このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
ジャニーズジュニアが出ている番組を見ながら、この中から頭角を現すものが出るのだろうな、などとぼんやりと考えている。
しかしそのほとんどは、若いと言うよりもまだ幼い感じのする、クラスメイトの中ではそれなりに見栄えのするお顔建ちかも知れないけれど、とりたてて特徴のない男の子達だ。
男の子、あるいは男にとってのジャニーズというのは、子供の頃はひとつの憧れ。そしてやがて自分のクラスメイトの女の子達がジャニーズを話題にするようになると、興味を無くしたりあるいはそんな振りをしたり、または馬鹿馬鹿しくなったりそんな振りをしたり。そして、そういう頃をすぎると、ジャニーズという偏見から離れる。ひとりのタレント、歌手、俳優、アーティストに対しての自分なりの評価が生まれてくる。
男の子、あるいは男にとってのジャニーズと先ほど書いたけれど、本当は、僕にとっての、ということであり、他の男性諸君を巻き込んだのは少し悪かったかな。
僕があこがれたジャニーズは、郷ひろみやフォーリーブス、そしてジャニーズジュニアスペシャルの時代である。馬鹿馬鹿しいなと思ったのは、たのきんトリオ、少年隊などの時代である。そして再び僕が、「お、なかなかやるな」と思ったのは、光GENJIからだ。
テレビやラジオで、シングルしかきく機会のない僕にとって、「パラダイス銀河」はちょっとショックだった。それまで「寿司食いねえ」とか「きみはバラバラ」とかきかされて、なにそれ、とか思っていたのところへ、チャゲアスの飛鳥の手による歌を歌ったのだから、方向転換したとしか思えなかった。
シングルしかきく機会がないから、こう書くと語弊があるのかも知れないけれど、「まじめな詞」が多くなったなあと感じ出したのが、この頃からである。
光GENJIがスーパー5になる直前の頃、僕の好きだった女の子が、カーステレオなどでガンガンかけていたから、影響を受けたのかもしれない。
そしてSMAPの台頭である。夢モリで、ジャニーズがお笑い路線でもしっかりやっていけるのを実感した。実は夢モリは、森口でもSMAPでもなく、森川美穂目当てで見ていたのだけれど、SMAPともりぐちが繰り広げるコントには、往年のドリフターズ、8時だよ全員集合を彷彿とさせるギャグセンスがちりばめられ、笑いにお腹を痛くした。
そうこうするうちに、信じられないことがおこった。
GENJIが沢田聖子から曲の提供を受け、沢田聖子がSMAPの歌を歌った。こうしてますます僕はジャニーズを身近に感じるようになったのだ。
で、今、スマスマが人気のテレビ番組に。ビストロも好きだけれど、僕を喜ばせたのは、課長島耕作。夢モリと同様、やっぱり8時だよ全員集合なのだ。ドンと机をたたいて、その振動で柱が倒れて、頭を直撃するなんて、なんて古典的なギャグなんだろう。デビールマンの毎回同じパターンもいい。わかってて笑ってしまうあの可笑しさはいったいなんだろう。
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