このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2003年9月20、21日

行ったところ初めて乗った路線目的同行者交通費(往復)
主に大阪駅山陽電鉄本線(明石〜西代)
神戸高速鉄道東西線(西代〜元町)
阪急電鉄今津線(宝塚〜西宮北口)
「懐かしの雷鳥」の撮影友人N、
友人I

5910円

 

9月20日、今回は「懐かしの雷鳥」を求めて大阪へ行く。あまりお金がなかったので事前に調べ、わずかな差で一番安い、明石から山陽電鉄に乗り、直通特急で阪神梅田まで行くという方法を選んだ。

友人NとIはどちらも岡山で合流。土曜の朝なので学生もたくさん乗っている。N,Iと話しているうちに姫路に到着する。ここから明石まではJR西日本ご自慢の223系新快速である。この列車は快速といえども特急なみの時速130キロを出す。しかし横揺れが少し激しい。この新快速の今後の課題は乗り心地の向上かもしれない。

初めて降りる明石に到着。改札を出ても迷うことなく山陽明石まで行けた。ここで僕は入場券を買う。それにしても運賃は安くても入場料が高い。改札を通り、ホームへ上がる。JRのホームからこちらに見えるように「速さはJRのあかしです」と大きな看板がさがっている。あの新快速のおかげで山陽は客を減らした。こちらもなにか対抗策をうって欲しいものだ。やってきた山陽の直通特急の車両は運良くタイガース電車だった。

明石に到着する山陽直通特急

 

電車に乗ってしばらくはN、Iと一緒に運転席のうしろにいた。駅の数が多い。カーブも多くそれによってたびたび減速。しかし出せるところでは時速110キロを出す。僕として乗っていれば新快速よりこちらの方が速いと思うのはなぜだろうか。神戸高速線、阪神線と乗り入れていくと次第に客が多くなり立ち客も出てくる。ここでは相席を嫌がる者など全くいない(僕も席の空きがあれば友達と一緒でも相席する人間)。立ち客がいるとき、席の空きはない。岡山では考えられないことである。

阪神梅田に到着。残額の少ないスルッとKANSAIのカードだったので、のりこし精算をする。精算機は初めてだったので、また僕はアホなことをした。いらなくなったカードを入れるところに精算もしないまま入れてしまったのである。結局、駅員さんに開けてもらってなんとかなった。

阪神梅田から大阪駅への行き方が分からない。阪急からだったらよく使ってるから分かるけど、阪神に乗ったのは6年ぶりくらい。とりあえず地上に出て、阪急梅田まで行ってから大阪駅に行った。

鶴橋まで切符を買って改札を通る。まだ「懐かしの雷鳥」が来るまで1時間以上あるというのに、その向かい側のホームにはカメラを持った人がたくさんいる。こんな光景を見たのは初めてだった。我々もその中に入る。駅員はホームからの転落を防ぐためにロープを張っている。ごくろうさん。

大阪駅に到着する「懐かしの雷鳥」

12:02、列車が到着する。思い思いの位置で撮影したあと、みんなはホームの先端まで一斉に走り出す。ロープをくぐって中で撮影する人、ロープに持たれて人の姿が写らないように身を乗り出す人(僕もこの部類に属する)みな必死で撮影している。「黄色い線の内側まで下がれ」という駅員の指示はほとんどが無視。ロープを持っている駅員がもう1人の駅員に言う。「向こうに来る定期の雷鳥もボンネットやからこっち終わったら向こうの方して」 ・・・そんなのありか?「懐かしの雷鳥」でボンネット車を終わらせるというのに最後の運転の1日前まで定期運用で使うのか? ここでN,Iとはお別れ。

列車が車庫に向かって発車する。向こうを見ると駅員の言っていた通り「雷鳥」のボンネット車が停まっている。すぐにそっちに行く。そこにも無視されている駅員がいる。後から思ったが「○○がなくなる」という時にもし事故でもあったらこういう列車を走らせることが減るかもしれない。事故が起こらないことを祈るばかりである。

環状線ホームで立ち食いうどんを食べてから環状線で鶴橋まで行く。これももう3年ぶりである。駅についたら、近鉄の入場券を買って近鉄一乗降客が多い近鉄鶴橋で写真を撮る。入場券を買ってから2時間立つ直前に改札を出て、再び大阪駅へ。

下りの「懐かしの雷鳥」まで2時間以上ある。たいした列車も来ないので構内のコンビニで立ち読み。しかし残り一時間を切るとさすがにホームに行かねばならない。上りのと同じようなアングルでは面白くないのでホームと同じ高さで撮ることにした。列車が入線する。ギリギリまで引き寄せる。シャッターを切る。タイミングを誤ったと思ったが、ギリギリに収まっている。よかった。

最後に日本海を撮ってから改札を出る。今日は母の実家の豊中に泊めてもらうので阪急電車に乗る。おなじみの3列車同時発車。京都線の特急、宝塚線の急行、神戸線の特急が並んで走る。宝塚線は最高時速100キロと京都、神戸線の110キロよりも劣るが三複線の十三までは他の2線とほぼ同じ速度である。十三を発車すれば次は豊中である。幸い雨は降ってなかった。


 

 

 

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