このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

  コミケ54 狂騒曲(濃い話に付いていけない方はとっとと読み飛ばして下さい)


    1998年8月14日(初日)

    いにこの日がやってきた。 ところが朝目覚めると既に9時。(爆)

    コミケ一般参加者としてはかなりやばいレベルである。同じ所に泊まっていた人はほとんど

    チェックアウトした後であった。

    草から会場の有明ビッグサイトまでは銀座線−半蔵門線−丸の内線で東京駅八重洲口へ。

    地下鉄車内は涼しいのだが外に出ればたちまち熱地獄。

    今回は教訓を生かし、あらかじめ脱水症状回避のため2リットルペットボトル持参。(中身入り)

    だが、それが重い。 

    コミケカタログ2kg+ペットボトル2kg+α=4kg+α となるのである。

    八重洲口では次々とビッグサイト行きのバスが回転寿司の如く客を満載し流れている。

    私もその流れの中へ・・・

    1000頃バスはビッグサイトに到着。下車後、人の流れに乗りそのまま西館の列へ。

    日のお目当ては西館の企業ブースA-1、 (株)アクアプラス(Leaf)  のブース。

    これがビッグサイト西館です。どっかの秘密基地でしょうか?

    おとなしく列に並ぶこと1時間。11時頃いよいよ入場開始。

    空高く上ったお天道様は歩いてる間にもじりじり私を責め立てる。

    蛇の列のエスカレーターに乗り(乗ってると手すりと階段の速度がだんだんずれてくる恐ろしいやつ)

    いざLeafの列へ。  しかしその列は会場前の行列に劣らない程の増殖ぶり。

    最後尾の看板が見える頃には既には企業ブースに延々と行列ができていた。

    この景色を目にした瞬間、思わず後ずさりしそうになった

    その数おおよそ1500。人人人の人の波・・・・・・・・列はどこまでも延びていく。

    しかし並ばされたのが炎天下の屋外。(屋内での当選処理できないほどの量である)

    遮るモノがほとんどなく、行列に並んでいた人々の体力をたちまち奪っていく。

    私は持参の2リットルジュース&タオルのほっかむりでその時は難を凌いだが・・・・

    あちこちで日傘代わりの雨傘が(この日は朝方雨が降ったそうだ)咲いていた。

    − 2時間半後 −

    ようやくLeafブースでの買い物完了。

    並ぶのは150分。買い物時間は1分50秒。(笑)

    しかしここの紙袋って何かひときわ異彩を放ってるなぁ・・・このとき会場にいた人間には

    一発で判るであろうネタだが、外見からしてすでに一般人を引き寄せない蚊取り線香のような

    効き目抜群のイラストを使っているのだから・・・・・・・・「Leaf紙袋」は。

    遠くからでも視認性はバッチリ!コミケ会場ではオフィシャルの紙袋より幅をきかせてていた

    のではないだろうか・・・?

    この期間中は秋葉原、東京駅、品川駅、上野駅、新宿駅と主要ターミナルのほとんどでこの

    紙袋を持った人が異常に増殖したのである。(^^;

    きなりヘヴィーな始まりとなった'98夏コミはこのままのテンションで2日目へとなだれ込もうとしている。

    だが、すでに西館の闘いで持久戦を強いられ体力を消耗した私には他を廻る余裕すら残っていなかった。

    ということで、休憩・・・・・・・といきたかったがこれ以上の戦闘継続困難との自己判断により

    早めの帰還を決定。(他に回るサークルさんがなかったというのも一因だが)

    14時頃バスに乗り往路を引き返すことに。 潔く完全撤退である。

    もはや東京の暑さに抗う術は私には残っていなかったのだから・・・    

    

    しかし日が落ちればこっちのもん♪ 気温が下がった夕方からは渋谷や秋葉原に出撃敢行。

    渋谷では既に夏コミの新刊が売りに出されていたのは驚きであるが・・・・売りに来てる人も多い。

    こうやって同人誌を転がす輩が多いことを実感。またこれも日本経済の片鱗の一つか。(^^;


    1998年8月15日(二日目)

     りあえず十分な休息と栄養さえあれば回復可能な状態だったので

     (ってこの旅で休息も栄養も十分に取れたためしがないのだが・・・)

     2日目も再出撃。

     この日は ちゃー さん(注:Net上の友人です)の家に遊びに行くために13時に新橋駅で

     ひむ氏と待ち合わせをしてるのである。これに遅れないためにもぜひともぱっぱと片づけなくては・・・

     浅草から銀座線で新橋へ。さらにゆりかもめで有明へ。(注・東館の列に並ぶ場合は下車駅も注意)

      東館への入場待ちの列である。写真の真ん中あたりにその人影が・・・

     館の行列に私が並び始めたのは9時。さすがは2日目である。客層を反映して私のまわりは

     ほとんどが女の子。男:女が3:7ぐらいではなかろうか。 悪い感じではない。(?)

