このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
扶桑社の教科書問題 、小泉首相の 靖国公式参拝 への賛成・反対が幾らか下火になったと思ったら、アメリカでの飛行機ハイジャックによる民間・軍施設への自爆テロ。
アメリカ(ブッシュ大統領)は、「これは21世紀の新しい [戦争] だ」と言い、「報復」を宣言した。
世界の多くの国がそれを後押しする。
小泉首相も、それに答える形で、今日(2002/9/19)、自衛隊のインド洋への派遣を言明した。
「 戦争 」
二度と起こさないはずの 「戦争」 という言葉が、テレビに、新聞紙面に、飛び交う。
全ての国々が、アメリカの報復戦争を理解すると発表した。
その後徐々にではあるが、多少のニュアンスの違いも見えてきたが、冷戦時のような、「アメリカには、とにかく反対」という国はなくなっていた。
振り返って、我が日本国においては、めざましい経済発展の後の金融崩壊の真っ最中。55年体制の崩壊と政界再編成の途上。政治も、経済も、社会も、全てが混沌とした状態にある。
穏和・謙虚・調和を良しとした国民性が、先送り・事を荒立てない・控えめ、の末に、国勢を危うくしている。
世界が緊急事態に遭遇した今も、日本に確たる指針はない。
今一度、日本はどうあるべきか、自分はどうするべきかを考えてみたい。
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