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日本独立戦争
●ストーリー解説
日本が日露戦争に敗れロシアの属領となって30年あまり、有為の人材は既に故国を去っていた。2度目の欧州大戦が始まった頃、アメリカ海軍の士官となっていた高野五十六(史実では山本五十六)は、アメリカ太平洋艦隊司令長官ニミッツに語りかけた。「日本において、独立戦争をやろうと思う」
そのころ日本においてもロシア海軍士官となっていた西村祥治らがロシア海軍への叛乱を企てていた。両軍の目標はロシア太平洋艦隊の根拠地たる指宿(ボグダノ)。そこには、ロシア帝国の王女アナスターシャの乗る戦艦ポチョムキンの姿もあった。
●ここがお勧め
太平洋戦争のパロデイー的なところが面白い。山本五十六が高野五十六として、太平洋戦争にて攻撃したハワイから出撃し、ハワイ攻撃の練習地であった錦江湾の指宿を攻める。その部隊には、史実では自己の戦闘機隊の通称だった「源田サーカス」をこちらの世界では、淵田美津雄(史実では確か「雷撃の神様」と呼ばれてたと思う)と共に本当に航空サーカス団していている源田実が居たりする。人も人なら船も船で、西村らは自分たちだけの時は自分たちが指揮する艦を、空母は加賀、巡洋艦は妙高とか神通と呼び、日本人の造船技師は自ら設計した46センチ砲を積んだ戦艦を、陰では大和と呼んでいたりする。
私の評価 これからの展開に期待大
作品データ
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