ホームページ

　ネット上で現在お付き合いのある方は、ほとんどがホームページを持っており、あるいは準備中だったりします。純粋に、ネットにつないでそれだけで楽しんでおられる方は、本当に数えるほどだったりします。本当に簡単にだれでもホームページを持つことが出来る時代です。
　インターネットにつなぐにはプロバイダと契約しなければいけませんが、そのことによって、サーバースペースを無料でレンタルできるようになるのがほとんどです。
　場所によっては４０ＭＢまで無料なんてところもあるようです。４０ＭＢもあれば本当にもう何でも出来る、という印象を持ってしまいます。
　また、実は自分でコンピューターを持っていなくても、ホームページを持つことが出来ます。ジオのようなところに学校や会社から接続すればいいのですから。メールのやりとりにしても、ｗｅｂページ上でメールの送受信が出来、しかも無料と言うところがありますから、何の問題もありません。
　このようにその気になれば誰でも簡単にホームページをもてるわけですが
　さて、本題はそんなことではありません。
　これだけネットにつないでいる人の中で、じゃあどれだけの人がホームページを持っているのだろう、とフト思ってしまうのでした。
　今、ネット上には、一生かかっても見きれないほどのページがあるときいたことがあり、つまりそれこそ本当に「星の数ほど」と形容してもいいくらいな状態になっているのですが、ホームページを持っているのはプロバイダ契約をしている人のうち、ごく一部の人に限られている、というの考え方が普通でしょう。
　しかし、僕はそういう人たちとのつきあいが断然少ないのです。
　色々な提示版を回ってみても、多くの人がメッセージと同時に、ご自分のＵＲＬを残しています。
　投稿しても採用される確率はきわめて少なく、同人誌やミニコミ誌を出せば、お金もかかるし、せっかく作っても、それを流通させる手段がない。
　そう思うと、ホームページは、現状ではきわめて理想的で手軽な自己表現の場といえるでしょう。しかし、それでも僕は、全員がホームページを作成したりはしない、むしろただサーファーとして楽しむだけの人の方が遙かに多い、と確信しています。
　それならば何故、ＨＰを持たない人の足跡が、持っている人のそれと比べて遙かに少ないのは、何故なのでしょうか。
　今日、妻に、「ポケモンの飛行機の時間をインターネットで調べて欲しい」と頼まれました。そしてその情報はきわめて簡単に取り出すことが出来ました。ＨＰを持たない人はこういう情報収集の手段としてのみ使い、個人ページの常連になることはあり得ないのでしょうか。
　ＣＧＩなどを使った本格的なものは僕には出来そうもありませんが、それでもなんとか訪問者参加型の遊びを提供して、ホームページを持たない人にも、定期的に訪れてもらえるようなページにしたいと思い上がっています。

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ＰＲＥＳＥＮＴＥＤ　ｂｙ　 ＴＯＲＡＯ
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