     3日目の野郎共の群衆よりはまだましであろう・・から。

     10時になり2日目の開場時間である、が列はぴくりとも動かない。

     11時になりようやく先の方で動きが見えてきた。昨日は西館の列だったのでかなりスローな

     展開に思える。若干のイライラも込めて。(爆)

     1115頃ようやく列が動き始めた。隊列を組み次々と東館の中へ人が吸い込まれていく。

     早速お目当てのサークルさんを襲撃。戦果は上々。

     日は炎天下の屋外で長時間並ばされることもなく体力の消耗も少なかったのでいろいろ見て回る。

     と気が付くと時計は既に13時近く。  ありゃ。約束時間までに新橋に到着は不可能か・・・

     とりあえず新橋で待っていらっしゃるであろうひむ氏の携帯へ連絡。

     ゆりかもめに乗って新橋の待ち合わせ場所に着いたのは1330過ぎ。遅刻です。【すいませんでした〜】

     新橋に預けてた私の大荷物を引き出し、総武快速線で一路千葉へ。

    


    1998年8月16日(最終日/千秋楽)

     00。コミケ54、ついに天王山の3日目の朝を ちゃー さんの居間で迎えた。

     じきにひむ氏も目覚める。 早朝からコミケに出かける我々の為にちゃー さんは早朝にも関わらず

     車で都賀駅まで送って下さった。 これも含め大変お世話になり感謝しております(^.^)

     賀駅からは総武快速724Fで一路東京へ。 直通列車の気安さか車中は体力温存のため

     ひたすら熟睡モード。今日の空もいい天気である。この分ではかなり暑くなることが予想されるだろう。

     まわりでもやはりコミケ行きといった感じの人達が結構見受けられたが、「君は、僕と同じだね」(笑)。

     京駅で下車し、余剰貨物を東京駅地下のコインロッカーに収める・・・が既にめぼしいところは

     埋まっている。地方からの夜行組が既に使ってしまったのであろう。

     結局あちこち探し回って地下の新幹線が扉絵になっているコインロッカーコーナーへ荷物を収め、

     今日一日予想されるであろう激闘に備え軽量化を図る。

     すが3日目というか・・・バスの中は野郎のパワー充満。あちこちで濃い話題が炸裂してるが

     それを聞いても全く平然となってしまった自分には驚かされる。去年の夏直前までコミケの「コ」

     の字さえ知らなかった私が、である。人ってこうも変われるもんだなぁ・・と思いつつ。

     今日は東館メインなのだが、列の混雑状況を鑑み西館の列に並ぶことに強制変更。

     (ついでにひむ氏も道連れに。)

     西館の前には昨年までなかったコンビニ(サンクス)が出来、コンビニの向かいには

     東京マリオットホテルが建設中である。完成の暁には立地条件を生かし活躍する宿となることであろう。    

     この日も朝からじりじりと射す陽射しが強くなるにつれ気温が上昇し、まわりの熱気と相まって

     局所的に非常に高気温帯が形成されつつあった。

     参の飲み物も待ってる間に飲み尽くし、いよいよ現地調達しなくてはならない状況となってきた。

     で、サンクスへ直行。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・品物がない。

    店の中はもはやほとんどの商品が販売し尽くされており、残った商品も陳列を諦めたのか

    する時間がなかったのか搬入用のboxのままで売られていた。特に飲み物の棚はほぼ完売。

    大手サークルも真っ青の売れ行きである。

    さらに店内は僅かばかりに残った品物を求めてどんどん人が押し寄せ大混雑である。

    通常2台のレジをさらに2台増設し接客していたものの売る品物がなくては元も子もない。

    レジも停滞し長蛇の列ができている。そうこうしてると列の先頭が動き始めている。

    列に並んでいた私は焦りを覚えた。

    結局購入は諦め列へ復帰・・・・・・ ところが自分がいた場所が判らない。あたりはぎっしりと

    行列である。 さんざん探し回った結果何とか無事帰還できたが時間が時間だけに冷や汗ものであった。

    1030。ついに私のいるところの列が動き始めた。

    三日目だし、入場までもう少しかかるだろうと覚悟していたのでかえってあっけないぐらいであった。

    階段を上るときふと後ろを振り返るとまさに人人人・・・・・・・・・黒山の人だかりが蠢いている。

    このまま西館入り口からメインの東館へ移動。

    途中入場制限に引っかかったものの当初の予定よりだいぶ早く「戦場」へ突入することが出来た。

    せ地方の人間にとってはこういうイベントが常にあるわけじゃないし、コミケでもないと手に入らない

    ものが多く、否が応でも気合いが入る。

    東館 東5の入り口でいよいよひむ氏と別れる。基本的にひむ氏と私の趣向が全く異なる為

    別々の行動となる。

    そして別れ際、「Good Luck!」の合い言葉を残し各々戦場へと散っていったのである。

    【買った本のタイトル・内容についてはここでは割愛させて頂きます。】

    

    闘い済んで日が暮れて・・・・ 

    1600。ついにコミックマーケット54終了を告げる放送が館内に流れる。

    と、同時にあちこちから拍手がわき起こる。 

    そう、私たちもコミケに参加してるんだ。と実感させてくれる そんな一瞬。

    

    買った本は今後の旅程の事を考え一足先に北海道へ託送。(犬)   これでかなり楽になった。

    

    かし旅はまだ続く。

    コミケで疲れた身体に更にむち打つかのように・・・・・・・・・・・

 

     "Promised Land" 〜 約束の地、九州へ。  


    地獄の品川駅へ  続く


    北海道からの同行者、ひむ氏(コミケ初参加の25歳医大生)によるHP「 The FINAL SOLUTION

    「コミケ狂騒記」にも別な視点からのコミケ54が書かれております。読み比べてみるのもご一考かと。

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