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1997.DEC.TOKYO
3rd update 1998-11-30(全面改定)
〜冬の有明・東京冬の陣〜
12月26日出発 札幌(ミッドナイト・お座敷車)千歳 2336 013 12月27日 千歳(ミッドナイト)函館(海峡2号)青森(658M)秋田(こよし4号)酒田(834D)村上(ムーンライトえちご)新宿 /013 630/747 1019/1331 1707/1724 1904/2006 2223/2231 510 12月29日/30日 新宿(ムーンライトえちご)村上(821D)酒田(539M)秋田(しらゆき3号)青森(海峡13号)函館 2309 605/608 832/943 1136/1205 1531/1808 2034
真実の出張行程表(笑)
12月27日出発 札幌2336(ミッドナイト・お座敷車)千歳 013
12月28日千歳013(ミッドナイト)630函館747(海峡2号)1019青森1107(650M)1120鶴ヶ坂1344
(658M)1707秋田1724(こよし4号)1904酒田2006(834D)2223村上2231(ムーンライトえちご)510新宿
12月29日〜30日 新宿2309(ムーンライトえちご)605村上608(821D)832酒田943(539M)1136秋田
1332(しらゆき3号)1528大館(657M)1708青森1808(海峡13号)2034函館
費用(出張旅費)
いずれの切符もJR札幌駅東口みどりの窓口にて購入。
管理駅長のへっぽこ記録
私は少し焦っていた。
札幌駅発23時36分発の夜行快速「ミッドナイト」への出発まであと何分もない。
逸る気持ちで地下鉄の改札を抜けたとき、ふと何か足りないことに気が付いた。
カメラはある。
切符もある。
だが・・・・・・・
財布がない!!!(爆)
地下鉄の車内に忘れたのである。
財布には今回の旅費全部にカード類諸々が入っているのである。
時間は刻々と過ぎていく。
私は直ちに駅事務室へ連絡を取る。
車両が終点に着くまで待て。と言う。
冗談じゃない。
列車がいっちまうじゃねえか。
しかし財布が無くてはどこにも行けないのである。
今日の出発をあきらめざるを得なかった。
この時点で全てのシナリオは破綻したのである。
財布は幸い親切な方に拾って頂き無事私の手元に戻ったのであるが、
その時点で既に公共交通機関は終発後。
私は深夜のタクシーで帰宅するほか無かったのである・・・(T_T)
札幌方 自自座座カカド 函館方
昨年お座敷に乗ったときは畳敷きの車両だったので今回も・・・・という期待は淡くも裏切られ カーペット敷きの車両であった。
しかし、横になっていけるだけあって人気は上々で、この日も指定席は満員であった。
早めに並んで待っていた私は早速自分の陣地を確保。
(この手の車両の指定席は車両単位の発券のため 自分で好きなところで横になれるのである。)
その後もちろん熟睡。
次に目覚めたのは窓の外に函館郊外の裏夜景が広がっている頃であった。
函館到着はまだ夜が明けきらない午前6時30分であった。
夜明け前の函館駅 この駅舎も2000年には取り壊される…
新宿行きの夜行快速列車「ムーンライトえちご」に乗り継いだのは、深夜22時23分、酒田からの列車 が村上駅に着いてからであった。
この列車に乗ればあとは一路東京である。
特急列車のようなリクライニングシートを深々と倒し、私は眠りについたのだが・・・。
(ムーンライトえちご・又の名を「風邪ひき列車」。車内の乾燥具合は半端じゃない。
準備無しに乗ったらのどをやられて風邪を引くこと間違いなし。)
と言う具合に鈍行列車の旅は、「乗り継ぎ」の旅である。
と言ってもそうすんなり乗り継げるわけではない。
30分、1時間待ちは当たり前である。この酒田でも1時間11分待ちである。
そんなときは、ちょっと町を歩いてみる。どんな小さな町でも何かしら発見があるのである。
明日が大晦日と言うこともあって家々には正月飾りが飾ってあり季節感を醸し出している。
駅近くのコンビニにも門松が飾ってあり、暮れなんだと実感する。
そこのコンビニで買ったパンとジュースを朝食にする。
大館15時28分発の青森行き普通列車に乗る。
空からは雪が降ってきている。重くのしかかってくるような空から降る雪は 重く、冷たく、うらぶれているような感じである。
あまりお客が乗ってない静かな車内に響くモーター音。
煌々と青白く輝く蛍光灯の明かり。
時は静かに流れていく。
駅のはずれの人気のない跨線橋。かつてはここから北海道へ向けて多くの旅人が 旅立っていった。
今は連絡船もなく、役目を終えた連絡橋は途中で切られたままである。
普通の駅の跨線橋よりも大きいその姿に古の姿が浮かぶようであった。
年末と言うこともあって列車は比較的混んではいたが、青函連絡を担う列車が いまやわずか4両編成。
それだけの乗客しかないのである。
18時08分、赤い機関車にひかれ函館へ向け列車は動き出した。
のりかえ案内
管理駅長の出張記録
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