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2002年4月28日-サザンが水軒にやってきた
かねてから2ちゃんねるで噂されていた水軒廃止関連のイベント列車。
公式リリースで事実のものとなり、そして運転日の4月28日がやってきた。
10000系※1が水軒に乗り入れることなどもう無いと思われる?ので
一部始終を見てみようと現地に出向くこととした。
頃合を見計らって家を出る。今回は550ccの軽自動車なので少しは走りが軽やかだ。
だが、地元から国道に出るのにかなり苦戦した。そう。みさき公園の駐車場に入る車が渋滞して国道がマヒしているのだ。
なんでも近頃入場者数が微増しているそうで…天気もいいし、今日なんかはかなりの人出になるだろう。
仕方なく迂回路で水軒を目指す。天気は薄曇りながらも、たまに射しこむ春の陽気が心地よい。
和歌山港駅前を通る。丁度、電車が到着した後だったようで…沿道はそれっぽい人達がワラワラと歩いていた。
現地の状況を把握する為、一旦水軒駅まで向かうことに。
撮り鉄がそこらそこらに…異様な光景だ。あらゆるところに脚立や巨大三脚が出現。 山手の土手に陣取る軍団も多数。列車の運転に障害が出なければいいのだが… ヤレヤレ…思いっきり線路用地内で三脚を構える輩まで。
その後、南海電鉄の方?が自動車で巡回し、これら不届き者に退去するよう促していた。 | |
水軒駅到着。養翠園※2の駐車場に車を乗り入れようと試みる…が、既に満杯。まぁ致し方ない。 既に南海電鉄の臨時駅売店が建っている。阪堺電軌も抱き合わせのようだ。「チン電」グッズの旗が微笑ましい。 入り口に〒649−63xxさんを見つける。水軒清掃オフ以来なので久方ぶり。 暫し話した後、撮影にかかることに。同時に104‐551さんも到着。水軒メンバー※3集結の予感・・・
今更場所取りに精を出しても仕方が無いし、線路横断までして土手に登る気もしない。 まぁ適当に安全な場所で撮ることにした。別にいい画に拘るってわけでもなし。 この無粋な風景をひた走るサザンが撮れればそれで良し。
時計を見る。そろそろいい時間だ。デジカメの設定を済ませて待ち続ける。 定期列車だとそんなに緊張もしないものなのですが、矢張、10000系が来ると思うと… そしてこれが最初?で最後だと思うと…更に緊張が高まります。
そして… | |
おおっっ!!本当に10000系!! キターーーーー!! | |
こっちを見るなよそこの人(鬱
フォトショップにて消え去って貰います(苦笑 | |
自分で言うのもなんだが、ウソ電みたい… 結局、緊張のあまりこの程度の画像しか撮れなかったのでした… 腕の無さを場慣れ不足のせいにして再び水軒へ。 | |
緑萌える水軒駅に到着。 後方の人だかりを見てください…既に現地はお祭り状態。 | |
記念撮影をする子供連れが印象的でした。良き思い出としてアルバムに収まるのを願うや切。 それにしても、右端の画像のおっちゃんはどう見てもチ○ポ掻いてるよなぁ…
というわけでチ○ポ繋がりで4月28日のトイレ画像。 | |
トイレットペーパも順調に痩せているなぁ… | |
類似画像を色んなサイト、もしくは画像貼り板で見かけましたね。それだけ撮りやすくも良きカットだったと思います。 | |
久々の水軒メンバーとの再会。そして語らう。嗚呼至福の一時よ。 まぁしかし凄い人出だね… | |
水軒ジープも今日は何やらせわしなさそうだ… 南海電鉄の方も商魂逞しいもので、車補を立ち売り、フェリーのぷるぷる※4を立ち売り、 仮設駅売店でグッズ売りまくり状態… おじさん達の熱心な売り込みに負けてぷるぷる購入。結構売れ行きも上々の模様でした。 | |
水軒大橋から駐車場に戻る。と、10000系の幕が回り出した。いったい何を表示するやら。 ※この間に表示された幕は こちら | |
というわけで[ 特 急 ]幕、見参!!……すると 「どけ!!」 | |
(罵声の本人はこの画像には入っておりません。誤解等無きよう宜しくお願いします。) うーむ…特急幕が出たからってそこまで熱くなってはいけません。 水軒に異様に張り詰めた空気が流れる。 どうやらプラットホーム上の障害物に対しての罵声のようだが、 なんと子供にまで怒鳴る失態ぶり。鉄ヲタの罵声というものをはじめて聞いたが… 暫し待てば撮影の機会などいくらでもある筈なのに… そこの脚立に座ってた…ハゲデブのことですよ。 | |
発車時刻が迫る。早目の乗車を促すアナウンスが流れる。
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折り返し、サザンに乗り込む前に記念撮影をされている幸運な方々。 | |
工場と列車を絡めてみました。 臨港鉄道の雰囲気が強いこの辺りの景色が 私は特に好きなようですね…
臨港鉄道と、浜辺のローカル線、そしてひなびた貨物ヤード… この区間、なかなか映える良きシチュエーションを持っているなァ | |
列車はこの後、一旦和歌山港で運転停車したようです。 | |
お蔭で列車に追いつくことが出来たのでもう1枚撮れました。 これだと定期列車と変わらんやんという突っ込みは無しで。 和歌山港-築港町間にて。方向幕は[ 特 急 ]のままで走っていきました… | |
そして、水軒駅にとって初めてと思われるお祭りも終わりました。
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折角、和歌山まで来たのだから…とマリーナシティにてのんびりとした時間を過ごし、夕刻、帰路につく。 片男波を望む道路からの和歌浦湾に沈む黄金の夕日がとても綺麗で、和歌山がとても素晴らしい所だということを再認識しました。
花曇りの下、廃墟街を通り、そして眼下に見える水軒駅に立ち寄る…なんだかお決まりのコース。 | |
数時間前までのお祭り騒ぎが嘘のようだ。 そう。これが水軒駅の本来の姿。 | |
駅名板は当然の如くチープな仮設タイプに。 なんだかこちらの方がこの駅の雰囲気に合っているような気がしないでもない | |
若いカップルがはしゃぎながら撮影に興じていました。 むぅ、他と違って何故かやたらとカップルを見かける駅ですな… |
廃線まであとわずか。とても暖かい、春の1日でした。
ご閲覧ありがとうございました。
10006Fも今や現存しないんですよね。
2003年11月3日フォント修正
2005年10月8日画像貼りなおし、文章添削
※1 南海本線の指定席特急用車輌。貫通型ながらも優美な前面スタイルが特徴。列車の愛称は特急「サザン」。
なんば方4両に指定料金不用の通勤用一般車を併結させる手法にて乗客のハートをがっちりキャッチ?
※2 紀州徳川家に纏わる庭園とのことです。結構(・∀・)イイ!! とこみたいです。HPもあるので是非覗いてみましょう。
私もそのうち訪ねてみようと思います。但し、電車でのアクセスが出来なくなったのでご注意を。
※3 水軒清掃オフに参加したステキな人々。私が勝手にそう呼んでいるだけなのでご了承下さい…
※4 握りこぶしほどの大きさのぬいぐるみ。電車やバス、挙句の果てに今回のようなフェリー型のものまでバリエーションは豊富だ。。
紐を引っ張るとブルブル振動する。そのまま地面に置くとプルプル前進したりするナイスなおもちゃ。但し、航続時間は少なめ。
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