このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

肥薩線嘉例川駅(鹿児島県)

肥薩線は現在の海沿いの線ができるまでは「鹿児島本線」であった。したがって肥薩線の駅はどこもそうだが、かつての幹線にふさわしい重厚な作りの駅が多い。ここ嘉例川もちょうど今年で100周年を迎える由緒ある駅だった。

明治時代そのままの駅舎。「100周年」の横断幕
があった。

駅の待合室にある木のベンチ。かつて有人だったころは窓越しに駅員さんと乗客の会話があったのだろう。

いったいどれだけの人がこの駅を利用したの
だろうか。

吉松方面から列車がやって来た。高校生がひとり降りた。この高校生にとってはこの駅も日常のあたり前のひとこま。

このまま反対側を振り返るとSLが停車しているような・・・。そんな気がした。

待合室の時計は1時間近く遅れていた。でも、
ここではそれでよい気がした。ゆっくり流れる
時間のままで。

次の列車がやってきた。隼人方面から来たこの列車からは2人の人が降りた。

西日に向かって列車は出発した。次は
霧島西口。

帰りがけ。近くの人だろうか、子供を遊ばせに来ていた。駅前広場はよい遊び場だ。

九州2002年3日目に戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください