このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

AIR DO さらば、北海道国際航空〜 

試された大地、北海道

なお、ここのページは個人のページであり 北海道国際航空 との関係は一切ございません


1998年12月20日、北の大地で生まれた小さな翼、北海道国際航空「AIR DO」が
開業しました。その翼は決して大きくはありませんが、北海道の希望の象徴でした。

そして2002年6月26日、債務超過に陥ったAIRDOは自主再建の道を諦め
ANA傘下となりました。この時北の翼は潰えたのでした。

今の日本の航空業界で大手と同じ土俵で闘うことが不可能であることはAIRDOが示してくれました。

25年後、札幌まで新幹線が開業するであろうその時まで北の空は大手の寡占の闇に閉ざされてしまう事でしょう。

 

さようなら、AIRDO

 


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AIRDO関連新聞雑誌記事より引用した記事の紹介をしております。
また、
記事の著作権は各社に帰属いたします。


★★大手3社便に於ける傾向と対策
日本の空は再び寡占へ…

000706◆得割AIRDOに追随(道新・他)

日本航空は5日、運輸省に9月の新千歳ー羽田線の運賃の一部変更を届け出た。北海道国際航空が9月1日
から羽田発の早朝便と新千歳発の最終便各1便を14000円とすることに追随し、羽田発午前6-7時台の二便
と新千歳発午後8−9時台の三便に一律14000円の特定便割引(得割)を設定する。
同社は九月からの同路線の二十六便全便に1律18000円の得割を設定すると発表していた。

※この記事に限らずAIRDO潰しの露骨な運賃合戦は依然止むことなく続いている。
最初のうちは前後便だけの挟み撃ちだったが今や全便対象。3社が3社とも同じ運賃で横並び。
AIRDOの得割にも同じ運賃でぴったり追撃。いい加減公取委がまた動き出しそうだな…

990310■得割攻勢激化(道新・他)

大手3社がAIRDO・スカイマーク対抗策として打ち出した特定便割引拡充は開始後1週間で早くも明暗を分け
ている。福岡線ではスカイマークの搭乗率を20%も下げ運賃値上げを示唆させるなど1応の戦果をあげて
いるが、札幌線ではわずかな減少に留まったことで対AIRDO攻勢に苦慮している。
この戦果の差がでた理由としては、
 ・AIRDO前後便の得割運賃がAIRDOより1000円高い17000円の設定であるのに対し、スカイマークの前後便
 は同額の13700円まで値下げを決行した。
 ・AIRDOは北海道の「地域航空会社」として道内の応援があり乗客を奪還する事は困難である。
と見ているが…

JAL札幌支店では独自に同社で得割往復購入者に対し1000円のオレンジカードをプレゼントするなど運賃
以外でのサービス競争が激化している。
これに対し、AIRDOはこれ以上の運賃値下げで対抗することはぜず、現行運賃の継続で信頼を得ることを考え
ているが、スカイマークは今回の搭乗率低迷により現行運賃を値上げせざるを得ない考えを表明している。

また、大手旅行会社が3/17より東京発二泊三日19700円という激安ツアーを企画しており、ツアー客だけでなく
格安運賃に流れていた個人客をも取り込む勢いである。


就航日

1998年12月20日。第1便は羽田7時30分発
札幌(新千歳)−東京(羽田)間 3往復/日でスタート。
2000年7月10日には2号機を導入、
札幌(新千歳)−東京(羽田)間 6往復(12便)に増便

2000年以降に札幌(新千歳)−大阪(伊丹)間 へ2往復/日を新規に予定…
のはずが、スカイマークの惨状を目にして計画時点で撤退へ。

終航日

もうすぐ?


使用機体

B767-300 ER(286席・モノクラス)
使用機体は大手とは異なり完全モノクラスで座席数の増加を図っている。
供食設備は残るものの、機内でのミールサービスなどは一切行わない。
また、機体整備などは日航に委託する。(近々日航撤退の噂も…)

◆1号機
登録記号JA98AD
アンセット・ワールドワイド・アビエーション・アイルランド・リミテッドよりリース方式で調達。
◆2号機
ベルギーの航空会社が使用していた中古機をリースで調達。


GOOD-BY Air-Do  管理 Laurel

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