このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

AIR DO北海道国際航空 1月、2月の記事より(順不同)

<<Back


0228■AIRDO元第3旅客部長逮捕(時事通信)

AIRDOの総務部付社員宮下真容疑者(47)が、千歳空港支店から現金約450万円を盗んだとして、窃盗
容疑で26日夜、北海道警に逮捕された。
 調べによると、同容疑者は同社第3旅客部長だった今年1月20日から29日の間、同支店旅客事務室
の金庫に保管してあった現金を盗んだ疑い。
 

0211■京セラ稲森和夫名誉会長、AIRDO顧問就任へ(道新)

AIRDOから取締役名誉会長への就任を要請されていた京セラ(本社・京都)の稲森和夫名誉会長は
2月10日、AIRDO顧問として経営に参加する以降を明らかにした。ただ、取締役就任については多忙
のため固辞したという。
京セラは北見市に自社の携帯電話製造工場を持つことから企業主体によるAIRDO支援を行っている他、
稲森氏個人もAIRDOに出資している。

過去の記事より

0125■京セラ、AIRDOに資本出資−筆頭株主へ。京セラ稲森名誉会長、経営参加か?

北海道国際航空(AIRDO)は2号機導入のため近日中に15億円の増資を行うが
この度、このうち5億円を京セラ(本社・京都)が出資することが24日明らかにな
った。これにより現在の筆頭株主であるレイケイ(本社・東京)を上回り
5億3000万円の出資額になった京セラがAIRDOの筆頭株主になることが確定
している。企業からの大規模出資は今回の京セラが初めてである。
また、AIRDOでは京セラより資金面だけでなく経営面での援助を受けるために
AIRDOでは経営陣に現・京セラ名誉会長の稲森氏の招へいを検討中である。

*経営的に不安定だったAIRDOに頼もしい親分が登場か?(笑)
しかし北海道の企業は元気ないなぁ…2号機は買い取りにするって言うから
結構物入りな時だけに京セラの資本参加は心強いね。

0123■スカイマーク新千歳−伊丹便4/24までに就航予定(1月23日・道新)

スカイマークエアラインズは1月29日に運輸省に新千歳−伊丹間の路線免許の申請を行なった。
以前よりSKYの札幌乗り入れの話が言われていたが、新千歳空港での機体除雪を委託する予定
の全日空との調整が長引いたためである。当初全日空に全面委託の形で折衝を進めていたが、
設備面で余裕のない全日空側から断られたためSKY側で除雪機を購入し、全日空側に貸与する
形で合意したものである。
新千歳−伊丹便の運賃についてSKYの井手隆司社長は「半額は無理」との見解を示し、大手より
は安くするという言及に留まった。また昨年(98年)に就航した福岡−羽田便については近く16000
円へ段階的に値上げすることを明らかにした。
ただ、大手3社が4月から特定便割引を拡大し、さらに着陸料引き下げに伴う運賃値下げを行うこ
とから他社の状況を鑑み値上げ時期については「検討中」としている。
さらに福岡−伊丹便については運賃を10000円にする事を決定した模様である。

*現在AIRDOも新千歳での除雪については日航に委託してるが、やはり継子の悲しさ。JAL便が優先され、
AIRDO便はいつも後回し。お陰で大雪の時はJAL便よりも遅れが大きい状態。
そんな状態を解消すべく来冬までにAIRDOも自前の除雪機を購入する予定。
業務は当面日航に委託する形だが、将来的には自前で行うことを検討中。

 

0120■2号機買い取りへ

AIRDOが99年末に導入を予定している2号機について、1号機のようなリース方式でなく機体をボ
ーイング社から買い取る方向で検討に入っていることを1月20日に明らかにした。
当初は2号機もリース形式で調達する予定であったが、アジア危機によりアジアの航空会社が相次
いでボーイング社への発注をキャンセルをしたことからボーイング社がAIRDOに格安での売却を持
ちかけたためである。近く交渉を始め、2月末には結論を出す予定。
通常、B767-300の新品価格は150億円程度だが、今回50億ほどの値引きが行われる模様。
2号機の機体は1号機と同じB767−300を予定。
現在の機体のリース料は1億/月のため機体の寿命を考えると買い取りの方が得策であるとの
判断からである。また、購入資金については日本輸出入銀行などの政府系金融機関からの借り入
れでまかなうと見られる。

*格安航空会社だけに機体も格安で購入ってか?(笑)

資金融資関係

0120■中央信託銀行が1億円融資枠設定

北海道国際航空(AIRDO)と中央信託銀行は1月19日に1億円の融資枠を設定することで合資した。これにより従来からの課題であった運転資金の確保に向けて前進したことになる。また、今後も引
き続き道内3行(北洋・道銀・札銀)に対しての融資を働き掛ける。

*19日って中央信託銀行、三井信託銀行に合併されるって発表した日だよねぇ…


0126■道内31市町村1億出資
AIRDOが2月中に行う第8次増資で、道内31市町村が合計1億400万円の出資を引き受けることを
明らかにした。これにより道内212市町村のうち15.1%がAIRDOに何らかの支援を行うことを決
めた事になる。その多くは主に千歳空港に近い道央圏が中心だが、道北の幌加内町やえりも町、
浦河町などの遠隔地の町村も出資に応じている。

*オラが町にも観光客ぅ〜(笑)

