このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

本文へスキップ

鬼ヅモ同好会ホームページ本部

管理人:再生紙燃
E-mail.
mitsuruakuukan@mail.goo.ne.jp

デジタル何切る?Digital nanikiru?

回答・解説


問題a-1.   ドラ


私の打牌:  出題者(井出洋介)回答:  CPU回答:


パッと見では良く分からないので、タンヤオも見据えて切りを選択しました。
しかし、東大式麻雀とCPUは切りだそうです。
何が理由で負けたのかな?と調べてみると、どうやら一盃口が確定する枚数の差のようです。
ではでしか確定しないのに対して、打ではでも確定します。
それと、を切った場合のタンヤオ狙いですが、残り1枚の引きでしか確定しないので、ほとんど関係無いようです。

ただ、どちらもCPUの評価ポイントではほとんど差が無く、どちらを切るかは場に出ている枚数が敏感に反映されるようです。



問題a-2.   ドラ


私の打牌:  出題者(井出洋介)回答:  CPU回答:


私は手なりで切り。
マンズの一通が見えなくも無いですが、他のターツが両面とリャンカンなので、どちらも崩せません。
CPU評価は、リャンカンを崩すものの、678の三色は追うという所でしょう。
一通の可能性も残されるので、手役狙いでは最も優れた一打と言えます。
CPU2位のは、一通・タンヤオ・三色を全て残そうという事でしょうけど、流石にそれはやり過ぎじゃないですか?
ドラがである事を考えると、それ程手役に固執する必要も無いと思いますが・・・。

東大式の打牌はだそうです。
マンズの3面張を確定させつつ、一通も捨てないという目論見でしょうけど、ちょっと手を広げすぎですね。
雀頭もに固定されてしまうし、速さが失われてしまいます。



問題a-3.   ドラ


私の打牌:  出題者(井出洋介)回答:  CPU回答:


私は実戦でも、ぱっと見でを切ってしまいますが、流石にこの牌姿からそれはやり過ぎだそうです。
それでは何を切るか?と問われればを切りそうですが、CPUはその切りを支持。
基本はタンピンで、面子構成はこれからのツモ次第といったところでしょうか。
東大式では打が支持されました。
どうやら、の2度受けをほぐすようで、CPU評価でも2位です。
私は基本的に連続形には手をかけない打ち方をするのですが、こういう形も覚えておいた方が良さそうです。

ちなみに、同じような打牌のよりもの方が評価が高いのは、567or678の三色があるからですね。
手牌を見れば分かる事ですが、念のため。



問題a-4.   ドラ


私の打牌:  出題者(井出洋介)回答:  CPU回答:


ドラ2ということもあり、できるならば好形でテンパイをしたいので、私はソウズのカンチャン落とし。
それに対して、井出プロは切りだそうです。
それも狙いが定まらず、中途半端なような気がします。ドラツモで手が遅れるし。
CPUの判断は、どれもイーシャンテンを維持するものばかりです。
切りは謎ですが、打は実戦的かつ和了りまで最短手順かと思われます。

何か何処かで見た事ある状況だな、と思ったら、面子構成としては問題44と同じようなものですね。
という事は、ドラ2の手だからリャンシャン戻しをするのは大きく減点、と自分で言っているように、イーシャンテン維持すべきです。
私も、超ランで勝てるようになってきたとは言っても、まだまだのようですな・・・。



問題a-5.   ドラ


私の打牌:  出題者(井出洋介)回答:  CPU回答:


私の選択は、ドラ周りの受け入れが広い切り。
雀頭がまだどこになるか分からないので、柔軟に構えたいところです。
東大式ではだそうです。
一見、タンヤオを確定させているように見えますが、その代わりにドラが使いづらく、高確率で切る事になります。
受け入れもそんなに広いわけでもないし、を切るとピンズも一盃口は無いわけだから、は要らないと思います。



問題a-6.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私は、とりあえず平和を確定させる切り。
完全安牌を引いたら受けかえるかもしれませんが、一応は引きにも対応できます。
一方、CPUはテンパイ枚数の最も多いを選択しました。
まぁ予想通りの回答ですが、役無しの手になる可能性も大だし、高い手への手変わり(タンピン一盃口等)も薄そうです。
マンズが伸びる事も考えると、無難にソウズをはずした方がいいと思います。
対してバビィは切りだそうです。
確かに、を先に引けば最高形になりますが、同じピンズを嫌うなら切りがいいと思います。
喰い仕掛け等を考えると引きはいらないし、を引けば受けもできますからね。
早くもバビィの怪しい打牌が炸裂です。



問題a-7.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


切りでリーチすれば(切りでもいいですが)、待ちの5200・・・ですが、流石に手変わりを待ちましょう。
手変わりが少なければ(1種4枚程度ならば)リーチですが、この場合は引きで、より良いテンパイになります。
テンパイ崩しが嫌いなCPUにも聞いてみましたが、これだけ手変わり枚数が多ければ、テンパイ崩しを選択するようです。



問題a-8.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


形としてはを切りたい所ですが、一手でタンヤオになるので、を選択しました。
一応、裏目のドラを引いても、喰い仕掛け等で何とか対応できます。
CPUは素直に切りとしましたが、タンピンへの移行等を考えると、どうなんでしょうね?
CPUの評価ポイントでは、共にあまり差はありませんでした。
一方、バビィは切りだそうで。
この人も、最高形を追うのが好きですね(特にタンピン三色)。
まぁ、最高形を狙うにしても、ドラ引きを考えた切りが勝っているのは明らかですけどね。



問題a-9.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私はパッと見でを切って仮テンに受けてしまいましたが、確かに切りの方が良さそうです。
ツモ切りも考えなくは無かったのですが、「何切る問題でツモ切りは無いかなぁ」と余計な事を考えてしまいました。
バビィは切りだそうですが、先にドラのを引いたときくらいにしか有利にならないと思います。
・・・個人的には、切りが切りにすら負けているのが意外なんですけどね。



問題a-10.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私はこういう連続形の多い手牌の時にはカンチャンを嫌ってしまうのですが、これまでの問題を検討した感じでは、タンヤオが見えている牌姿で手変わりの2種類あるカンチャンを払うのは、やめたほうが良さそうです。
それを踏まえて、再度考察してみると、私はを切ると思います。
バビィも切りだそうですが、彼の解説を見ると567の三色も狙うらしいです。
この問題が出されていた元の本では9巡目という事になっていましたが、9巡目この手牌で三色できますかね?
気になるCPUの判断は、皆の予想外だった切り。
一見すると筋が悪そうですが、要はテンパイチャンスを広げつつ567の三色も見る、という事でしょうね。
確かにツモでもテンパイには取れますが、ドラも無いわけだし、何かしら手役を付けて両面以上でリーチしたいところです。



問題a-11.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


両面2つと対子2つが残ったので、対子のどちらかを切るのが良いでしょう。
で、どちらを切るかですが、私はタンピンへ手変わりする可能性の高い切りを選びました。
次に辺りを引けば、を落とす事になるでしょう。
対して、CPUはもう一方の切りの方を選びましたが、この意図はピンズの一通でしょうね。
評価ポイントではどちらも大差ありませんでしたが、3900以上に育つ可能性が高いのはの方です。
最後に馬場さんは・・・よく分かりません。
一応ツモもフォローできることを強調したいようですが、すぐ目の前にある平和を捨てる必要はありません。
仮テンに取った後の手変わりも、あまりありませんからね。



問題a-12.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私ならば、ドラも無い事だし、とりあえず3面待ちの仮テンにしてから、平和・タンヤオ・一通への変化を待ちます。
ツモなら当然和了り、ツモなら今より良いテンパイになります。
ちなみにツモ時ですが、この場合はではなく、を切ってリーチです。
切りだと当然フリテンになり、ツモ以外では、切りリーチに点数面でも劣ります。

馬場プロの切りは良く分かりません。
手変わりするツモは切りと変わらないのに、一通も無くなって仮テンの待ちも悪いです。
それだったら、むしろ切り平和リーチをした方がいいと思います。



問題a-13.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私はパッと見た感じでタンピン狙いの切り。
バビィもそうするようですが、解説に「テンパイチャンスなら切り」とあったので、調べてみました。
結果は、どうやら切りが良いようです。
テンパイチャンスは、切りなら7種23牌、切りなら12種38牌だそうです(CPU調べ)。
切りがそんなに手広いとは気付きませんでしたが、それだけ枚数に差があるなら切りが良さそうです。



問題a-14.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


がドラで無ければ切っていますが、そうも行かないので、とりあえず切り。
マンズ引きやドラ引き、引きにも対応できる一手です。
ドラがあるので、ノベタン以上の待ちでテンパイすれば即リーです。

一方、馬場プロ(今もプロ?)の選択だそうです。
これも毎度の事ながら、意図が分かりません。
どうせドラツモに対応できないのなら、タンヤオで仕掛けもできる事も考えてドラ切りの方が良くないですか?



問題a-15.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私は、毎度のように連続形に手をかけず、切りでイーシャンテンにしました。
しかし、CPUの答えを見て納得。
確かに、切りでタンヤオも狙え、でのテンパイ受けも持続、ツモにも対応できます。
プロはだそうですが、雀頭が何処になるか分からない状況で、対子をむやみに切るのはまずいと思います。
何より、二度受けとは言え、平和ドラ1のイーシャンテンを崩す必要はないでしょう。



問題a-16.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私は、ピンズの連続形を保存して、切り。
345の三色は消えますが、タンヤオとドラがあるので、三色が無くても満貫クラスの手にはなります。
CPUは、の方を切るようです。
言うまでも無く、三色を残すという事です。
最初はどうだろう?とも思ったのですが、にくっつけばを切って、平和や三色・タンヤオのイーシャンテンに取れます。
まぁ、唯一の問題はドラ引きでテンパイに取れないことですね。



問題a-17.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私はとりあえず平和イーシャンテンに取っておき、を先に引けばドラ切りリーチ。
しかし、CPUはドラターツをカンチャンにしてしまう切りを選択。
私はそんな打牌は欠片も考えませんでしたが、ツモ(もしくはポン)でもタンヤオドラのテンパイになるので、それほど悪いという訳でもなさそうです。
ただ、馬場プロの切りは、雀頭も無くなってしまうので、やめた方がいいと思います。



問題a-18.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私は、ドラは対子にならない限りは要らないという事で、を切りました。
・・・ただ、もっといい手がありましたね。切り。
一手で345の三色になるのだから、マンズの多面張は捨てた方が良いですね。
を引けば、ダマで満貫になるわけですからね。



問題a-19.   ドラ


私の打牌:リーチ  出題者(馬場裕一)回答:リーチ  CPU回答:リーチリーチリーチ


私はノータイムで切り待ちリーチですが、切りならで満貫確定になるんですね。
ただ待ちも狭くなってしまうし、切りリーチ和了でも、一発もしくは裏1で満貫になります。
満貫になる枚数が同じで(では出易さが違うので、一概には比べられませんが)、和了り枚数が多くなるのなら、当然を切るべきです。
ただ、が3枚以上場に出ているような状況では、忘れずに切りの方を選択したいところです。



問題a-20.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私はを切ってマンズの伸びを見ましたが、CPUとバビィは切り。
それもどうだろう?と思いましたが、ツモでもタンピンになるんですね。
をツモってもそれなりにフォローが出来る事を考えると、切りの方がいいかもしれません。



問題a-21.   ドラ


私の打牌:リーチ  出題者(馬場裕一)回答:カン  CPU回答:リーチリーチリーチカン


私なら、この手を100回打ったとしたら100回とも切りリーチをしますが(私は某アカギのように忍法は使えませんので)、バビィは何とカン。
・・・謎です。
まぁ、その場合には当然単騎は仮テンですが、辺りを引かないと、切りリーチに比べて大して高くなりません。
待ちの広さ・手の早さ共に、大幅にダウンしてしまう事からも、即リーが基本です。



問題a-22.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私は、例によってピンズの連続形を使うので、孤立牌の切り。
ピンズで最低2面子できるので、345の三色を狙うと面子オーバーになります。
しかし、CPUと馬場さんは切りを選びました。
CPUの評価ポイントでは、切りと切りの差は、ほとんど無かった事からも、かなり微妙な問題のようです。

ちなみに、切りで、先にを引いてきたら、テンパイにとらずに切りです。
ピンズとのいずれかで両面が出来るのを待ち、引きならスジヒッカケにもなるのでリーチ。



問題a-23.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


パッと見で、三色を意識するとと思ったのですが、素直にで良いようです。
この手のポイントは、「何処を雀頭にするか?」だと思うのですが、雀頭はとりあえずと見て、タンヤオを確定させておくのが無難ですね。
ただ、どれを切ってもそれなりに裏目があるので、「これだ」という打牌が無いのも事実かもしれません。



問題a-24.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


この問題も、どれを切っても裏目がありますが、それなら最高目を追求するという事で、を選択。
このイーシャンテン形からはドラは切れないし、かつ234の三色を残すのはこれしかありません。
馬場さんはを切ってドラを使いたいようですが、三色が崩れる可能性が高くなるので、ドラを使い切ったとしても手はあまり高くなりません。
タンヤオ三色があれば、ドラを切っても全く問題ないですからね。



問題a-25.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


一応タンヤオドラで出和了り可能ですが、手変わり枚数や和了り枚数が少ないので、でテンパイとらず。
最低でもリーチ・平和・ドラは付けたい手です。

対してバビィは切りだそうですが、それだとツモ時に一盃口が付く代わりに、ツモに対応できません。
何としてもハネ満以上を狙うなら切りも有り得ますが、現在の麻雀の基本は満貫を基準に考えます。
この場合は、すぐ目の前にある満貫手を確実に和了る事を考えましょう。



問題a-26.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


ソウズの両面を使いたい所ですが、タンヤオドラを確定させておけば、ツモでも5200リーチをかけられるので、を選択。
そもそも、ソウズの両面が先に入ってもテンパイに取れるわけでもないですからね。

バビィは一盃口を捨てて多面張を優先させるようですが、上の理由からも、タンヤオを確定させた方がいいと思います。
CPU3位の切りも多少は考えましたが、先にをツモらないとメリットが無いし、を先に引いてしまうと手詰まりですからね。



問題a-27.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


最終形を考えて切り・・・も分からないでもないですが、手広さが圧倒的に違うので手なりの切りでしょう。
切りの8種27牌に対して、切りは13種41牌だそうです(またもやCPU調べ)。
今回の場合は特に、ツモやドラツモの完成形も見込めますからね。



問題a-28.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


「どうせバビィは切りでしょ? 私はドラがあるし受け入れ優先でだけどね」と思っていましたが、よくよく考えると微妙です。
切りが生きるツモは切りが生きるツモは
この問題の場合はタンヤオもあるので、両面拒否のがそんなに悪いわけでも無いです。
567の三色もある事だし、トップ率の上昇で考えるとの方がいい気もします。

難しい・・・。



問題a-29.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


カン!」・・・は無いとして、私はとりあえずツモ切りを選択しました。
しかし、確かにの方が優秀です。
でカンを優先させるか、打でカンを優先させるかの比較ですが、当然ドラが残る後者の方が優れているのは明らかですね。
その後のツモによっては、カンで得点力アップの可能性があるのも、評価ポイントプラスの要素になっているようです。



問題a-30.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私は手なりで切り。
当然、ピンズの一盃口を見切る形になりますが、雀頭をもしくはソウズに見定め、好形テンパイの受け入れも最多です。
馬場プロは切りだそうですが・・・えっ? 本当にそれを切ってしまうんですか?
一応、最低限ドラツモはカバーしていますが、受け入れも大幅に減ってしまうし、なんかをツモったら目も当てられません。
・・・もしかして、その場合はツモ切り?



