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- 楓 -

030819 ->030823




ネットを徘徊しているとこんな画像情報が。
いずれ無くなるものと思われていたが、ついに…。
急遽、行かなくてはならなくなりました。
キャラクタと同名の駅というのは幾らかありますが
その中で楓駅は最も目立つものでした。
私はPCゲーム痕のキャラクタ柏木楓からです。

楓駅は2004年3月12日で営業運転を終了することが決定しました。
(プレスリリースから平成16年3月ダイヤ改正についてへ)



北海道&東日本フリーパス を使い 普通列車で一日かけて北海道へ。
購入時に開始日を指定しなければいけませんが(変更は1回可)、
連続した5日分で\10000しかかからないというとても便利な切符です。

駅名
 
 
 
注釈
上野
0700発
 
 
JR線 普通列車
赤羽
0710発
 
 
JR線 普通列車(上野発0700発から継続)
宇都宮
0840着
0844発
 
JR線 普通列車
黒磯
 
0935着
0939発
JR線 普通列車
郡山
1109発
 
1040着
JR線 普通列車
福島
1155着
1204発
 
快速シティラビット3号 乗車
別料金不要
仙台
 
1316着
1354発
JR線 普通列車
小牛田
1453発
 
1438着
JR線 普通列車
一ノ関
1541着
1606発
 
JR線 普通列車
盛岡
 
1740着
1813発
いわて銀河鉄道+青い森鉄道 普通列車乗車
別料金不要
八戸
2014発
 
2008着
特急つがる23号 乗車
(乗車券\950 + 特急料金自由席\900)
野辺地
2045着
2055発
 
JR線 普通列車
青森
 
2142着
2245発
急行はまなす 青森発札幌行 乗車
別料金不要
函館
 
 
0123発
(0113着)
東室蘭
 
 
0417発
 
苫小牧
 
 
0502発
 
南千歳
 
 
0525発
 
千歳
 
 
0530発
 
新札幌
 
 
0555発
 
札幌
 
 
0607着
 
平成15年12月17日現在の情報です。当方で確認していますが
御覧の方の正確な乗継を保障する事はできません。
列車経路検索エンジン『 ハイパーダイヤ 』等でご確認ください。
苫小牧駅ではまなす下車。
距離では楓駅までそこまで遠くないのですが接続する列車が無く、
次の日まで時間をつぶさなくてはいけません。
札幌や小樽、旭川、富良野、帯広には普通列車でもその日のうちに足を運べ、
多少の余裕を見る事が出来ます。




新夕張駅 駅標。
以前は『紅葉山』という駅名だったとか。 今もその駅名標は記念に残されているそうです。



新夕張で駅員によって柱に立てかけられた
運用を待つ、行先標。
朝に6kmの距離を一往復するのは勿論同一列車です。
新夕張駅を6時45分に発し、楓駅6時54分着。


新夕張駅にて楓行 列車1
この電車は追分から新夕張まで3両で運行されたうちの1両。
3両編成で運転する必要など全く感じられないほどの乗客数です。



新夕張駅 乗換案内
追分から新夕張まで共にいた他の2両は夕張方面に分かれる1両と、
今まで来た追分方面に折り返す1両です。



新夕張駅にて楓行 列車2
往路の乗客は鉄道ファンしかいません。



楓駅
北海道ではありがちな無人駅で、しかし待合室はきっちり整備されていました。
楓駅からの運賃も表示されているが切符を買うことは出来ず、
乗車時にもらう証明書を使い新夕張駅で切符を購入することとなります。



楓駅 駅標
鉱山鉄道の一部としてあった楓駅の開業は1907年。
当初は現在走っている石勝線ではなく夕張線の支線でした。
この駅名標はJR化した1987年に変えられたものでしょうか。



楓駅2
駅に向かって左側は、列車の行き違いを行う交換所になっています。
ホームもあるが使われたことはほとんどありません。

向かって右側は車道でバス停が立っており、
さらに向こう側には普通の団地が在りました。



楓駅からの復路に、一般人の乗車は無いと思われていましたが
平均乗降者数1,2人に見合うものなのか、
老婦人がひとり、乗車されました。


---***---



追分駅にて 寝台兼夜行特急まりも。
釧路、帯広といった北海道の道東方面から札幌に至るものです。
列車で楓駅に行くにはこの特急に乗る以外に方法はありません。



新得駅の発光ダイオード方式の発車案内。
どちらも寝台・夜行特急まりもです。
単線区間の最中ここで丁度、行き違います。
ここから上り、札幌方面の列車に乗ります。
駅待合室・構内は普通列車が終了した夜間も開放されており、
駅で寝る(駅寝する)ことが出来ます。
少し仮眠をとりました。



任務は終わり札幌へ…したらばこんな横断幕が。
まだ構想段階で具体的な建設計画は立っていません。
青森までは何とかなりそうですが、北海道まではどうなる事やら。



長万部駅近くの海岸、防波堤に在る鞄。
太平洋を眺めようと堤防を登ると、
その向こうの砂浜では高校生カップルがくんずほぐれつ。

私が堤防の上でひとしきり海を眺めていると、
彼らはこちらの存在に気づき
いそいそと装いを正し始めました。

駅に戻りに歩いていると
自転車に乗った彼らに追い抜かれました。
鞄は女生徒が背負っていました。




楓駅の最後の夏だけでは飽き足らず
結局、最終営業日も行きました。
KAEDE Sta. FINALE


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