0128■客室乗務員とパイロットを年内に増員—エア・ドゥが増便に対応

 新千歳—羽田線を運航している北海道国際航空(AIRDO、本社・札幌)は1月27日、2000年春の同路線の増便に向け、年内に客室乗務員を25−30人程度、パイロットを5人

程度採用する方針を明らかにした。
 同社によると、客室乗務員は2月中旬に10人程度、12月頃に15−20人を採用し、現在の34人と合わせて計60人前後へ増員する計画。パイロットは現在13人いるが、国内航空会社の退職者や外国人を中心に、随時採用していくとしている。

 同社は2000年春の羽田空港の発着枠拡大に伴い、新千歳—羽田線を一日3往復から6往復に増便する予定で、新たに採用する客室乗務員は今年12月ごろに一括採用する計画だった。しかし、長期間で少しずつ進めるはずだった現在の客室乗務員の定期訓練が、5−7月に三組に分かれて行われることが決まり、この間の客室乗務員不足が確実となったため、一部の採用を2月に前倒しすることにした。客室乗務員の募集は今後専門誌「スチュワーデスマガジン」を通じて行う予定。2月採用の客室乗務員については1月末から入社試験を行う。
(道新)

0123■地方空港発着料引き下げ。大手3社は運賃値下げへ

99年4月1日より国、地方自治体が管理する空港の着陸料を従来の3分の1に引き下げられる
のに伴いジェット路線の航空運賃の引き下げが行われる。
ただし、既に着陸料が引き下げられた那覇空港発着路線については対象外である。また、旭川
空港については、管理者である旭川市が寒冷地の特殊事情のため維持管理の経費がかさむこと
を理由に着陸料の引き下げを見送る方針である。
これに対する各社の反応は…

★ANA
1月21日に大手3社の中で最も早く、全国85路線で4月1日から運賃値下げを行うことを表明。
北海道関係では旭川−羽田、新千歳−那覇便を除く29路線が対象。
新千歳−羽田便については片道¥24700へ。(¥−300)
その一方、地方空港を発着する19路線にて早割制度を全廃。代替策として割引率の著しく低くなる
特定便割引(得割)に切り替え収益増加を狙う。
なお、他社との競合路線では引き続き早割、得割を行う。
販売好調な回数券は今回の値下げ対象外。

★JAL
1月26日にANAの後追いをする形で全国40路線で4月1日から運賃値下げを行うことを表明。
北海道関係では新千歳−那覇便を除く13路線が対象。
新千歳−羽田便については片道¥24700へ。(¥−300)
その他路線も全日空と全く同じく横並び。回数券も値下げ対象外。(これも横並び)
ただし、従来からの早割制度は引き続き継続予定。
得割については函館−羽田便で全日空に追随するかどうか検討中。

★JAS
1月28日に2社の後追いをする形で全国73路線で4月1日から運賃値下げを行うことを表明。
北海道関係では旭川−羽田・関空便を除く23路線が対象。
新千歳−羽田便については片道¥24700へ。(¥−300)
・JALとの競合路線については割引制度をJALに追随。(日航のマネ)
・ANAとの競合路線については割引制度をANAに追随し、早割全廃・得割設定。(ANAのマネ)
・単独路線については2週前割引以外の早割廃止。得割設定無し。
これによりJASの運賃割引制度は大幅に縮小される。

★AIRDO・スカイマーク
1月22日にAIRDOは4月1日以降も値下げを行わないことを表明。
スカイマークは4月以降に福岡−羽田便を値上げ予定。

(なお、プロペラ機の路線については着陸料が安いため値下げされるかどうかは微妙である)

落ち込む新千歳−羽田間乗降客数

98年1−9月累計前年度比-0.1%(637万7600人)。
年間乗降客数が5年のDぶりの前年度割れの可能性も?長びく不況の影響か。
…6月-6.8% 7月-2.1%(いずれも前年度比)
JASは増便により+11.5%(4−9月の平均搭乗率60.6%【前年度比-12%】)
JAL-2.8%
ANA約-1%
昨年度は年間830万人(前年度比+3.9%)
これで果たして予定通りの採算がとれるのか………?

0126■新千歳空港98年乗降客数前年度比+1.8%

北海道新聞調査によると新千歳空港の乗降客数は前年度比+1.8%の約1715万人となり初め
て1700万人台に乗せた。このうち国際線は前年度比9.1%贈の41万4000人。台湾からのツア
ー客が相次いだことからチャーター便の利用者が7万人近くに膨らんだことが要因である。
新千歳−羽田便は前年度比+0.5%で微増。ただ、規制緩和による競争激化で各便の実質的
搭乗率は低下し、実際運賃の低下傾向により収入は伸び悩んでいるものの、利用者増加傾向によ
り今後に僅かながら明るさが見えてきたと言えるであろう。

0106■AIRDO年末年始搭乗率92%

AIRDOの年末年始(12/25-1/4)の搭乗率は92.1%の高率となった。
この期間の大手3社の新千歳−羽田路線の搭乗率は
★JAL:69.4%(前年度比-5.8%)『不況のせいで…』
★ANA:68.3%(前年度比-5.5%)『休みが短かったことが…』
★JAS:64.1%(前年度比-16.3%)『機体の大型化で…』

*各社の言い訳も付けてみました(笑)

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください