このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2003年12月29日

2日目は8時に出発し、レンタサイクルで散策。山川の近くまで行った。駅に帰ってきて、入場券を買う。ここには次、いつ来るのだろう?ホームで列車を待つ時にそのようなことを考える。各駅停車だが、「なのはな」用車両で快適だ。西鹿児島で乗り換える。1駅先の鹿児島に行く。20分待って、電車が来た。しかし、南鹿児島で市電に乗り換えていれば、安上がりになることに気付いた。・・・遅い。列車は鹿児島駅に到着。長い曲がったホームには予想に反してちょっとしか人がいなくて寂しい。

駅から桜島フェリーのりばまで歩く。そこで飯を食って、船に乗る。15分間の航行、冬休みの宿題である百人一首を覚える。桜島に着く。こんな遠くまでやって来た。ユースに荷物を置いて、海辺に出る。旅行先に海があればいっつも生き物観察をする。2時間くらいひたすら貝を掘る。探すのが下手なので、3つのアサリしか取れなかった。ユースに戻り、九州に居るのもあとわずか。


2003年12月30日

今日は一気に大阪まで行く。九州を離れるのだ。しかし離れるまでのたくさんの時間を楽しもう。

まず鹿児島にフェリーで行く。御岳を写真に撮る。鹿児島に渡れば父がぜひ見たいという薩摩切子を見に行く。途中、海を見るとイルカがとんでいる。頭こそ見えないもののしっぽを2、3回見せてくれた。天然のは初めて見た。そこからまだまだ歩いてやっとその場所に着いた。きれいな切子がいっぱい飾ってある。一番高いものは70万円近くもしていた。


段々遠ざかる桜島。

 

鹿児島駅までたくさん歩く。鹿児島駅は本当に寂しい。百人一首で覚えた「〜ひとこそみえね あきはきにけり〜」が頭の中から出てきた。ワンマン列車で西鹿児島へ。新大阪からやってくる「なは」を待っていたのだが、1時間遅れということで帰りの電車と行き違う時に撮るかな。ということになって、電車の中でさつま揚げを食べていた。すると窓にブルーの車体が見えた。えっ?ああ、そうか一部に複線区間もあったんだー。しかし撮りたかった列車だけに悔しかった。


鹿児島駅。人が10人もいない・・・。

 

乗り換え、乗り継ぎでどんどん北に上がって行く。さすがに列車の旅もあきてきたところで百人一首を覚えたりして過ごす。博多に到着。特急「ゆふいんの森」、「ソニック」などを撮って、飯を食って、ムーンライト九州が発車するホームで待つ。いよいよ博多を離れる。博多でもウロチョロしたかったなー。。。到着した列車に乗り込む。この指定は予約開始の10:00に買ったので、普通に買えた。

列車が発車するまでの少しの時間、いろいろあったんだなーと思う。列車にたくさん乗るのもいいけど、もう少し目的地でゆっくりしたかった。やがて列車はガタンと動き出す。博多を発車した。暗い中を走れば段々、単線の線路が近づいてくる。西鉄宮地岳線だ。折尾を発車したところで、「この先停まります駅は停車時間が大変短くなっております。ホームに降りてのお買い物はご遠慮下さい。」と車内放送が流れる。というか、これまで停まった、停車が2分くらいのところで買い物をするなどというのもツワモノだろう。小倉、門司と過ぎて、ついに九州から本州に入る。下関を出たところで、いろいろ思い出しながら、この旅行記をノートに書き始めた。


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