問題a-31.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私はダマで5200あったら、基本的には最終形と見てテンパイに取ります。
この場合、ドラが出たらポンして単騎の仮テンに受け、マンズやソウズを引いたらノベタン以上にも構えられます。
見落としがちですが、を引いた場合はを切って待ちとなり、これも実質的な手変わりです。

バビィやCPUは手変わり期待のテンパイ取らずだそうですが(一応はテンパイですが・・・)、これって本当に有効な手変わりは少ないですよね。
一応、確定で高い手に変わるのは引き、三色がらみの不確定手変わりは引き。
しかも、不確定手変わりの方はドラを切らねばならず、安全性の面からも疑問が残ります。
ハネ満以上の手になる可能性は、当然待った方が高いですけどね。

これからの確率論的デジタルは、期待値計算だけでなく、分散値の計算等も考えなければならないのかなぁ、と最近思います。



問題a-32.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私は、まさかのドラポンができるように、タンヤオを見て切り。
先にを引かない限りは、その他のツモは純粋な裏目にはなりません。
を引いて待ちリーチになっても、出和了りでも5翻あります。

対して切りは・・・言うまでも無く一通ですね。
ただ、上のような事を考えると、切りの方がいいと思います。

ハネ満以上になる可能性も、切りの方が高いと思うんですけどねぇ。



問題a-33.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私は、とりあえず裏目の少ない切り。
イーシャンテンに取っても、確定するのがリーチ・平和だけなので、ドラ引きも想定します。
バビィは切りだそうですが、これはできるだけ好形にしたいという事でしょうね。
ただ、現時点ではどこが雀頭になるか・最終的に何待ちでテンパイするかが分かっていないので、両面拒否はどうでしょう?

CPUは・・・イーシャンテンに受けてしまうようです。
「イーシャンテン」と言っても、それなりのテンパイになるのは引きのみ。
しかも、今後ドラツモは一切無駄。
・・・本当に期待値高いんですか?



問題a-34.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私はピンズの一盃口も見て、イーシャンテン取りの切り。
を先に引くと悩むことになりますが、その他のツモならば概ね良しです。
何といっても、ドラツモやツモでも好形になるのが強みです。

馬場プロの打牌は・・・上にも書いたように、ツモに対応できないので、手が狭くなります。
基本事項として、3,900以上の好形イーシャンテンの受け入れを狭めてしまう選択は、他に理由が無い限りは控えるべきです。
CPUは切りを支持。
「それだと一盃口無くなるよ」と思ったのですが、どうやら456・567の三色がポイントになっているようです。
ただ、三色を狙うとなると面子多々になるので、辺りを落としてしまう事になりそうです。
それよりも・・・一手でできる一盃口ですよね。



問題a-35.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私は、完全イーシャンテン形になるということで一盃口を見切って切り。
・・・としたのですが、切りでも完全イーシャンテンになる上に、一盃口を無くさなくても良いんですね。
ハイ。単なる私の見落としでした。
この場合は、がドラなので、タンヤオが無くなっても点数はかわりませんからね。



問題a-36.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


234の三色も捨てがたいですが、ドラ2なので手なりで切り。
ドラもポンできるので、無難かつ確実な一手です。

バビィは切り・・・・・・切り?
カンを引いての三色でしょうけど、ツモに対応できないのは痛すぎます。
そもそもこの手、切り後にを引いても、三色に受けずに切りの方がいいような・・・。



問題a-37.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


手なりで何も考えずに・・・としてしまいそうですが、よく考える必要があります。
この手は、ソウズで2面子・ピンズで1面子が濃厚なので、マンズでは1面子作ればいい事になります。
となると、マンズはを確定しておけば、を引いたらタンピン三色のイーシャンテンに取れます。
を切っても、を先に引かない限りはピンズの両面を切る必要は無く、同じ引きと引きを比べるなら、三色優先ですよね。



問題a-38.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私はこういう問題が一番悩みます。
迷った時には、どこが雀頭になるかを考えると、辺りが候補でしょう。
となると、この2つを頭として見つつ、ピンズの一盃口も狙えるという打牌はツモ切りということになります。
マンズの一盃口(もしくは二盃口)になるには2手かかるので、メンタンピンが狙えるこの手では見切るのが良いと思います。
・・・ただ、よく考えると微妙な気もしてきますけどね。

CPU評価では、切りより切りの方が優れているという判断ですが、よくよく解説を読むと、その理由が分かりました。
切り後にツモで一盃口確定になる場合ですが、これはテンパイでは無いので、CPUはを受け入れ牌とは認識していないようです。
その上、牌を横に伸ばした方が456の三色にも近くなるということで、ポイントが高くなっているようです。
まぁ、この牌姿からどうやっても456の三色はできないとは思うのですが、その点CPUはデジタルですから。
一応ポイント計算しています。

それはさておき、そのツモ時の得点上昇を考えると・・・切りの方が良いような気がしてきました。




問題a-39.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私は、とりあえず一通も残しつつ、ドラが重なったときにも好形イーシャンテンにもとれる切り。
の受け入れも・・・あると言えるんですかね? この場合は。
その場合は、ドラ引きもあるので切りに受けると思いますが・・・苦しい・・・。



問題a-40.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私は手なりで切り。
ツモならドラをノベタン以上で使うことができます。
一応でも嵌テンパイになるので、私はひっかけリーチをかけます。
広い手変わり受け入れがあれば別ですが、私はドラ1でひっかけリーチになるのなら即リーします。



問題a-41.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


他の牌が連続形なので、私は手なりで切り。
一応はツモで裏目にはなりますが、ツモでテンパイになるにはを切らねばなりません。
・・・この牌姿で、そんな選択肢は無いですよね?
他に良い打牌が無く、消去法的に切りが残ってしまう、ということで。



問題a-42.   ドラ


私の打牌:リーチ  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


普通なら、ドラが切りずらい状況(親リーがかかってるとか、裸単騎の他家がいるとか)以外では、メンピンドラのリーチをかけるでしょう。
現代の麻雀では、一発や裏ドラがあるので、これでも十分に満貫級になります。

一方で、バビィはともかくとして、CPUまでもが手変わり待ちのを支持しています。
今回CPUは、テンパイにも取れるからか、いつものように「ドラは切りたくない」とは言いませんでした。
ただ、恐らくCPUは一発・裏ドラを考慮していないので、ドラ切りリーチの評価は低かったです。
それはともかく、改めて考えると、切り後に平和ドラ1リーチよりも優れたテンパイに張り返すツモは、
と、結構あります。
数字にすると、有効牌の枚数は7種20牌となります。
正直言って、即リーがいいのか待った方がいいのか、良く分かりません。
いずれまた考えてみますが、ドラが切れない時やダンラスの時等には、切りも有り得るという事も覚えておきたいと思います。



問題a-43.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


メンタンピン一盃口が最高手か、と思っていたらドラが重なりました。
これでタンヤオ七対子イーシャンテンですが、何を切ったらいいでしょう?

以前にも言った気がしますが、いくら受け入れが狭いからと言っても、満貫のイーシャンテンを不用意に失くすのは宜しくありません。
と考えると、消去法で

馬場プロはタンヤオリャンシャン戻しにしていますが、ピンズがあまり良い形じゃないんですよね。
ピンズに2面子を求めるとなると、面子多々にもなりそうなので、ここは手なりの方がいいでしょう。



問題a-44.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


「こんなの、ピンズのリャンカン取りしかないのでは?」と思いましたが、プロはどうやらドラツモを見るようです。
確かに私はそこまで考えていなかったので成る程とは思いましたが・・・どうでしょう?
喰いタンありのルールならピンズのリャンカンチーを想定しつつ、裏目のドラツモでも仕掛けで何とかなりそうな切りの方が柔軟だと思います。
麻雀は4人で打っているのですから、周りからリーチが掛かった時のかわし手作りという感じで(アナログ?)。
一応、タンピン三色ドラという最高形も残してるわけですからね。



問題a-45.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


手なり・・・と言えば手なりです。
会長も言っているように、の比較で、タンヤオが残る方を選択です。
切り後にツモでも裏目では無いし、むしろ切り後にツモが裏目と言えます。
・・・で、間違った選択をするとバビィになるわけですね。



問題a-46.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


打牌候補はしかありませんが、問題はどちらを切るかです。
私はノータイムでを切りますが、考えてみるとそう簡単でもないようです。
整理して考えると、切りで勝るのはツモ。切りで勝るのはツモ(微妙にツモも?)。
最終形を考えると、前者は3面張の3900確定(なら7700確定)。
後者は同じ待ちでの7700確定。
・・・切りの方がいいような気がしてきましたね。
ツモなら嵌の5200リーチだし。
感覚と結論がズレている部分もあるので、これも再考してみたいと思います。



問題a-47.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私は手広く手なりで・・・と思ったのですが、を切っておけばツモ時に三色があるのですね。
某マンガで「麻雀に三色は無い」と言っていますが、やはりリスク無しで狙える場合には狙うべきです。

まぁそれはいいとして、この手はを切れば一応はテンパイですが、ドラも無く好形の手変わりもしそうなので、とりあえずはテンパイとらずがいいでしょう。
個人的には、切りが切りにすら負けている辺り、手変わりの重要性が伺えると思います。



問題a-48.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私なら、ノータイムでソウズの嵌張落としです。
受け入れは、何と19種66牌もあり、もはや「ツモったら裏目だから・・・」とか言う次元ではありません。
一応、バビィの言うようにソウズ受け入れを残す手段もありますが、こちらは受け入れ8種24牌なので、比べるまでもありません。



問題a-49.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


私なら、ピンズの受け入れを見つつ、絶好のツモorチーにも対応できる切り。
それに対して、CPUはピンズの形を固定するようですね。
それでも悪手とまではいかないでしょうけど、ワンズの嵌張待ちになってしまいそうなので、長い目で見たらピンズの受け入れを残した方がいいでしょう。

大してバビィの打牌は・・・何とも怪しい切り。
まあ、を切って得する事と言えば、ツモくらいですかね。



問題a-50.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


ピンズをと考えると、ピンズで3面子作る事もできます。
というわけで、私はを切り、ツモも見ます。

CPUは意外にも、を切ってしまうようです。
まぁ、確かにドラをもう一枚引いてきても、一盃口確定の形に取れば裏目では無いので、分かる気もします。
ただ、を引いてきた所で好形になる訳でもないし、を取っておく必要はあるのですかね?

バビィは相変わらずよく分かりません。
解説を読んでみると・・・引き時にを切って三色を狙うそうです。
・・・って、それが有効なのは引き時だけじゃん。
そうするのなら、CPUが言うようにを切っておけば、周りからリーチかかってもテンパイに取れるわけだし。
何だか、自分でわざわざフリテンになる形を作って、そうなったら仕方なく手代わりを待つ、という感じです。



問題a-51.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:  CPU回答:


一応は待ちのテンパイですが、ピンズが好形です。
両面リーチを考えるとピンズのくっつきも気になる所ですが、面子多々気味なので、素直にテンパイに取ります。
引きの多面張への変化や、引きの一盃口もあるので、リーチは掛けない方がいいでしょう。

対してバビィは・・・何だかよく分かりません。
手代わりした後の形は切りよりも多少は良いですが、流石にテンパイ取らずはマイナスです。
良い手には違いないですが、満貫確定となるとツモが限られてくるので、あまり高い手に固執しない方がいいでしょう(この問題に限った事ではありませんが)。



問題a-52.   ドラ


私の打牌:  出題者(馬場裕一)回答:カン?  CPU回答:


元の本では、半ばジョークのような感覚で出題された問題です。
なので、バビィの答えも本気では無いでしょう。
出題マンガの中ではバビィが「スジワル〜」と言ってますし。

まぁ、それはいいとして・・・真面目に何切るかを考えると、珍しい4の三色同刻が見えます。
ただ私の場合は、タンヤオドラがあるのだから、両面リーチで5200を確定する事を考えて切り。
を引けばを暗カンしてテンパイする事もでき、三色を狙うよりも得点力は有りそうです。
一応、得点期待値的には正しいようですが・・・こういう問題は難しいですね。
こういう、「人によって何を切るかが大きく分かれる」問題は解きがいがあるのですが、実際にはこんな手は一生に一度在るか無いかだと思います。




バナースペース

鬼ヅモ同好会

会長:「かつ」
副会長:「たか」
HP管理:「よね」こと私
結成:1994年頃
本格活動開始:1998年

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください