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本ページでは、韓国SBS(ソウル放送)のニュースで紹介された、韓国の鉄道&公共交通関係ニュースの原稿対訳をお送りします。
なお今月は試行的に、「SBSニュース8」に代え、「MBCニュースデスク」をニュースソースとします。両報道機関の報道姿勢の差異など感じ取って頂ければ幸いです。
本ページでは、以下のニュースサイトより記事を収集しています。
MBCニュースデスク
「黄教授疑惑」を最も早く提起、国民からの総バッシングにも耐え真実を追い続けた「報道のMBC」の、看板ニュース番組
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お昼のニュース。経済情報が充実
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首都圏をはじめ、全国のネットワーク局のニュースが充実
本ページは、SBS・MBCホームページのニュース原稿を元に私自身が翻訳したものです。意訳を含みますし、誤訳も0にはできません。万一、本ページの情報を利用して利用者の方が何らかの損害を受けた場合も、責任は負いかねますので、あくまで参考情報としてお役立て下さい。また、本ページはSBSソウル放送・MBC文化放送と一切関係ありません。
動画を見るには
「ソース&動画」をクリックすると、SBS・MBCの各ホームページにジャンプし、ニュースの原文(韓国語)をご覧いただけます。さらに画像下にある、又はPLAYのアイコンをクリックすると、ニュース動画をご覧いただけます。
鉄道労組、事実上再スト突入 2006-03-30 (11:30)
京釜線一部間引き運行、首都圏電鉄は正常運行
 

貨物連帯の所属組合員がソウルでストライキ闘争を行う中、鉄道労組も事実上ストを再開しました。

鉄道公社は20日から始まったソウル、水色(スセク)、釜山、清凉里(チョンニャンニ)車両事務所の整備労組員たちの列車整備拒否に最近、里門(イムン)、九老(クロ)など首都圏電鉄車両基地の一部組合員たちも同参したと明らかにしました。
これによって整備労組員の63%である1200人が車両整備業務を拒否し、事実上の再ストライキに入りました。

整備労組員たちの整備拒否で30日、京釜線の旅客列車22本と貨物列車30本が間引き運行され、首都圏電鉄は代替人員の投入により正常運行されています。

この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#3001



[仁川空港5周年] 北東アジアの物流ハブ 2006-03-29 

● アンカー: 次は、仁川空港開港5周年の点検シリーズです。
今のサービスは良い評価を受けていますが、仁川空港の究極的な目標は、北東アジアの物流ハブ競争で、中国と日本を追い抜くことです。
仁川空港の現状と戦略を、パク・ヤンフェ記者が取材しました。

●記者: 早朝5時、仁川空港貨物ターミナル。
サンフランシスコから到着した半導体など、IT物品約100トンが倉庫に積み上がります。

仁川空港の去年の物流処理量は213万トンで、香港と成田に続き世界3位。
熾烈な北東アジアの物流戦に、中国の挑戦も激しくなっています。

UPSやペデックスなど世界的物流業社は去年、韓国を避けて中国に北東アジア基地を建てる事にしました。

● シン・ジャヒョン物流チーム長(仁川空港): 1年に2〜30%ずつ成長しており、そのような成長性のため特殊会社が中国に立地するようです。

●記者: 中国に対する仁川空港最大の武器は、ITを活用した先端施設です。
顧客の目の高さに合わせた関税制度も、中国と差別化された強みに数えられます。

●イム・ドンウク班長(仁川空港税関):ほとんどの輸出入企業が夜間に物品を通関して、その翌日にはすぐに現場へ投入され、物品を使うことができる…

●記者: このような努力のおかげで、世界5位圏内の物流業社であるドイツのスェンカー社が、仁川空港に物流団地を建設中です。

● マーティン・ボンガード(スェンカーコリア社長): 中国の税関規制は、地域(省)ごとに違います。
この点は、中国外にハブを置くことが、さらに適切だということを示唆します。

●記者: また、貨物収容能力と航空便数の優位を利用して、上海浦東空港を押して、中国東北部物流を牽引することが、仁川空港の戦略です。

北東アジア物流市場を取り囲んだ空港間の競争が、さらにいっそう激しくなりました。
仁川空港は、これから10年以内に北東アジア物流ハブの座に就くという、野心的な計画を立てています。

この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#2902



「ポストペイ交通カード」4月から発行再開 2006-03-29 (16:37)
韓国スマートカード−三星カードなど交渉妥結
 

韓国スマートカードと三星(サムソン)カード、新韓(シナン)カードのポストペイ(後払い)交通カードの再契約交渉が妥結しました。

両者は、カード1枚当たりの手数料を、ソウル市の仲裁案である年間2千ウォン範囲とすることに合意して、契約書に署名したということです。
これによって、これまで中止されていたポストペイ交通カードの新規、再発行が来月1日から再開される予定です。

三星カードは、費用面では難しさあるが、顧客の不便を最小化する意味から交渉に結末をつけたとしています。

この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#2901


釜山鉄道労組員、車両整備拒否広がる 2006-03-29 (16:30) 

鉄道労組・釜山地方本部は、24日から釜山車両事務所の労組員・約150人が列車整備を拒否してきたのに続き、30日からは釜山伽?(カヤ)整備庁と大邱、慶州(キョンジュ)、浦項(ポハン)の地域車両整備職員・約400名も追加で、作業拒否に乗り出すと明らかにしました。

労組員の整備拒否で、28日ソウル発釜山行きセマウル号とムグンファ号12本と、貨物13本が運休になったのに続き、29日からはセマウル号とムグンファ号10本がさらに間引かれ、運休列車が22本に増えました。

この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#2903


[仁川空港5周年] 「我々が守る」 2006-03-28 

● アンカー: 一日に数多くの人々と貨物が出入りする、韓国最大の玄関口、仁川空港。
もう一つの国境であると言えますが、
それだけに、常に緊張の中に警戒態勢が徹底しています。

パク・ヨンフェ記者です。

● 記者: 航空機から降りた乗客。
ターミナルに足を踏み入れましたが、まだ我が国に入国していない状態です。

国内に入国するための各種手続きが行われるこちらは、CIQと呼びます。
税関と出入国事務所、検疫所、ここを管轄する三機関の頭文字を付けたものです。

このじゅうたん、乗客にはよく分かりませんが、病元菌を除去する各種消毒薬で濡れています。

●キム・ミョンス (国立獣医科学検疫員): 踏むだけでも、口蹄疫や鳥インフルエンザの病原体が、消毒薬に充分な効果があります。

●記者: 高熱患者を隔離するための、24時間体温感知システムも作動しています。

●オ・ウンギョン(仁川空港検疫所): 特定のある部位が高くなれば、その部位が緑色に変わりながら、この最高温度…

●記者: 税関情報網に登録された密輸注意の人物が入国すると、税関監視網が作動します。
無線を受けた現場要員が、素早く追跡を始めます。
平凡な背広姿、しかし目つきだけは緊張を緩めません。

●ムン・スンヨン(仁川空港税関): 理由もなく汗を流すとか、あるいはトイレへしきりに行ったり来たりする方々は、とりあえず私どもがずっと動態を監察しながら…

●記者: これまでに摘発された密輸は、1兆600億ウォンを超えます。
出入国の巡察も、昼夜を問いません。

●インタビュー: パスポートをちょっと見せていただけますか?

