このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

2001年8月22日(やっと韓国入国)


 ここから、ようやく本来の目的地の大韓民國にはいることができた。青春18きっぷを使ったおかげで、大変リーズナブルに渡韓できた。まずは、日韓共同きっぷで指定されている韓国国鉄の誇る特急「セマウル号」に乗り込むべく、フェリーターミナルから歩いて5分くらいの地下鉄「中央洞」(”ちゅんあんどん”と読む)駅に向かう。ここから國鉄の釜山驛まで地下鉄でひと駅、1分30秒くらい。地上に出ると、そこは一大ターミナル、釜山驛だった。

 このセマウル号、普通車とはいえ、日本のようにけちけちしていない。そう、大陸的な面構えと、車内はグリーン車並みの余裕のつくり。普通車でも足掛けと、車内誌まで備えてある。さらに、車内放送は現地語はあたりまえだが、英語、日本語、中国語と4ケ国もの言葉が放送される。ホントに快適に首都ソウルまで過ごすことができた。

 


東京駅にそっくりなソウル駅



 今回のソウルでの目的地、ソウルの秋葉原、竜山(読みは”よんさん”)というところに足を運ぶ。ソウル駅から国電でふた駅。あっという間だ。

 ここは電気街。家庭電化製品、ゲームソフト、コンピューターなどなど、まぁ秋葉原を思い浮かべれば近いような風景。ただ、秋葉原と異なるのは、電気街全体の広さ(面積)は、秋葉原をはるかにしのいでいる。かなり歩いても、電気街から外れない。この街は3度目の訪問だが、いまだに電気街全体が把握できていない・・・

 


電気屋の雰囲気 ソウルの竜山(ヨンサン)



 面白いのは、以前(3年くらい前)は、日本のアイドルの海賊版がたくさん売られていたが、今年(2001年夏)は、ほとんど見かけなかった。ただ、ゲームソフト屋さんは、日本と勘違いしてしまう雰囲気がある。ゲームCDの1/3くらいは、日本のオビがついたままの日本語のソフトだったりする。店頭デモでも、日本語のソフトが流れている・・・こんな街を流しつつ、ハングルのキーボードを買ってしまった。11000ウォン、日本円で1100円くらい。まぁまぁの値段だった。また、工具屋さんで、家庭用カセットガスボンベにセットして使うバーナーが3000ウォン(約300円)で見つけたので、思わず10個も購入。(ちょっと小遣い稼ぎにつかえそうだ)キーボードとともに、えらい荷物になってしまった・・・まだ、旅は序盤だというのに。

 ソウル駅にもどり、近くの南大門市場と、東大門市場をひやかし(これらの市場では何も買わなかった)、いい時間になったので、ソウル駅の地下にあるサウナでひとっ風呂!ぷはぁ〜〜〜、気持ちいいぃ。でもココ、日本円で800円くらいだったような気がした。前にはいったときはこんな高くなかったぞ。そーいやぁ、地下鉄も韓国に行くたびに値段が上がっているような気がする。

 ここから、正直、どこ行くか決めていなかった。とにかく、いいかげんな旅行なのである。田舎町にいきたいなぁ、というわけで、夜行の「ムグンファ号(セマウル号のひとつ各下の列車)」で麗水(”よす”と読むんだそうだ)に向かう。あぁ、充実した一日だった・・・

 

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