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だいぶ昔(8、9年前くらい)に九州に引っ越して行った友人と今まで年賀状を交わし続けていて、今年の年賀状で、どこかで会わないかという誘いがあったので、慣れ親しんだムーンライト九州で福岡周辺に行くことにしました。今回は問題なく行き帰りとも禁煙、窓側をGet!
2005年3月26日
終電車で岡山へ。ムーンライトで西へ行く。というこのパターンも3回目。
倉敷駅に着いたところ、早々と伯備線の最終が発車していき、ホームのベンチに腰掛けていると、向こう側のホームには福山行き最終に乗る客が続々とホームに下りてくる。ほとんどの人はグループなのでうるさい。福山行きが到着、しばらくしてホームで見送りをする大人が羽目外して、「ばんざーい!ばんざーい!・・・」と叫んでいる。戦中なら兵隊に行く人を(これから先もそんなことがあっては絶対×)、戦後なら田舎から都会に出ていく人を送り出す場面のようだ。。
さて、岡山方面行きはいたって静か。グループはほとんどいない。岡山の人がわざわざ倉敷に遊びに来たりしないし、中庄、庭瀬の人も岡山に遊びに行くのだろう。このような静かな電車に乗って、夜行列車に乗る前の心の準備が出来るというのは幸せなことかもしれない。
2005年3月27日
岡山に着き、18きっぷに印を押してもらい、新幹線の高架の下に収まっている5番のりばへ。お空が全然見えない閉鎖的なホーム。到着が迫り、接近メロディー 接近BGMが夜中というのに大音量で流れる。・・・やかましいっ!
見慣れた客車が到着。乗りこむ。自分は窓側の席であったが、通路側の方がまだ起きておられたので簡単に座れた。ここですぐに寝ようとするが、3時間超の昼寝を家でしてきたため、眠れるわけがなく、倉敷を通過して通学ルートに入っても全然眠くない。福山まで普通に起きていた。ここからウトウトしてきて西条まで寝れたがここから宮島口まで起きていた。
そして気付けば下関到着が近い時刻。停車も長いのでホームに降りてみる。機関車付け替え、、これを見るのは正直なところ、もう飽きた。ということでそこらをうろつき早々と車内へ戻る。
列車は九州に入り、早速門司で赤い電車(813系)が見れた。この車両、前面はなかなかいい顔してるけど、側面が普通な感じ。。。そして最近人口が100万人を切ったという、北九州市・・・の中心、小倉に入る。それでもなかなかの都会であった。ここを出ると北の方に製鉄所かなんかの煙突が見えてきて、ここでは衰退中の製鉄業でもまだ頑張っている工場があるということを実感。
小倉を出てから20分で黒崎に到着。この駅はJR九州の中で乗降客が博多、小倉に次いで多い駅だったりする。(折尾といい勝負してるけど)、と言っても、JR西日本でいえば倉敷駅くらいのものだ。。。黒崎駅を発車すると、低い行き止まり式ホームが・・筑豊電鉄だったっけ?標準軌の線路はなかなか新鮮。そして折尾も出ると、やっと北九州市を出ることになる。そこからまた寝て、気付けばそろそろ博多。やはり雨が少し降っている。
ホームに降り、かなり久しぶりに友達と再会。ホームでかしわうどんを食べながら電光表示を見ると、普通電車12両って・・・関西と同じくらい長いやん!そして快速に乗って、駅撮り撮影地である原田へ。はずれのホームには筑豊本線の気動車が停車中。ただここは「福北ゆたか線」と呼ばれる区間ではなく、本数も少ない。雨の降るなか傘さしながらの無理な格好で鹿児島本線の列車を撮影。 撮影記はこちら
はやぶさ通過のあと、撤収しようと思ったらゆふいんの森一世が・・慌ててデジカメで撮影後、改札を出て、西鉄電車に乗りたいという管理人の要望で西鉄の線路目指して東へ。友達もここらへんの土地は詳しくないようで、適当に歩くこと40分、やっと線路が。行きついた駅は津古という無人駅。構内踏切があり、おもしろい。数分待つと各停が到着。車内へ。貫通扉がない!取りあえず天神を目指す。
二日市で特急に乗り換え。結構混んでいた。阪急の6300系や京阪の8000系に似た座席配置だけど、この西鉄8000系は流線型のデザインをしている。終点天神の一つ手前、薬院で駅撮り。撮りたかった2000系も来てくれた。写真は 撮影記 で。
そして福岡の中心、天神へ。立派なターミナルである。ここでも取りあえず地下鉄のりばへ行く。この先の予定は全く未定である。一応、西鉄の狭軌路線である宮地岳線の乗換駅、貝塚まで乗ることにする。ホームに降りると、ホームドアが。このような低いホームドアは初めて見た。箱崎線への直通系統があると言うので福岡空港行きを見送る。そして数分後には貝塚行きが到着。終点まで乗る。
JRの103系も乗り入れてくる。
終点貝塚駅は地上駅だった。改札を出るとスルーで宮地岳線に乗り換えられるがここは横にある立ち食いうどんを食べてからにする。ここはだしが結構おいしい。有人改札を通ると先発があと2分で発車するというところだったが、ここはゆっくりして次発のかなり古そうな電車に乗る。
右に停まっているヤツに乗る。
10分少しして電車が発車。ギシギシときしむような音がする。鹿児島本線と並行して走り、すぐに下車駅の千早に到着。ここで鹿児島本線に乗り換え、大回り乗車をしようということになり、香椎まで乗り、香椎線に乗り換え。気動車が発車すると睡魔に襲われ、長者原で起こされる。篠栗線に乗り換えるのだ。篠栗線の817系は革のクッションの転換クロスシート。座り心地はなかなかいいのだが、「座る以外のこと」には適さない。例えばちょっとモノを置いたりする時とか。
途中の駅で快速と交換。すごいスピードで通過していった。。列車は鹿児島本線と合流する吉塚に到着。鹿児島本線の線路に入るのだと思っていたら、吉塚博多間も篠栗線用の単線があり、そこを快走。しかし博多に到着したところで特にすることもなく、他のホームを見ると、「かもめ・みどり・ハウステンボス」の3列車併結列車が30分後に来るということなので、待ってみる。13両という西日本の電車特急ではありえない長さだ。
そのあとは上りのはやぶさを見たいのでずっとホームにいた。三脚を据えてキッチリ撮ったつもりだったが、失敗。
その列車を見た後、博多ラーメンの店に入る。おいしかったけれど店員が無愛想だった。。。この後もすることがない。改札を出て、山陽新幹線博多開業30周年のパネルを見たり、書店で立ち読みをしたり、ヨド○シカメラで色々見たりと。ムーンライト九州の30分前になり、ホームに上がり、ベンチで友達と雑談。そのうちムーンライトも入ってきて、多くの乗客が乗りこむのに一歩遅れて自分も乗る。
列車が発車してからまもなく眠りに就けた。−・−・−・−・−・−
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