● 記者: 乗換え区域で密入国を試みる者がいないか、一つ一つパスポートを伺います。

●パク・ソンギュ班長(仁川空港出入国事務所): モンゴル人たちが、いわゆる換気口を通って出た事もありました。

● 記者: 飛行機は乗らず、乗り換えホテルにだけ泊まる乗客は、偽造パスポートの販売者である可能性が低くありません。
5年間で約6万7000人が、ここ仁川空港で捕まりました。

我が国最大の玄関口である、仁川空港。
人と品物はもちろん病元菌まで、入って来てはいけないものなどを選り出す空港CIQは、毎日が緊張の連続です。

この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#2803


仁川地下鉄、ワンセグ放送世界初導入 2006-03-28 (11:18)
 

28日午前、世界で初めて仁川地下鉄内に、ワンセグ放送が導入されまました。
ワンセグ放送の導入で、走る電車や待合室などで、ワンセグ対応携帯や携帯TVを利用して、無料でTVを視聴しラジオを聞くことができるようになりました。

仁川地下鉄公社は「地下鉄利用客が電車の中でニュースやドラマなどを楽しむことができるようになった」とし「世界初という象徴的な意味とともに、仁川地下鉄が国際的に知られるきっかけとなるもの」としています。

この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#2802



鉄道労組作業拒否…京釜線間引き運行 2006-03-28 (10:47) 

鉄道労組員の作業拒否により、28日から京釜線の列車が、間引き運行になっています。

鉄道公社は、ソウル車両基地などの鉄道労組員が、列車整備を拒否したことに伴い、ソウルと釜山を往復する京釜線の240本のうち、12本が運休したとのことです。
また29日からは、10本がさらに間引かれ、全部で22本が運休すると明らかにしました。

一方で鉄道公社は、首都圏電鉄とKTXの運行には影響がないと説明しています。

この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#2801


[仁川空港5周年] 滑走路24時 2006-03-27 

●アンカー: 仁川国際空港がこの水曜日に開港5周年を迎えます。
東北アジアのハブ空港としての座に就いている仁川空港を、くまなく巡る時間を設けました。

まず、もっとも重要な部分でありながら、一般人はあまり知ることのできない空間でしょう。
その滑走路の1日を、パク・ヨンフェ記者がお伝えします。

●記者: 帳の下りた仁川空港の滑走路に、今日も違わず光が灯ります。

●インタビュー: アルファ、アルファ4を経由してランアウェイへ行ってください。

●記者: 管制塔は、一瞬たりとも緊張から逃れることはできません。

●シン・サンピル管制官(仁川空港): 管制官や操縦士にコミュニケーションがとれなくなれば、大きな事故を招くことになりますから、そんな部分では多い心理戦…

●記者: 係留場に航空機が入ってくると、地上操業チームの手が忙しくなります。
乗客に荷物を伝達するために許された時間は、たったの8分。

航空機を指定された場所に留め置くことも、彼らの仕事。
中型トラックの大きさに過ぎないトーウィングカーが、10倍は図体の大きい航空機を押し出します。

●ユン・ギョンノ(トーウィングカー運転士): 航空機は自力で動けませんから、我々のトーウィングカーがスパートポイントまで導いていくのです。

●記者: 滑走路も一息つく深夜。
幅60m、長さ3.75kmの滑走路を縫って作業が始まります。
敷かれている照明は、約1万7000個。
一晩で、多ければ100個も交換しなければなりません。

●キム・ヨンス(仁川空港灯火チーム): 朝4時までです。
この時間内に作業を終えなければ、航空機が異常なく離着陸できませんから…

●記者: 滑走路についた航空機のタイヤ痕も、きれいに消さなければなりません。

●ソ・イスン(仁川空港ゴム除去チーム): ゴムがあれば雨が降ったときに排水がうまくいかず、その後にはつるつる状態が発生しますから…

●記者: 滑走路全体の清掃に1ヶ月。
発生する廃ゴム量は4tにもなります。

また1日が始まり…
鳥を追い払う空砲弾の音に、仁川空港も眠りから覚めます。

開港以降5年の間に、仁川空港を利用した航空便数は全部で約7万台。
今日も約450機の航空機が、仁川空港の滑走路を走ります。

この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#2701


「ポストペイ交通カード」発行全面中止 2006-03-27 

● アンカー: 今日から、全カード会社のポストペイ(後払い)交通カードの発行が、全面中止になりました.
交通カード事業者との、手数料紛争のためです。

ホン・サンウォン記者がお伝えします。

● 記者: カード会社8社のポストペイ交通カードの新規再発行が、今日からすべて中止されました。

ポストペイ交通カードの再発行は、先月初めの三星(サムソン)、新韓(シナン)など4社を始まりに、今月に入り現代(ヒョンデ)、LG、国民(クンミン)、BCカードが順に中止されてきました。
特にロッテカードは、既存会員まで交通カードサービスが全面中止になった状態です。

●ポストペイ交通カード利用者: 利用者がいるのに、また現金を利用して乗らなければならないのが、とても不便です。

●記者: 交通カードの発給中止は、交通カード事業者である韓国スマートカードとカード会社の、手数料紛争のためです。
韓国スマートカードは、0.5%の手数料を2.4%へ上げろと要求しており、カード会社は値上げに根拠がないとして、受け入れていません。

