このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

北の大地に向かって  2000年の春・・・(3日目)

 


2000年5月1日 晴れ のち すごい雷雨 その後 晴れ
仙台(宮城県)===>北上(岩手県)

 

 仙台のホテルを朝6時ころ出発。朝食を吉野家朝定食で済ませ、北の向かってゆっくりと走り出した。

 天気は晴れ。きれいなホテルで昨日までの疲れも残っていない(と思う)。仙台市郊外のトンネルは自動車専用であったので、ちゃりは階段を押してトンネル脇にある階段を登る。歩道くらいつくれよっ!東北道の泉インターを超えると、ママチャリにはきつい登り。かなりきつい。大衡町付近走行中、職場に順調と電話報告。考えてみれば、携帯電話とはすごいものだと感心してしまった。こんなツーリング中でも、走りながら連絡取り合えるなんて・・・もっとも、営業の人は四六時中会社から逃げられないのだろうが・・・

 このあたりから葉桜であるが咲いている。三本木町の道の駅でしばし休憩。CD90で棚田を巡っているおじさんと少しお話をする。日本の道は完全に車優先だ。制度上では徒歩>自転車>自動車の力関係だが国道4号線を走るとホント自動車のための道路だ。狭い上に大型トラックの多いこと。恐怖を感じるほどだ。すぐ脇を、あの大きな車体が轟音と共に通過していく。ばかやろー、でも、恐ろしい・・・

 途中の道の駅で休憩しようと信号で停車したとき、立ちゴケしてしまった。疲れがたまっているようだ・・・一関では国道添いのマクドナルドで休む。平日ハンバーガー、チーズバーガ半額は安い!おなかを膨らまし出発。金色堂のある平泉の中尊寺脇を観光バスよ横目に見ながら通過した。ホントは、寄ってみたかったが、別の機会にしよう・・・

 午後2時過ぎ頃から雲行きが怪しくなってきた。水沢市でついに降りだす。雷とすごい雨。自動車ディーラーの軒下で雨宿り。連休中なので休みらしい。30分後雨はやんだ。

 歩道は砂利や砂があったり凸凹があったりして抵抗が大きい。また、岩手県に入ると車道もコンクリート舗装でアスファルト舗装より抵抗が大きい。以前より厳しい走行となる。北上の次の駅、村崎野駅を偵察。こりゃいい寝床だ。近所の安売りスーパーで酒、食料、つまみを買い、夜に備える。もやし8円。安い!LEEの20倍の辛さが200円を切っていた。ちゃりでの旅行途中でなければいくつも買ったのに・・・(個人的に、LEE20倍が大好きなのである)

 北上の隣の村崎野駅、この駅の待合室で一夜を明かそう!終電後、シュラフにくるまった。

走行距離145.3km。累計503.9km

 

 しか〜し、夜中の3時40分ころ「こんばんはー」の声。なんぢゃ〜いまころ〜。うつろな目の前に、黒い手帳。警察手帳・・・?岩手県警の機動捜査隊員だった。当然のように職務質問。気持ち良く寝ていたところ起こしやがって。くそったれ!いろいろ調べれらあげく、無罪放免。この際、ついでに道路情報を隊員から入手。その後、夢の続きをみた。

 

 4号線基点から400km      岩手県に突入!      今夜の宿は村崎野駅だ

 

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