このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

1999年 春 最北端をめざして・・・ 4


4月30日 晴れ
苫小牧===>和寒(わっさむ)


 午前5時15分 苫小牧着岸  朝6時 北海道上陸!!

 朝の空気は、ホントすがすがしい。春とはいえ、まだまだ4月。空気は冷え込んでいる。オートバイで走る人たちの格好をみると、ゴールデンウィークの北海道をナメているような連中も見受けられた。場所によっては、7月8月でも暖房するときもあるのに、すごい薄着でいるのである。そういう私も、初めての北海道オートバイツーリングのときは、8月なのにブッたまげるほど寒かったことを思い出した。

 さぁ、北を目指して出発だ!追い風に乗り順調。ところが、岩見沢で後輪の空気圧が減少してきた!

 パンク!!!ちょうど朝飯の時間だったので、まずはコンビニで朝食をとり修理にかかる。だが穴が小さいため、なかなかパンク箇所の特定できなかった。たまたま道路向かいにあったGSでバケツと水を借りてようやく修理。しかし、エア充填の際に、バルブの先端を欠けてしまった。走行には支障ないが、気になる。食事共々約1時間の時間を使ってしまった。その後、追い風により実に順調。途中、自転車屋を発見したので、相談したところ、快くバルブをくれた。ありがとう。

 この先、日本で一番長い直線道路を通過した。道端の看板にはそのように書いてあるのだが、アップダウンと、交通量の多さから、あんまり気持ちのいいものではなかった。さすがに幹線国道である。大型のトラックなどがびゅんびゅんわきを通過していく。北の大地の雰囲気は、ほとんど感じられなかった。そういえば、途中、怪しい看板をみつけた。ラブホの宣伝看板なのだが、交通事故をイメージしているようだ。乗用車とバイクの・・・これを考えた人の頭は、どのような構造しているのだろうか??おもしろかったので、写真に収めてしまった・・・


感動の迷作  HOTEL元気

 追い風ということもあり、信じられないほど早く旭川に着いてしまった。本当は2日くらいかかるかと思っていた街なのである。せっかくの旭川なので、有名なラーメン屋の蜂屋とかいうラーメン屋で夕食。んーなかなかだ!うまいっ!

 旭川から、風向きが変わったのか、疲れたのか、大きくペースダウン。辛かった。特に塩狩峠はきいた。そして寒かった。気温6度。(昼間は18度位だったのに・・・)

 今夜の目的地、和寒(わっさむ)町のオートショップサイトウというバイク屋まで、もう少し。ここは以前、通勤スクーター、リード90で宗谷を目指していたとき、エンジンが焼き着いたとき修理してもらったオートバイ屋だ。ライダーハウスを併設しているオートバイ屋で、ここのオヤジ(社長)は実に「いいひと」なのである。
 夜に到着したとき、社長は結構酔っていた。私が来たもので、ビールがなくなってしまい、町の中心地まで私のママチャリで追加買出しを頼まれてしまった。ココの事務所に、地元の警察官、取引先の人がいれかわりたちかわり訪れ、本当に楽しく、そしてためになる話をきけたものである。オススメのライダーハウスだ。

  
雪の残る旭川                    つらかった塩狩峠(ここから和寒)

 

走行距離211.05km。1日の走行距離新記録達成!!

累計230.0km


 

ホームページに戻る    前のページに戻る    次のページに進む

 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください