かすかに水の流れる音とときおりする鳥の鳴き声以外は何も
ない静寂の世界。
そして、すっかり陽も落ちた塘路駅を
私はあとにした。
こうして私のつかの間の北海道の
旅は終わった。
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