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★M・T・K鉄道部門まごころツアー①
※M・T・K=模型友の会
福岡大学附属大濠高校 模型友の会 2年16組45番 吉牟田 智
1.豊後森駅 特急“ゆふいんの森1号”
三島公園での「C11 270号機」に出会った後、JR豊後森駅に向かっている時、私はふと下記の時刻表が頭の中に浮かび上がりました。
「もしかして、ゆふいんの森1号が来るのではないか」
柳川に頼んですぐに2号車に乗っている衞藤に無線で連絡をしてもらいました。やっぱり思った通りでした。早速、JR豊後森駅の東側(機関庫跡)に行きカメラを構えに行きました。
11:25頃、ポワワ〜ンという「ゆふいんの森1号」の軽やかな汽笛が玖珠の盆地一面に響きわたりました。
「よし、来たぞ!!」
フォレストグリーンの塗装にゴールドのアクセントのおしゃれな車体が特徴の「高原のリゾートエクスプレスゆふいんの森1号」が私達の前に姿を現しました。1分ほど豊後森駅に停車し、観光地の湯布院,別府へと走っていきました。力強いモーター音とともに・・・。
4号車の乗客の方が、私達に手を振ってくれました。やっぱりハイデッカー車両の“ゆふいんの森1世”は、本当にキハ65系から改造されたのだろうかと疑ってしまうくらい見ごたえのある列車でした。
2.豊後森〜恵良間 特急“ゆふいんの森2号”
今度は、衞藤のほうから連絡が入り、
「あと2分ほどしたら、ゆふいんの森2号が来ますよ」
車を踏切のそばに止め、すぐに車から飛び降りカメラを構えに行きました。
「さあ、来たぞ!!」
ところが・・・。写真を撮ろうと思ったら障害があり足場が悪かったため間に合わず、パ〜ンという汽笛、激しいモーター音とともに「ゆふいんの森2号」は私達の目の前を一瞬のうちにして過ぎ去って行きました。
しかし、あの迫力ある「ゆふいんの森2号」には感銘を受けたので写真が撮れなかったことに対しては後悔していません。
ここで述べさせていただきます。あの日の「ゆふいんの森2号」は、1分ほど遅れていたので電車並みのものすごい速度で通過していったのだろうと思っています。
また、通常は4両編成なのにあの日はなぜか3両編成でした。私には、昔の“オランダ村特急” というイメージが浮かび上がり、すごくなつかしく感じました。
3.特急“ゆふいんの森号”インフォメーション
編集者注)現行のダイヤ・運用とは異なります
○「ゆふいんの森1,4号」は、“ゆふいんの森1世”(ハイデッカータイブ)車両で運転されます。博多を午前中に出発する時は、この列車を利用すると由布院に12時に着きます。
○「ゆふいんの森2,3号」は、“ゆふいんの森2世”(展望ラウンジ)車両で運転されます。博多を午後に出発する時は、この列車を利用すると由布院に17時に着きます。
○メンテナンス運休される日がありますので、駅やJR時刻表などで運転日を確認して下さい。
○田主丸、筑後吉井、うきは、豊後中村、湯平の各駅には“ゆふいんの森号”は停車しません。これらの駅を利用する際にはゆふ高原線のもう一つの特急列車である「特急 ゆふ号」をご利用下さい。
○「1号と2号」は豊後中村駅で離合(通過)し、「3号と4号」は由布院駅で離合(停車)します。
○当列車は、博多と湯布院を結ぶリゾート列車の役割を果たしています。別府、大分方面へ急ぐ時には、小倉回りの特急列車「にちりん号」を利用すると、1時間ほど早く到達できます。
○車内は全車座席指定なのであらかじめ座席指定券を購入しないと乗車できません。また、「カフェテリア」(2,3号はビュッフェ)が設置されていてちょっとした軽食を楽しむことができ、“ゆふいんレディー”も乗務していて湯布院の観光案内等もしてくれます。先頭部(2,3号のみ)には、乗客なら誰でも利用できる“オープンスペース”が設置されています。
4.2つの“ゆふいんの森号”を楽しむマニュアル図
編集者注)現行のダイヤ・運用とは異なります
○特急「ゆふいんの森号」を楽しむ方法はいろいろあります。例えば、1世で行って2世で帰るとか、「ゆふいんの森号」で行ってうわさの特急「ソニツクにちりん号」で帰るとか。まだほかにもいろいろあります。
■1世(1号) 0935 → 1159 → 1252 □2世(3号) 1445 → 1658 → 1751 列車名 博多 — 由布院 — 別府 □2世(2号) 1328 ← 1120 ← 1020 ■1世(4号) 1910 ← 1700 ← 1556
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