しかし交通カード紛争は、週末が峠になるようです。
ソウル市が仲裁案を提示しし、現在交渉中の三星カードが妥結に成功する場合、影響があるものと予想されるからです。

● ファン・ミョン部長 (預信金融協会): どれか1つのカード社が、仮にその条件を飲んだとすれば、話が変わることもありえます。

● 記者: 昨年のポストペイ交通カード使用額は、1兆1000億ウォン。
利用者は775万名に達します。

この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#2701


鉄道補修合意 2006-03-20 

●アンカー :南北韓とロシアが、韓半島とシベリア横断鉄道を連結するため協議を継続していくことで、合意を見ました。
キム・ソンウ記者です。

●記者 :北韓からロシアを列車で行こうとすれば、咸鏡北道(ハムギョンボット)羅津(ナジン)港からロシアのハッサンを経由しなければなりません。
この約60km間は、韓半島の鉄道がシベリア横断鉄道で連結される要所ですが、鉄道施設の老朽化で利用できません。
しかし補修さえ行えば、韓半島から出発した列車がハッサンを経由し、ユーラシアを横断することができます。

昨日、南北韓とロシア間の鉄道会談で3国は、羅津〜ハッサン間の鉄道補修事業に共同参画することで合意しました。

●イ・チョル社長(韓国鉄道公社) :アジア大陸の全体が一つになる。
わが国がはじめて、ヨーロッパ大陸とひとつになる直前に向かっていることを意味します。

●記者 :韓半島縦断鉄道とシベリア横断鉄道の連結のため、実務者会議を持続するという議長声明も採択されました。

●ナム・インヒ基盤施設本部長(建設交通部) :海上物流輸送より、およそ10日程度期間が短縮され、また経済的にも年間1億5千万ドルくらいの節減効果が期待されます。

●記者 :今回の協議で、膠着状態に陥っていた鉄のシルクロード建設に、転機が訪れたようです。

この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#2002



韓半島〜シベリア横断鉄道連結に合意 2006-03-20 (09:58)
南・北・ロ 鉄道代表 「TKR(韓国縦断鉄道)−TSR(シベリア横断鉄道)」連結協力
 

南・北韓(北朝鮮)とロシア鉄道当局が、韓半島(朝鮮半島)とシベリアを横断する鉄道を連結することへ協力することに合意しました。
韓国からは韓国鉄道公社イ・チョル社長が参席し、17日からロシアのウラジオストクで開かれた3者鉄道代表会談で、このような内容の議長声明が採択されたと、韓国鉄道公社が明らかにしました。

また鉄道連結のため重要なロシア・ハッサンと、北韓(北朝鮮)・羅津(ナジン)間を改良する問題が、ロシア主導で国際コンシアムを構成し、投資を誘致する方式で解決できる契機が用意されていると鉄道公社は評価しました。

この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#2001



[この時間の韓半島]大田地下鉄市役所前駅 2006-03-17 

この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#1701


大田地下鉄時代花開く…全国で6番目 2006-03-16 (07:13)
都心交通難解消など経済活性化に期待
 

<アンカー>
今日から大田に本格的な地下鉄時代が開かれます。大田地下鉄が今日開通したのですが、現場中継車とつないで見ましょう。
キム・シンマン記者?(はい、大田市役所駅へ来ています)今日大田地下鉄が開通するのですが、着工してから10年ほどになったようです。どれくらいになったのでしょうか?

<記者>
はい。
96年10月に着工してから9年4ヶ月あまりで、大田地下鉄が本格的に運行へ入りました。

今回開通する区間は、1号線の22.6kmのうち12.4kmで、大田政府庁舎駅から板岩(パナム)駅までです。
大田地下鉄は12駅があり、この区間を21分で走破できるようになります。

今日の開通式は午前10時30分から、市役所駅があるこの場所、大田市役所駅で開かれる予定です。
午後3時の営業運転に先立ち開かれる開通式には、建設交通部長官や市民など、1000人あまりが参加して地下鉄時代を祝うことになっています。
一般市民の利用は、午後3時から可能です。

鉄道が開通して100年に登場した地下鉄は、東西を結ぶ都心交通難の解消と、駅勢圏の開発など、地域経済の活性化に寄与するとの見通しです。
大田地下鉄は、午前5時半から夜12時まで、朝の通勤時間帯は5分、平常時には8〜12分間隔で運行されます。

この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#1601



首都圏のバス・電車料金は一元化すべき 2006-03-14 (16:45) 

ラッシュ時に激しい渋滞を起こしている首都圏の交通を解決するためには、首都圏の乗り継ぎ料金制を廃止し、首都圏のバスと電車の料金を一元化すべきとの主張が提起されました。

14日、国会で開かれた首都圏広域交通網統合のための討論会で、中央大イ・ヨンジェ教授は、首都圏の交通網が現在のソウル中心型・放射型から、首都圏全体を考慮した格子型へ変わるべきとし、乗り継ぎ料金を廃止して、首都圏のバスと電車の料金を一元化すべきであると主張しました。

この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#1401


扉の開いた列車からの「転落」、鉄道公社も責任  2006-03-13 (09:37)
 

ソウル高裁民事8部は、統一号から転落し両足を失ったキムさんが、鉄道公社を相手取り起こした訴訟で、「被告は9千万ウォンあまりを賠償せよ」と、原告の一部勝訴判決を出しました。
裁判部は判決文で、「原告側が列車外に落ちたカバンを拾おうとして事故に遭ったが、被告も乗降口付近の扉がきちんと閉められているか、確認しなかったように30%の事故責任を負うべき」と明らかにしました。

キムさんは2003年、統一号の乗降口付近に乗り、扉が開いたまま列車が出発したため、扉の外に落ちて両足を切断し、訴訟を起こしました。


この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#1301


経済、選挙以後が心配 2006-03-08 (10:32)
公共料金引き上げ・増税論争本格化予想
 

釜山市と光州市は地下鉄と市内バスの運賃を、地方選挙直後の7月から値上げする方案を、慎重に検討しています。
忠清南道も、やはりタクシーの基本料金を下半期に、現行の1500ウォンから 2000ウォンへ引き上げる方案を準備しています。
慶尚南道の馬山(マサン)市と昌原(チャンウォン)市、江原道の束草(ソクチョ)や太白(テベク)市などは、地方選挙以後に上・下水道料金を引き上げる方針です。

地方自治体の、このような公共料金値上げの下半期集中現象は、地方選挙を控えて、有権者たちの票を意識した結果のようです。
特に地方選挙以後には、事実上の税金引き上げも、本格的に進められます。

財政経済部は226項目に達する非課税・減免整備方案と、事実上の所得税、付加価値税引き上げを主要内容とした中長期租税改革方案を、当初今年の上半期の内に確定する予定でした。
しかし地方選挙を意識して、議論自体を6月以後に引き延ばしています。
さらに、受け取り額減額の国民年金法改革と、労・使間の課題になっている非正規職法案の国会本会議通過も、地方選挙以前には難しいのではないかというのが、政府と与党の雰囲気です。

反面、政府・与党が地方選挙用として、ばらまき政策と地域開発の公約を先を争って溢れさせており、選挙以後の後遺症が深刻だろうという心配がなされています。
経済性がないという専門家たちの指摘にもかかわらず、最近、建設交通部と与党は、湖南高速鉄道も建設推進を重ねて強調しています。

選挙を控えて溢れるばらまき政策と、選挙以後に集中された公共料金引き上げ。
最近の景気回復傾向に水を差しうるというのが、専門家たちの指摘です。


この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#0801


KTX・首都圏電鉄の運行完全正常化 2006-03-06 (10:00)
ストライキ損失額, 労組員個人に損害賠償推進
 

<アンカー>
鉄道労組のストライキ撤回で、大部分の労組員が業務に復帰しました。首都圏電鉄とKTXの運行が、完全正常化されました。
チョン・ミョンウォン記者です。

<記者>
ストの組合員が業務に復帰した初日、首都圏電鉄とKTXの運行が、完全正常化されました。
KTXは今日、定期列車136本がすべて正常運行されています。
一般列車もやはり256本全列車が正常運行され、首都圏電鉄も一日 1623本、セマウル号とムグンファ号など旅客列車の運行も、普段の水準を回復しました。

これにより、先週いっぱい影響を受けた市民の通勤も、より円滑になりました。
市民は、ストライキが一週間の内に終わったことを、誰より喜んでいるようです。

ただ鉄道公社は、貨物列車の場合、貨物需要によって運行計画などが一部調整されると思われることを明らかにしました。
また、まだ一部のKTX女性乗務員が業務に復帰しておらず、運行に多少の影響も予想されます。

ストライキは撤回されましたが、鉄道工公社側はストライキ期間内に発生した損失額150億ウォンに対し、労組員に損害賠償を推進する方針であると明らかにしました。


この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#0601


電鉄、KTX 正常化 2006-03-05 

● アンカー: 次のニュースです。
明日の出勤は、心配されなくても大丈夫です。
ストが解かれ、首都圏電鉄とKTXは、すでに正常運行に戻り、一般列車も明日からは正常に戻る見込みです。
キム・ソンウ記者です。

● 記者: 今日の列車全体の平均運行率は、普段の75%程度でした。
特にKTXの運行は、平日水準へ回復しました。
首都圏電鉄の運行もやはり、昨日は正常でなかった水原(スウォン)と仁川線まで運行が完全正常化され、運行間隔は平常どおりでした。

● 乗客: 早くストを中断させて、こんなにうまく行くようにしたんですから、ありがたいです。

● 乗客: よかったです。
私はまた心配をしてたんです。
来週土曜日に娘を結婚させますから…

● 記者: 運転士の復帰が遅れた一般列車と貨物列車は、まだ運行率が低い状況です。
セマウル号と無窮花号などの一般列車は48%、貨物列車は30%の運行率を見せています。

● パク・チョンソン広報室長(韓国鉄道公社): 疲労度が累積され、列車の整備をしなければならない関係で、完全正常化までには多少、時間が延ばされました。

● 記者: 鉄道公社は、一般列車は明日から、貨物列車は早ければ明日、遅くても今週中頃には正常化されると見ています。

一方、今回の鉄道ストライキにより職位解除された労組員は計2244人で、彼らはまだ業務に投入できずにいます。
鉄道公社は、職位解除された労組員に対する懲戒と、150億ウォンに達する売上げ損失に対する損害賠償請求のために、弁護士の選任作業に入ったことを明らかにしました。


この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#
0501

KTXの女性乗務員「復帰できない」 2006-03-05 

● アンカー: しかし、KTXの女性乗務員だけは、職場に帰っていません。
変らずに籠城場を守っている人々の話を、パク・チョンヒ記者が聞いてみました。

● 記者: 夢の高速鉄道として注目されたKTX。
女性乗務員は、航空会社のスチュワーデスに肩を並べつつ、華麗に登場しました。

それから 2年後の今日、400人近い KTXの女性乗務員は、5日間、冷たい籠城場の床を守らなければならない境遇になりました。
鉄道労組がストライキを撤回した昨日、ソウルの組合員の籠城場へ、逆に釜山の組合員まで合流しました。

● コ・ソンファ (KTX釜山支部乗務員): 準公務員に並ぶ待遇をしてくれると言って、希望を持って入りましたが、今ではあまりありません。

● 記者: 警察の鎭圧を避け、ここに入ってきてから四日目。
家族たちの心配さえ、気が重いです。

● 女性乗務員:お父さん、そんなに否定的に話さないで…
話さないで…

● 記者: 航空会社のスチュワーデス出身である、ミン・セウォンさん。
鉄道庁が公社に変わってから、非正規職から逃れられると考えていましたが、かないませんでした。

● ミン・セウォン: KTXの乗務員になりたかったんですが…
これ自体が非正規職なので、選択の…

● 記者: 費用を工面できず、明日にはここを離れなければならない状況ですが、このままストを終わらせるつもりはありません。

● 女性乗務員: 今この状態であきらめたら、私たちはさらに多くの非難を浴びるでしょう。

● 記者: 地上のスチュワーデスを夢見た、KTXの乗務員。
直接雇用するには、経営上の負担が大きすぎるとする鉄道公社。
双方が合意を求める道は、相当に遠いようです。


この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#
0502


鉄道労組、スト撤回 2006-03-04 

● アンカー: 今日、最初のニュースです。
鉄道労組のストライキが、四日目にして終わりました。
まず、ユン・ヒョジョン記者がお伝えします。

● 記者: 鉄道労組がスト中断集会を開き、ストを撤回しました。
ストに入ってから、四日目です。

● キム・ヨンフン中央対策委員長 (鉄道労組): 3月4日19時までに復帰し、現場闘争を組織せよ….

● 記者: 鉄道労組が予想より早くストを中断したことは、早期に公権力が投入され、組職の統制力が弱めわれたためです。
スト突入初日、指導部に対する逮捕令状が下り、労組は籠城方式を散開闘争へ変えました。

● チョ・ヨンホ宣伝局長 (鉄道労組): 公権力の過度の介入により、我々鉄道労動者たちが警察の追跡下状態にあり、ストができる状況ではありませんでした。

● 記者: ソウル地下鉄公社労組が予定したストを撤回して、民主労総も昨日ゼネストを中断し、同調勢力が侵食されたことも、一役買いました。

政府と公社側が交渉に出ないなど断固たる立場を見せ、これ以上交渉の余地がなかったという分析もあります。
しかし鉄道労組は、現場復帰が闘争自体の中断ではないとし、復帰後も解雇者復職と人力充員などのため、引き続き闘争すると明らかにしました。

この記事へのリンクURL: http://www.geocities.jp/chang_smasaki/ryugaku/news/2006-03.htm#0401


鉄道労組、明日平常運行 2006-03-04 

● アンカー: ストライキが解除され、首都圏電鉄の全路線とKTXは、明日より正常化されます。
ただ、一般列車と貨物列車は2〜3日ほど時間がかかるようです。
ノ・ギョンジン記者です。

● 記者: ストが撤回され、労組員たちが続々と復帰するというニュースに、市民は大きく喜んでいます。

●市民: ストライキの地下鉄に初めて乗りましたが、めちゃくちゃな混乱でした。 とにかく、早く終わってとてもよかったと思います。

● 記者: 今日、一山(イルサン)、盆唐(プンダン)、安山(アンサン)、果川(カチョン)線が、まず正常化しました。
首都圏電鉄の一部路線が今日から正常化されたのに続き、仁川線と水原線などの地上路線も、明日は正常運行される予定です。
KTXも、明日は定期列車136本全列車が、正常運行されます。

セマウル号など一般列車と貨物列車は、完全正常化までに何日かかかる見込みです。
業務に復帰した労組員たちを再配置し、列車を整備するのに時間がかかるからです。
鉄道公社は、一般列車は来週初め、また貨物列車は来週中頃から正常運行されるものと見込んでいます。

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不足人力の増員!社規どおりに懲戒 2006-03-04 

● アンカー: このように列車は走ることになりましたが、火種をいっぱいに積んで走る、そんな状況です。
大量懲戒が予告された中、労使交渉も簡単ではないようです。
チェ・チャンギュ記者が展望しました。

● 記者: 鉄道公社イ・チョル社長は、スト撤回直後開いた記者会見で、スト参加者を社規によって懲戒するという方針には変わりがないと明らかにしました。

● イ・チョル社長 (韓国鉄道公社): 労使すべては、今回の事態をきっかけに、法と常識が守られる新しい労使関係を作っていかなければなりません。

● 記者: これまで職位解除された労組員は、2244人。
組合員10人に1人です。
鉄道公社の公言通り、大量懲戒の事態が起った場合、労社関係はさらに悪化するほかありません。
労組員個人に対する損害賠償請求も、強い反発を呼ぼうとしています。

交渉の余地はあります。
鉄道公社は、労組の業務復帰後にも、自律交渉を通じて労組と交渉を続けるという方針です。
解雇者67人の復職、KTX女性乗務員の正規職化など、争点と懲戒守衛を連携して交渉になる可能性も提起されています。

列車は再び走りますが、懲戒と労使交渉の結果によって、対立の火種は変らず残っています。

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通勤怖い 2006-03-03 

● アンカー: 今日も、どれほど大変だったでしょうか?
代替人員を投入して電車の運行本数を増やし、また乗客も電車の利用をなるべく減らしましたが、混雑は変わらぬままでした。
疲労に病む通勤ラッシュを、チョン・ジュンホン記者が振り返ります。

● 記者: 電車を降りる人と乗る人がもつれます。
無理やりに身を押しこんでも、扉はすぐ閉まります。

● 乗客: 「今見送って、乗ろうとしてる所です。」
● 記者: 「不便ではありませんか?」
● 乗客: 「とても不便ですよ。
早くストライキが終わればと思います。」

● 記者: 国鉄と2号線が交わる、ソウル・新道林(シンドリム)駅。
乗客たちが全員降りれないまま扉が閉まり、開きそうだったものがまた閉まります。

● 乗客: 「私は主婦なんですよ。
それなのに、家で子たちのめんどう見ることもできずに出てきましたが、とても窮屈なようです」

● 記者: 帰途ラッシュも、混雑は変わらないままでした。
通路まで人波でぎゅうぎゅうに詰まり、動くこともできません。

九老(クロ)行き列車に、ようやく乗りこみました。

すし詰めに乗客が詰まった電車内は、呼吸する空間さえありません。
お互いに押しのけ、もつれて、あちこちでうめき声と悲鳴が出てきます。

● 乗客: とても多くて…
かばんを上げなきゃならないのに…

● 記者: 電車の運行本数が昨日より20本増えましたが、状況は改善されませんでした。
多くの人が、初めからバスなどへ足を向けたため、朝ラッシュの地下鉄1号線の乗客は11万人。
昨日の16万人より、約30%ほど減りました。

● 乗客: 闘争はしながらでも、仕事はすべきじゃないですか?
仕事を粘り、自分の仕事をして、残った時間を持ちよって闘争をしないと、これが仕事ですか。

● 記者: 延べ二日間、「地獄鉄」に苦しんだ乗客は、労使交渉が円満に妥結されることだけを望んでいます。

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首都圏の運転士復帰 2006-03-03 

● アンカー: 鉄道公社労組のストライキ三日目、 ようやくスト参加労組員たちが、続々と業務に復帰し始めましたが、たった今、首都圏電鉄の運転士が100%業務に復帰したというニュースが入って来ました。
取材記者とつないでみます。
キム・ソンウ記者!

● 記者: ソウル駅に来ています。

● アンカー: 現在、運行はどうなっていますか?

● 記者: 今日も、鉄道の運行率は普段の44%水準に留まっています。
乗客の不便も、変わらないように見えます。

鉄道公社は今日、業務に復帰した労組員が30%を少し超えたことを明らかにしました。
しかし先程、首都圏電鉄の運転士が100%業務に復帰したというニュースが入ってきており、新しい局面に入るように思われます。
これに先立ち、ソウル地域のKTX運転士99人も全員業務に復帰して、KTXはストライキ以降初めて、運行率50%を越えました。

しかし鉄道労使は、相変らず対立を解くことができていません。
労組は、警察が労組員たちを連行したことについて、自律交渉を保障しろとしながら、反発しています。
パク・サングォン鉄道労組事務所長の記者会見の内容を、お聞きいただきます。

● パク・サングォン鉄道労組事務所長(今日・民主労統事務室): 旅館に泊まっている組合員たちに対して、警察が軍事政権でもあったような振る舞いをしています。

● 記者: 公社側は、復帰がない限り交渉もないという強硬な立場です。

● イ・チョル韓国鉄道公社社長(今日・ソウル鉄道ビル): 対話は続けるが、復帰を条件として行う交渉はないという原則で、強力に対応をするでしょう。

● 記者: 鉄道公社はこれまで、スト労組員2500人余りを職位解除しました。
職位解除は、業務から手を引く一種の待機発令状態で、以後は懲戒守衛によって業務復帰の可否が選ばれます。

