このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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7クネ/富士登山、アゲイン。

とあるビジネスホテル

疲れと睡眠不足が押し寄せ、新五合目から御殿場駅までのバスで眠り続けた三人は、コンビニやマクドで夜ご飯を買い込み、 再び、御殿場駅近くにある、とあるビジネスホテルへと戻った。

預かってもらっていた荷物も受け取り、順番にシャワーを浴び、スッキリ!! 私は、ひとりコンビニで買ったビールを飲んで、うめぇー!と、ご満悦。 私は、ウルルン滞在記を見ている間に、眠りの世界へ。心地よい布団で、久々に熟睡。充分な酸素があるって、素晴らしい。

翌朝、チェックアウトの時間、10時ギリギリにホテルを後にした私たち。ホテルの前で写真を撮り合っていると、 ホテルの人が出てきて、カメラマンになってくれた。暖かいホテルだ。ひどい筋肉痛で、歩くことが困難となった私と、 まあまあの筋肉通のマユミと、 普通の筋肉痛だよーと言うアキは、駅で電車やバスの時間をチェックした後、カフェでランチ。なんやかんやと話して、 写真を撮ったりして、解散。マユミとアキは、バスで新宿へ。私は電車を乗り継ぎ、三島から新幹線。

この、筋肉痛のひどさも、しゃがむことすら一苦労なことも、杖をつきながら電車に乗っていると、「富士登山だ」と 注目を浴びることも、何もかもが、去年と同じで懐かしい。富士山から見える景色も、登山の苦しさも、 去年とは少し違ったものであっただろうけど、当たり前だけど同じようなものでしかなく、一度目ほどの感動も、 達成感も、なかった。さすが、飽き性の私である。ご来光が見れていれば、また感動も大きかったのかもしれない。 でも、何もかもが去年と似通っていたため、同じことを何度も繰り返すことに、果たして意味があるのかい?なんて、冷めた思いを持ってしまった。 私一人、二度目の富士登山で、知ったかぶったかのように「これは、こうこうこうやねん〜」なんて説明している自分を、 時々鼻で笑ってしまった。いつだって、初心者でありたい、初心者でなくとも、初心者のように感動していたかった。 でも、たまにしか会えない、このメンバーでの登山は楽しいものだったし、大きな思い出になったし、無問題!

ご来光が見れなかった無念さは残るけど、来年もまた登ろうという気にはならない。もう満腹。

登山する中で、 ”辛そうに登る彼女を、腕組みしながら「おっそいのぉー、はよせーや」という態度で、声もかけずに上で待つ男”、 ”自分の荷物を後ろに、彼女の荷物を前に背負い、下っていく男”そんな対照的な人物を見かけたので、結婚しようと思う相手とは 富士山に登ってみると本性が見えて、いいんちゃう?と思った。次があるなら、そんな相手が見つかった時にでも登ってみたいと思う。 で、相手に愛想つかされたりしそう。

そんな日が来るとは限らない妄想話はいいとして、富士山への挑戦の道中、仕事について、 二人からの意見を色々聞いたことや、登山の疲れで色々考えるのがアホらしくなったこともあってか、 人のことを考えすぎたり、どう思われるかを気にしていい人になろうとせず、10月末で仕事をスッパリ辞めてやるぜーってわけで、派遣元の上司には言ってたけど、派遣先には言ってなかったので、 伝えて、もう延長は無理とキッパリ伝えて、トントンと話は進み、正式に10月末で辞められると決定。 何事も、考えるよりも言ってしまえば、伝えてしまえば、事は前へ進むようだ。11月から旅に出ることが、一気に現実化。 旅に、転職に、一人暮らし、口先だけで終わらせるものか。新しいことに、挑戦すること忘れるべからず。

そして、筋肉痛がこれほどまでにヒドイのは私だけのようで、座り仕事、車に頼りすぎな生活によって 軟弱になった足を、旅に出るまでに鍛えなければならないという目下の目標もできたわけだが、まだ筋肉痛も完治せず、 歯も神経抜いたのに痛いし、やる気ナシという、ダメっぷり。

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