このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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          西湘車輌のお話
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【はじめに】                                          

西湘車輌の”西湘”とは湘南の西。オーナーの寝倉が小田原であることから命名しました。
製作する模型は16番。昔は真鍮キットも扱いましたが、今は殆どペーパーと木を素材にし、生産コストを抑制しています。
16番の製作を始めたのは、大学生になってからと遅く、技術はまだまだというところですが、製作技法やモデルのコンセプトを楽しんでいます。
【西湘車輌の原点】                              

大学に入学、鉄道研究会に入会して、会の所有する16番レイアウトを走る先輩たちの模型に触れ、Nゲージと異なる豪快さに感銘を受けました。
そこでかねてより好きだった165、115系などを自分も所有しようと思いました。しかし当時販売されていたカツミ・エンドウの完成品は、Nゲージと違って高価です。また同じメーカーのキットを探しましたが、当時それらのキットはほとんど市場に残っていませんでした。でもペーパー自作など当時は考えられず、仕方なく完成品の収集を少しずつ始めました。
その後、17m級国電や東急3450系などにも興味を持ち始めました。またそれらのペーパーキットが市場にあることを知り、それらキットにトライすることでペーパーモデル製作に踏み込みました。
さらに17m級電車をベースとするフリーランスもペーパーで作りはじめました。当時オーナーは阪神地区にいたことから、製作したこれらの電車を六甲車両で製造と称しました。これが紙製車輌製作所
西湘車輌の原点となります。
こうしてペーパーモデルの経験を積みながら、東海型電車については完成品を少しずつ増備しつつもペーパー自作の方法を模索していきました。
【西湘車輌の発足】                             

就職してからも、東海型電車については、完成品のコレクションを続けていましたが、所帯を持つようになり、いよいよ低コストでの製作法の必要性に迫られました。
以前より、東海型電車の製作に必要な資料・図面や、雑誌での先輩諸氏の製作記事を収集してきましたが、それらを基に製作法の標準化を確立。ここに西湘車輌として発足しました。
以来、旧型国電のごとくバリエーションを増やしている115系の各モデルを作り始めました。
また、当然のことながら共通設計の前面を有する東海型電車についても、大学時代に広島で取材した晩年の153系や、同時に関門間で最後の活躍をしていた421系も製作し、いつかはすべての東海型マスクの電車をつくってやろう、などと考えているこのごろです。
西湘車輌
西湘車輌

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