このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

About
WorkingHoliday
旅日記
旅する日本
SKY
BBS
LINK
管理人
放浪LIFE

旅日記・インドのはなし3

*貧富*
写真1 インドにはカースト制という身分制度があったことは有名だ。
廃止された今でも貧富の差は激しい。カースト制の名残なのだろうか。
見ただけでは、どの身分とかハッキリしたことは分からないが、明らかに貧富の差はあった。

 物乞いの姿を多く見た。痩せこけた手足、顔、 ボロボロの衣服。道端に座り、必死な目で、悲しい目で、 あるいは怒りの目で手を差し出してくる。 何度か足や手の無い人の姿を見た。「お金をもらうために、わざと切り落とすことが ある。」と聞いたことがる。それが本当なら何とも言えないことだ。生きるために必死。 私はお金を渡さなかった。そのことに罪悪感を持ったが果たしてお金を渡したところで その罪悪感は消えるのだろうか。偽善者だという罪悪感がまた生まれそうだ。 しかし、そのお金でその人が何かを食べ、生きていけるのは確かだ。 お金を渡さなかったことで何人かの命を縮めたのかもしれない。

写真2 インドの子供はかわいかった。
目が合うと笑顔がもれる。恥ずかしそうに笑う子達。かわいかった。
しかし、その後には「チョコレート、チョコレート。」と手を出し寄って来る場合もある。
それはまだ可愛いと思ったのだが、中には 「マネー、マネー。」と言って手を差し出してくる子達もいた。あどけない、無邪気な笑顔で。
なんとも言えない気持ちになった。
有名な観光地へ行くと子供が土産を買わないかと売りつけて来る。 「いくら?いくら?100ルピー?」と日本語を上手に使い、しつこく付きまとう。まだ小学生にもならないような子供達なのに。



写真3 この研修旅行で泊まったホテルはどこも4つ星とか5つ星とかの星がつく、 高級ホテルばかりだった。
星つきでも、田舎の方のホテルでは え?ここが星つき?って言うぐらい汚く、トイレでトカゲを発見したことも あったが、デリーで泊まったホテルは本当に最高級だった。 そこに泊まっているのは、外国人観光客とインド人の大富豪っぽい家族達だった。 添乗員さんがフロントで手続きをしている間、ロビーで待っていたら インド人の大富豪っぽい家族を見かけた。女性は、きらびやかな サリーを身にまとい、男性はビシッとした服を着ている。 子供は髪の毛をビッシリ固め、サスペンダー付きのズボンをはいている。 私が今まで街で見かけた子供との貧富の差を痛いぐらい感じた。 大富豪っぽい家族は私達が珍しかったのか、私達がソファーに座ってくつろいでいる のをバックに記念写真を撮っていやがった。薄汚れたTシャツにジーパンの姿が そんなに珍しかったのだろうか。ジーパンでいるのが恥ずかしくなる程の 高級ホテルだった。貧富の差はあまりにも大きい。


写真の説明
写真1・・・市場のような所へ行った。多分ベナレスです。写真をあまり撮ってなかったため、「何か撮らなー!」と思い、子供がいたので カメラを向けると寄ってきた。嬉しそうに、怪しそうに笑う子供達。かわいい。

写真2・・・多分ルンビニです。子供がいっぱいいて、かわいいなーと思ってたら「チョコレート、チョコレート」と言って近づいて来た。 カメラを向けるとやっぱり嬉しそうに笑う。かわいい。チョコレートはあげてません。ひどい?

写真3・・・ルンビニで泊まったホテルのトイレ。この地域では最高級のホテル。トカゲがいたのはこのホテルです。青いバケツは水を汲んでお尻を洗うためのもの。 どこに行ってもバケツはあったけど一回も挑戦してません。紙で通しました。

戻る
次へ
旅日記トップへ

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください