このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

このページのtopへ
 気動車競作プロジェクト
★3月までと1日オーバーでとりあえず竣工です。
報告はこのページの下のほうをご覧下さい。
戻る場合は  その1 へ

top
top
競作企画 キハ26 400  その2
2006年 1月18日
昨年、
車体の組み立てまでで終わってしまった、キハ26 400 ほかですが、今年にはいり、少し馬力をかけ、なんとか
塗装前段階まで持ってきました。期限までにどうやら完成しそうです。
西湘車輌
西湘車輌
その1 へ戻る
床板の白いものは、実は1mm厚のペーパーです。近所の文房具屋さんで見つけました。イラスト用とか書かれて
いますが、用途はともかく、薄いボール紙を複数重ね固めたもので、相当の強度があります。プラ板より強度が劣る
可能性がありますが、そこは、瞬間接着剤をしみ込ませ補強しています。
台車センターピンまわりは、その面が車体裾(客扉付近ではなく、車体中央部)と面イチとなるよう横梁を取り付け、
それに、さらにカツミ・エンドウの金属床板用ボルスターのスペーサーを取り付けています。これで、レール面から
13.5mmの高さに車体裾がきます。
日光の気動車用床下機器は、立体感があっていいですね。

ところで、当社は4輌製作するといってましたが、なぜか5輌に増えてます。原因は歌川模型の型紙よりのキハ55 0
代の窓寸でした。
いさみやキハ55と比較すると、右のとおり、バス窓の
天地幅が上に大きすぎ、塗りわけがそろいません。
今になって気づいても後の祭りです。
そこで、キハ55 0代は、今回の受注編成からのぞき、
別途調達したキハ26 400(ロコモデルキット)と差し替
ることとしました。
下の画像の左から2輌目が、そのキハ26 400です。
2台エンジン車が1輌となってしまい、勾配区間への侵入
は厳しくなりました。
これで編成は、
キハ26 401+キハ26 402+キロ25改め
キロ28 2501+キハ55 101 となります。
余剰となったキハ55 11 は首都圏色に塗っ
てしまいます。

さて、足回りはほぼ完成ということで、上回りの
装備も設置し、一応塗装前までに持ち込みました。
55系気動車は、58系とは異なり、全体としてスクエアな印象が好きで作りたかったのですが、競作メンバーの
製作状況を拝見すると、同じようにスケールモデルを作っても面白くない、精密に丁寧に作るのは当社技術では辛い、
ことから、外観に”ヒネリ”を入れ、当社お得意のフリーランスにしてしまいました。

●戦後製気動車の黎明期に開発された”55系”のレストア企画を受注した当社は、イベント車として、また、今後も
優等列車として使用できるようにすべく、単にレストアするだけでなく、現在の鉄道車輌に求められる装備を追加した
編成にまとめることにしました。これで多少とも商品性を回復し、いずれかの鉄道会社で使ってもらえると思います。
●入手した車輌は、元1等車だったキハ26 400 2輌、キハ55 100 1輌でしたが、優等列車での運用の際には、
グリーン車も必要であろう、とのことから、キロ28 2000代の廃車体も調達、車体幅を55系にあわせるべく、車体を
新造し、キロ28の足回りと組み合わせ、キロ28 2501 としました。従ってこのグリーン車のみ、横置きエンジンで、
冷房電源用エンジンも搭載しています。

と、いうことで、各車輌に、AU13を搭載し冷房化しました。今回も、スケールモデルからの脱出で当社オリジナリティを
求めた次第です(^^;    ということで、競作のお題である、キハ26 400は以下のようになります。
これで、一応塗装前までの工程は終了です。塗料も調達済みですから、天気の良い日に塗りましょうか。
上記のとおり、キハ55 0代は、首都圏色に塗って普通列車用に格下げです。
2006年2月26日
雨にもかかわらず、塗装強行。床下は、作例ではエンジンをグレーに塗ったりなどありましたが、当社は、艶
消し黒一色です。
上回りは、阪鉄車輌さんの様子を伺いつつ、当方もl、急行赤色から塗装。
前述のとおり、キハ55 0代は、首都圏色に塗って普通列車用に格下げ扱いとしました。以下画像でその違い
がわかりますか?
2006年3月12日
小雨にもかかわらず、また塗装強行。今回はマスキングが大変。前日から4輌ともマスキングを実施。段差、
手すりの後ろは細かくマスキングテープを切りペタペタ貼り付け。マスキング事態がぼてぼてですが、一応
塗装の巻き込みはないようになったはず・・・・・・
で、GMのクリームをボデ塗りにならないよう、3回に分けて塗り重ね、20分ほどしてからゆっくりマスキングを剥がし
た状態が、下の画像のとおり。
なお、下の画像は、5時間後、さらに車体をマスキングして、屋根(ねずみ色;GMカラー)を塗装。これも15分ほど
おいてからマスキングはがし。画像では見づらいですが、段差の塗装のしみ込みは殆どなし(やったぁ!)。でも、逆
に先に塗った赤が少しはげたところがあり、そこを修正する必要があります。

それにしても、今日の段階でここまで。来週、再来週はスキーに行ってしまい、これから平日の夜を使ってどこまで
完成できるか・・・・・・・3月完成ギブアップか・・・・・・・

追記:
バス窓(窓寸法の問題から朱色一色に塗り編成を解かれた)も塗装はここまで完了です。数で点数を稼ごうとする
西湘車輌!・・・でした・・・m(-_-)m
2006年4月1日
前回から、あとは、下回りの塗装、窓セルの貼り付け、台車動力の搭載で、結局、西湘車輌仕様の簡単な仕上げ
による完成となりました。
当初は、車内にシートの搭載も予定したのですが、結果はキャンセル、またディテールもはずれそうになるもの、
ひっかけそうなものは一切省略、と言い訳はともかく、あっさりとした外見で、例によって、輌数と奇異なモデファイ
を施して、ごまかしています m(-_-)m 。
上の画像の最左が、今回の競作のお題だった、キハ26 400。 でも片運の気動車を突然1輌作っても、使って
くれる鉄道会社はないぞ、との社長の一声で、今回も追加車輌を含めた量産計画により進められました。
左から2輌目が、都合により他社から購入したもう1輌のキハ26 400を再整備したもので、これに動力も搭載
しています。実は、お題のいさみやと2輌目;ロコモデルの前面はやはり少しことなります。もっとも貫通扉は、すで
に組み立て済みのものを修正しませんでした。
3輌目は、今回のお題を含め、冷房化した急行ディーゼル編成にすべく、冷房発電エンジンを積んだキロで、当社
オリジナル設計です。設定は、キロ28の廃車輌を購入、車体をキハ55にあわせ幅を詰めて再製作、エンジン等
下回りを再利用し竣工させた、とのものです。
最右が、キハ55 100代でいさみやのキットから組み立てました。従ってお題のキハ26 400とは近い顔にできた
と思います。 4輌の編成でありながら、他3輌が1台エンジン車ばかりで編成での動力性能に不安があることから、
登用しました。

なお、当初この編成に組み込む予定だったバス窓(歌川模型 型紙製)は、上記のとおり、一般色に塗り替えられ、
冷房も搭載されず、寂しく竣工しましたが、これらを含めて、完成車輌は、製作車輌カタログでもご覧下さい。(完結)
追記:
今回の競作も、遅くなりましたが、5月25日に総括会を開催しました。詳細は、例によって幹事を務めて頂きました
阪鉄車輌さんのページで、ご紹介いただいています。
   http://www.geocities.jp/hanshinexpressrailway/kiha26_kikaku3.htm


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください