このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

まごころ旅行記番外編
「SLあそBOY」筑豊路を走る!
 閑話休題。当日、最初の撮影地は後藤寺線船尾駅付近になった。船尾駅は、国鉄末期まで石灰石輸送の積出駅として栄えており、現在も麻生セメントが作業所を構えている事で知られている。自分の予想ではさびれた鉱山地区のイメージしかなかったのだが、実際はけっこう活気があったので驚いてしまった。ここでは、僕たちは線路添いの道路から、松尾先生は作業所のタンクの点検台から、和田先生は山の頂上から(下写真)撮影する事になった。
1.jpg
和田先生は撮影ポイントを今でも正確に憶えていて、当時を懐かしむかのように山を登っていった。
後藤寺線船尾−筑前庄内(烏尾峠)にて
 その次に遠賀川鉄橋に廻ったのだが、逆光になっていて撮影しづらいと言うことで、仕方なくここでの撮影はあきらめた。ここで撮影ポイントを探していた和田先生が、線路脇のバラストに足をとられて、ころびそうになってしまったので、僕たちはひやひやした。
 次に、直方駅付近の陸橋で撮影することにした。ここで各自弁当を食べて、他の撮影者の人たちと話しながら写真撮影をした。ここでは全員でほぼ同じ方向から撮影したのだが、僕の写真と和田先生の写真ではえらい違いが出てしまった。
2.jpg
横を走るのは旧国鉄伊田線(現平成筑豊鉄道伊田線)
 最後に撮影地として選んだのが、中間−直方間の線路沿いである。ここでは、写真を撮ろうとしてカメラを構えたら、また突然電池が切れてしまって僕のカメラが使えなくなってしまった。そこでもう1つのカメラを使ったのだが、写りが悪くてここに載せられる代物ではないので、和田先生の作品のみここに掲載する。
3.jpg4.jpg
筑前垣生駅付近の、ほぼ同じ地点にて撮影。(右は昭和47年、牽引機はD51807)
 今回の撮影を総括して、和田先生は自称鉄チャンと言うだけあって、その知識と行動力のすごさは見習うべきだということと、カメラは常に整備しておくべきだということを思った。次にこの様な機会があったら、そのときは是非良い写真が撮れるようにもっと勉強しておこうと思う。また、この日大塚先生と北方先輩の別働隊が筑前垣生駅北側の遠賀川橋梁他で「ハチロク」を待ち構えていたことを付け加えておく。

最初のページに戻る 「まごころツアー」のコーナーに戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください