このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

実物車両資料館

東海地区普通列車編



117系

京阪神地区の新快速が好評なのを受けて名鉄への対抗上、中京地区にも 投入された117系。帯がオレンジに変わっただけですが313系の増備に追われるように 快速仕業も減り、東海道本線のローカル輸送を受け持つことが多くなりました。 特に浜松‐豊橋の近辺が多いです。311系の登場より一足先に帯が、マルーンから オレンジ1本に変わり、やがてラインの間に細い白線が入りましたが、 313系の登場した頃から再びオレンジ1本に戻りつつあります。
車内

平成13年8月浜松



211系0番台

国鉄末期に名古屋地区にも211系が投入されました。 首都圏の車両と変わりませんが、電気的には電動車を編成の端に寄せて クモハを登場させたことが、大きな変更点です。2編成だけが登場し、 当初は青帯を巻いていましたが、昭和63年に湘南色にされています。 室内はクロスシートでクハにトイレがあります。 東海地区の211系はインバータクーラーを装備しているので、集中式クーラーを 備えたこの0番台の識別は容易です。

平成12年8月浜松



211系5000番台

JR東海で活躍する211系が5000番台です。先頭車にクモハを持ってくるのは 高崎線用の1000番台と同じですが、編成単位は3連または4連で、車内は 暖色系のロングシートとなっています。313系の投入で、中央本線や静岡地区での 運用が増えました。2連は6000番台を名乗り、身延線などで活躍しています。 5000番台には便所がありませんが、少数派の5300番台には便所が取り付けられ、低屋根の 5600番台と組んで中央西線で活躍しています。

平成12年3月多治見



213系5000番台

国鉄末期に、211系の足回りと117系100番台の車体を基本に、ステンレスボディで 登場したのが213系です。211系との違いは、室内が117系に準じた換クロスシートになり、 電気的にも1M方式になっている点です。また、東海に所属している5000番台は 岡山にいる基本番台と違って、パンタ部分が低屋根化されていて、身延線などにも 対応しているほか、クーラーがAU75Gであり、2両編成です。

平成13年1月豊橋




119系

国鉄末期に旧型国電の置き換え用に新製された飯田線用の系列。 当初はロングシートの車両も考えられたようですが、200km近くに及ぶ 長大ローカル線なので、ボックスシートとなり便所も付きました。 足回りは101系でも採用されたDT21台車を履いています。 当初はブルーにグレーの帯を巻いていましたが現在はJR東海標準色です。
車内

平成5年8月駒ケ根



113系

近郊型電車のスタンダード、113系は東海地区でも健在。 ステンレス車が増えた現在ではミカン色の塗りわけが非常に鮮やかに映ります。 先頭車は運転台を取り付けたクモハです。 最近は313系などに追われるように古い車両から廃車となっており、 昭和52年以降に登場し、シートピッチが1490mmに拡大されている2000番台が 多くを占めるようになりました。

平成12年4月浜松



キハ11系

高山本線や紀勢本線、太多線で活躍する軽快型の気動車です。 カミンズ製の大出力エンジンを搭載しているのが特徴で、加速は良いですが、 変速は手動で、縦軸2ハンドルです。番台区分があり、ステンレス製の仲間も あります。
車内

平成13年8月伊勢市



キハ11−300番台

99年に、老朽化したキハ58系列を置き換えるために新製された車両。 キハ11の基本番台、100番台とほぼ同じ新潟鐵工所製の車両ですが、 車体がステンレスとなりました。紀勢本線、名松線など、三重県で活躍しています。 なお、200番台は、東海事業交通城北線用の車両です。

平成13年8月多気



キハ75系

快速みえ用に製作されましたが、その後、ワンマン運転用の400番台が 登場しました。外観はそっくりですが、ヘッドライトが追加され、運賃箱を備えるなど、設備に 多少の違いがあります。名古屋近郊の武豊線と名古屋から関西線経由で奈良まで行く 急行かすがで運用されています。 車内は転換クロスシートですが、なぜかピンク系の色が使われています。

平成12年3月武豊



キハ40

JR東海のキハ40は出力アップのためエンジンを積み替えたものが多く、 以前はそれが5000番台を名乗っていることもありました(現在はいくつやったやろ?)。 この日は国鉄色のキハ58などを従えて長い編成で走ってきました。

平成12年3月亀山



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