公社側は、ストライキで生じた被害に対しては、スト参加の労組員へ個人別に損害賠償を請求すると明らかにしました。
鉄道公社は、3日間の鉄道ストライキによる予想損失額が、これまでで計101億ウォンに達する主張しています。

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スト労組員300名あまり連行 2006-03-03 

● アンカー: 政府が強硬対処しています.
鉄道公社がスト労組員を大挙、職位解除したのに続き、警察は全国各地に散らばりスト闘争を行っている鉄道労組員の連行に乗り出しました。
カン・ミング記者がお伝えします。

● 記者: 鉄道公社機関士労組員約380人が集まっている、忠清北道・俗離山(ソンニサン)近くの修練院。
警察力が投入されると、労組員たちが農道と河川に沿って散らばり始めました。
10人あまりが警察に連行され、かなりの労組員たちは山奥へ逃げ込みました。

● 記者: 「この中には今、一人もいないですか?」
● 警察: 「いません。
山にみないます、中に…」

● 記者: 警察が投入された、他の籠城場。
労組員たちが急に移動しました。
彼らは一旦解散した後、場所を移してスト闘争を続ける予定です。

● ファン・ジョンウ(清凉里(チョンニャンニ)駅労組支部長): 公権力を投入し始めたんです。それならば当然、組合員の立場では、この要求を解決するために解散するしかなかったんですよ。

● 記者: 京畿道坡州(パジュ)で32人が連行されたのを始め、今日一日、全国各地で約300人の鉄道労組員が警察に連行されました。
警察はキム・ヤンフン鉄道労組委員長など労組指導部11人に対しては、別途の専担組を構成して検挙に乗り出しました。
全国鉄道労組事務室など、2ヶ所の労組事務室に対する押収捜索も実施しました。

警察は、スト闘争を行った労組員たちに対し、業務妨害容疑を適用して検挙するという方針で、これから連行者数はさらに増える模様です。

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韓国鉄道の足首取る10兆の借金 2006-03-03 

● アンカー: この数年間繰り返されている、鉄道労組ストライキの根本原因は、鉄道公社の経営難です.
そして鉄道公社の経営難の背景には、巨額の高速鉄道建設費用の処理問題が潜んでいます.

ホ・ムホ記者が詳しくお伝えします。

● 記者: 鉄道公社法が制定されたのは、1989年でした。
しかし公社化を2年に控えた94年当時、鉄道庁の運転士と車両整備員 6500人は、勤労条件の改善を要求してストライキに突入します。

● イチァンファン争議局長(全国機関車協議会): 非常対策委中央委員の全員が一ヶ所に集まって、公式的に闘争終決を宣言する前までは、決して現場に復帰しないことを、ここに明らかにする。

● 記者: ストライキは一週間も続き、翌年政府は、鉄道庁の公社化計画を公式的に白紙化します。

しかし問題はそのまま残っていました.
鉄道庁は90年代末、すでに毎年赤字を記録していました。
政府は再度、民営化を推進する事として、2000年、関連法案を通過させました。

しかし労組は2002年、ストライキを通して民営化に反対します。
結局2003年、政府は純民営化の代わりに公社化へ方針を変えて、構造改革法を通過させます。

しかし高速鉄道で抱えた負債のため、鉄道公社の経営難は改善はおろか、さらに悪化するばかりでした。
現在、鉄道公社の累積負債は11兆ウォン、このなかに高速鉄道の建設費用は10兆ウォンを超え、一年の利子で支払わなければならない費用だけも、5000億ウォンを超えます。

赤字体質の会社で、勤労条件の改善を期待するのは難しいことです。
負債問題が整理されない限り、鉄道公社の経営改善も、労使問題も、根本的な解決策を求めるのは、簡単なことではないようです。


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0302


鉄道公社「ストライキ労組員復帰率30%ライン」 2006-03-03 (10:27)
列車運行は変わらず半分の水準下回る
 

<アンカー>
韓国鉄道公社労組のストライキが三日間続いている中、鉄道公社側が労組員2000名を職位解除という、強硬対応の方針を打ち出しました。労組側は、先程記者会見を通じて、対応策を今、明らかにしています。
ソウル駅に出ている取材記者とつなぎます。イ・ミンジュ記者! (はい, ソウル駅に出ています) なかなか状況が解決される気配は見えていないんですね?

<記者>
はい、そうです。
鉄道公社の労使が、今や対話チャンネルすら切ったまま、お互いに強気の全面対抗をしている様相です。
公社側は、労組がストライキを解くまでは、いかなる交渉にも臨まないという立場を曲げていません。
これによって両者は、昨日の明け方以後、未だに接触していません。

代わって公社側は、大量の職位解除という強攻策に出ました。
イ・チョル鉄道公社社長は昨夜緊急記者会見を開き、1次で職位解除したスト主動者387人の外に、追加で労組員2,000名ほどを職位解除すると発言しました。
またストライキによる被害に対して、民・刑事上の責任を労組に問う方案も、積極的に検討すると明らかにしました。

これに対して労組側は、今現在、永登浦(ヨンドンポ)の民主労総で記者会見を開き、対応策を明らかにしています。
労組は、使用側の大量解雇方針はストライキを長期化をもたらすだけであり、 会社側が要求する「先復帰・後協議」はありえない事だと非難しました。

このような中、業務に復帰する労組員の数は徐々に増えており、今日午前までに復帰率は、ストライキ加担労組員の総数のうち、30%ラインに迫っていると公社側は明らかにしました。
しかし、列車運行は変わらず、平常時の半分水準を下回っています。


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鉄道労組ストライキ公権力投入「秒読み」 2006-03-02 (10:29)
労組指導部 11人検挙作業はじまる
 

<アンカー>
交通大混乱が現実になり、労組員たちの強制解散のための警察兵力投入が、秒読みに入りました。労組指導部11人に対する、検挙作業も始まりました。
ナム・スンモ記者です。

<記者>
今回のストライキを不法として規定した警察は、全国五ヶ所の籠城場周辺に、警察兵力の配置を終えました。
早ければ今日中にも警察投入が可能な状況です。

警察は、2000年の鉄道スト時にも、三日目に公権力を投入した事があります。

現在、労組員1万3千人あまりはソウルと釜山、大田、順天(スンチョン)、栄州(ヨンジュ)地域に分散して、デモを起こしています。

しかし正確な投入時期は、建設交通部と行政自治部など、関係機関の協議が終わった後に決まる模様です。

警察はまた、逮捕令状が下りたキム・ヤンフン鉄道労組委員長など、労組指導部11人に対する検挙作業に乗り出しました。
警察は、国民的被害が大きい不法ストであるだけに、検挙専担班を編成して、直ちに検挙するものであるとし、労組指導部に対する位置把握に入りました。


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鉄道スト、高速道路麻痺 2006-03-02 

● アンカー: すべて、われわれ庶民でした。
鉄道運行が支障をきたすと、至急の貨物がトラックに集中し、高速道路が大型トラックで込み合っています。
数日過ぎれば、さらに混乱が出るものと見られます。
チョン・シネ記者です。

● 記者: スト二日目、長く延びた大型貨物トラックが、高速道路をいっぱいに埋めています。
鉄道が麻痺し、取り急ぎ処理が急務な貨物を、トラックに積んで運ぶのです。

● トレーラー運転手: 元々鉄道輸送で運ぶものだけれど、この物を汽車が走らないから、陸送ですぐ受けて出さざるをえない。

● 記者: 貨物車両の運送費が2倍以上高いのですが、これさえ需要が急増しており車両確保を取り巻く競争が熾烈です。

● キム・ジュナ課長(双竜セメント寧越(ヨンウォル)工場): 今、運送社へ車両を緊急手配していますが、100%代替するにはにはちょっと難しい情勢です。

● 物流会社関係者: トレーラー求めようと、大騒ぎです。
上がる物の量が多いといっても、一旦車主に運賃をもうちょっと支給せねばならなくて…

● 記者: 釜山駅では、一日平均144本走っていた貨物列車が4分の1水準に急減し、納期日を合わせなければならない輸出入貨物と、原資材輸送に赤信号が灯りました。
セメントの主産地である江原道と忠清北道では、セメント輸送の半分ほどを占めていた貨物列車が止まり、工場の稼動を中止しなければならない境遇に置かれました。

● ホ・ドンミン(双竜セメント寧越工場流通課): 機関車も動かずに、線路も空いていて、ほとんど仕事をほっている状態ですよ。

● 記者: 鉄道利用客の不便も、並大抵ではありませんでした。

● 列車利用客: 会社へ通うため、1時間くらい、いつもより遅い列車に乗って通ってます。

● 記者: まだ貨物と乗客の輸送に皆なんとか堪えていますが、ストが長くなれば被害が急増するものと見られます。


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鉄道ストライキ…遅刻の事態 2006-03-02 

● アンカー: 鉄道労組ストライキで、特に首都圏で通勤する市民の苦労が、並大抵ではありませんでした。
今日の入学と新学期初日、遅刻した学生も少なくありませんでした。
チョ・ユンジョン記者が取材しました。

● 記者: ドアが開くと、降りる人々と乗ろうとする人々がもつれ合います。
挟まったまま、扉ががそのまま閉まります。
蒸し鍋のようなな地下鉄からすり抜けて来た人々は、しばらく戦争を経験したような表情です。

● 乗客: 人があまりにも多くて、でも乗るには乗らなくちゃならなくて、骨が、本当、腰と骨が全部折れるるかと思いました。

● 記者: 仁川と(スウォン)などの首都圏地域は、ソウル市内より、なお運転間隔が長くなり、龍山(ヨンサン)と天安(チョナン)、東仁川などを往復する急行列車さえ運休になり、大きな影響が出ました。
鉄道公社は運転間隔が普段の3倍の10分内外と明らかにしましたが、乗客たちが込み合い出発が遅くなたっため、運行はずるずると遅れました。

● 乗客: 「電車は来るんですが、人が多すぎで押しのけられて、次の電車を待っているところです。」
● 記者: 「どの位待ちましたか?」
● ギムスングゼ: 「1時間待ちましたよ」

● 記者: 今日は新学期の初日でもありましたが、遅刻する学生が続出しました。

● 学生: 学校にかなり遅れそうで、ひどいことになりそうです。

● 記者: 電車に乗れなかった市民は、タクシーとバスへ追われました。

● 市民: 一杯になって…一杯になって、座っていることもできなくて…

● 記者: 夕ラッシュも、押すな押すなの状況でした。
すでに、乗客でぎゅっと込み合った地下鉄。
どうにか乗りこもうと、必死になります。
乗換駅では、まさに修羅場でした。

● 乗客: 最初の電車を逃してから、30分くらいさらに待って乗ったんです。
1時間も待ったのに…新道林(シンドリム)駅から鷺梁津(ノリャンジン)へ行ったの、朝9時に…
今来て見たら、まだしているのね、ストライキを…

● 記者: 今日の一日のラッシュ戦争にくたびれてしまった市民。
明日の出勤が、もう心配です。


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地下鉄間引き…新学期・出勤「交通大混乱」 2006-03-02 (09:43)
鉄道ストライキ長期化可能性提起
 

<アンカー>
鉄道労組のストライキが続き、ソウル地下鉄1、3、4号線が間引き運行されています。今日新学期を迎え、登校の学生と出勤途中の市民が大きな影響を受けました。
ジョン・ヨンテ記者です.

<記者>
鉄道労組がストを行った後、初の出勤日である今日、大部分の学校の始業日とも重なり、地下鉄を利用する乗客は大きな影響を受けています。

ソウルメトロで単独運営する地下鉄2号線のみ正常運行するだけで、残る 1、3、4号線の地下鉄は間引き運行されています。
この区間は鉄道公社の輸送分担率が、1号線83%、3号線23%、4号線 41%に達します。

特に今朝、仁川と水原(スウォン)、議政府(ウィジョンブ)などからソウルへ出勤する1号線の利用客が、大きな影響を受けています。
一部駅では、電車内部が乗客らですし詰めになり、待っていた乗客が乗ることもできずに、電車をそのまま見送る事態も続出しています。

鉄道公社は、朝夕ラッシュ時の1号線の運行間隔が、普段の3分から6分へ 2倍に増えたと明らかにしましたが、実際乗り降りの時間を考慮すると、体感時間は3倍以上もかかるように感じます。
全体の地下鉄運行本数は、30%ほど減るものと見込まれています。

今日の明け方、鉄道労組交渉が再度決裂し、ストライキの長期化可能性も提起されています。
ソウル市は今日から、列車を追加投入して地下鉄運行本数をふやし、市内バスの終バスの時間も、夜12時から深夜1時へ遅らせる事にしました。


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[フォーカス]鉄道スト正常化されるか? 2006-03-02 (09:59) 

鉄道公社の労使双方は、今日の夜明け以降、表立った接触をせずにいます。
次の交渉日程も、約束なしに延ばされている状態です。

鉄道公社側は、今日の明け方5時半ごろ、労組側との交渉が完全に決裂したと宣言しました。
一部の争点は合意点を見出しましたが、解雇者の復職と、KTX女性乗務員の正規職転換問題において、労組が一括妥結を要求し交渉が決裂いsたのだと言いました。
会社側は、労組員がストライキを解除し、先に復帰しなければこれ以上交渉はないと、釘を刺しました。

ここに労組側は、会社側が対話を中断しているとして、政府が直接乗り出すことを訴えました.
また公権力が投入された場合、事業場別で散らばり闘争するという、強硬な立場です。
両者の立場の違いは大きく、ストが長期化する可能性も大きくなっています。

今朝8時現在、労組員の復帰率は12.5%にとどまっています。
列車運行率も、平常時を基準にKTXが48%、セマウル号とムグンファ号が 30%、貨物列車は12%水準に留まるものと推定されます。
ソウル駅には、列車を適宜求めることができずに、足踏みする市民が増えています。

平日の今日、時間が経つほどに市民たちの不便が重くなる模様です。


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韓国鉄道公社労使交渉再開 2006-03-01 

● アンカー: 今日その他のニュースをお伝えします。
まず、鉄道公社のストライキ速報から。

政府が、すでに不法ストライキと規定し、強硬対応方針にも方針を立てて、核心指導部の検挙に乗り出しました。
ついさきほど、労使実務交渉が再開されたそうですが、取材記者とつないで見ます。
チェ・チャンギュ記者。

● 記者: ソウル駅へ来ています。

● アンカー: 今、交渉はどうなっていますか?

● 記者: 鉄道公社労使が、1時間ほど前の夜9時半から、交渉を再び始めました。
労組がまず業務に復帰すれば、交渉を続けることができるという会社側と、満足するに値する協議案が出るまでストライキを解かないという労組側が、張り詰めて対立しているようです。

先立って、今日の午後警察は鉄道労組・キムヨンフン委員長など、核心指導部11人に対して逮捕令状を発行し、検挙に乗り出しました。
今回のストが、職権仲裁を違反した不法ストライキのため、迅速な法的対応に出たものです。
今日の労使交渉さえ決裂した場合、政府公権力の投入など強硬対応の守衛を高める可能性が高いようです。

現在の列車運行率は、普段の半分にも達しない42%水準に留まっています。
これまでの集計で、KTXは全94本のうち38%の36本が運行し、首都圏の電車は59%の運行率を見せました。
セマウル号などの一般旅客列車と貨物列車は、事情がさらに深刻で、それぞれ15、6%のみ運行しました。

一方、鉄道公社と同時ストライキを予告したソウルメトロでは、交渉が妥結し、ソウル地下鉄の1〜4号線は正常運行されています。


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明日のラッシュは非常事態 2006-03-01 

● アンカー: 今日、鉄道公社労組のストライキで、列車とソウル地下鉄 1号線、国鉄区間を利用する市民は、終日大きな影響を受けました。
しかし今日は休日のためこの程度でしたが、明日からはラッシュ時の大混乱が心配されています。
チャン・ミイル記者です。

● 記者: 今朝のソウル駅、KTXのきっぷ売り場。

● 切符売り場職員: 「鉄道ストのため5時の列車はなく、6時の列車ならあります。」

● 記者: ストのニュースを知らず、朝早く出てきた乗客は、激憤を爆発させました。

● 乗客: 「大田に今寮があって、朝9時までには着かなきゃいけないのに、どうしようもないんです。
私だけでなく、他の子たちも遅れるようですけど…」

● 記者: 運行が大きく減り、残っていたKTXの切符も早々に売り切れました。

このため、ソウル駅など主要駅は払い戻しを求めたり、慌てて他の交通手段を探す乗客たちで、大きく混みあいました。

● 乗客: 「ある程度の日程なら、受け入れますよ。
私たちも会社に勤めながら、ストライキもやるんですから。」
● 記者: 「それにしても、寛大に考えられてますね。」
● 乗客: 「腹の中では、悪口も出てますよ。」

● 記者: 鉄道公社が運営する地下鉄 1号線の国鉄区間も、普段は10分から15分だった列車間隔が、最大30分へ開き、乗客たちは大きな影響を受けました。

● 乗客: 「だけど今、他の交通も特になくて、近所には…
家に行こうとすれば、仕方ないですから…」
● 記者: 「待つしかないんですね。」
● 乗客: 「はい…」

● 記者: 首都圏の駅では、長い間来ない電車を待ち、寒さに震える乗客が多く見られました。

● 乗客: 「家でこうだと分かってたら、出てこなかったね。年寄りが何を凍えてたまらずに、こうして…」

● 記者: さらに大きな問題は明日、休日の今日より 100万人も多い230万人が1号線を利用するものと見られますが、電車は57%しか運行されない予定なので、ラッシュ時には大きな混雑が心配されています。


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物流混乱の恐れ 2006-03-01 

● アンカー: 今日の鉄道労組のストライキにより、釜山港に入るコンテナ貨物列車は、運行回数が普段の3分の1へ急激に落ちました.
釜山港の物流混乱、チョ・ヨンイク記者がお伝えします。

● 記者: 釜山港で降ろされたコンテナが、貨物列車に積まれる釜山鎮(プサンジン)駅…
一日の物流量は、20フィルトコンテナ500個あまりです。

しかしストライキ初日の今日、機関車のほとんどが止まり、釜山港と駅を行き交ってコンテナを運んでいた貨物トラックも、その数が大きく減りました。
鉄道ストライキに突入し、釜山を出発するコンテナ貨物列車が普段の3分の 1の水準である、1日20本のみ運行されています.
貨物業界は、対策の準備に苦心しています。

● イ・ウンチョル所長(世邦(株)): 事実、一つの物流の流れ自体が滞るということは、業界や企業から見れば、相当な被害を受けるものです。

● 記者: 鉄道労組のストライキが長期化された場合、韓国のコンテナ輸出入の80%を担う釜山港が事実上麻痺し、産業全般にも少なくない被害が予想されます。

●キム・ビョンボク次長(コーレイルロジス): 外国船社が見る見通しが、良くないと見ています。
今、およそ一週間以上行くと見ている時には、障害事項が多くないかと考えられます。

● 記者: 政府と釜山市は、被害を最小化するために、前職機関士と軍から300人あまりを貨物列車運行に投入し、コンテナ車2000台も投入を準備しています。


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