このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

中国のゴールデンウィーク

  今年から中国では始めてのゴールデンウィークの連休が出来た。中国では5労働節(メーデー、5月1日)の休みと言うのかもしれない。4月末の土、日の休みを無くして、5月1日から7日までの7日間の大型連休にしたのである。
中国では旧正月の休み以外では、始めての大型連休なので、大変であったらしい。生活に余裕の出来た人が多くなったので、沢山の人が観光地に繰り出したらしい。その為に我々も、桂林のホテルの予約が取れなかった。5月3日北京に戻ったが大勢の観光客が溢れて居た。4日には 天津 に鉄道で出掛けたが、切符を買うのが大変だった。

  新聞によると、各地の観光地では、観光地の道路の渋滞とか、ロープウエイの待ち時間とか、トイレが無いとか、それは凄いことになったらしい。日本でも道路の渋滞は有ることであるが、その混乱振りは日本の比ではない。なにしろ始めての大型連休なので準備が間に合わないとか、これだけの人出を予想出来なかったということらしい。にわかに用意された宿や食事で、法外な料金を取られたとかが新聞に載っていた。

  私がよく遊びに行った家では、地方の銀行員に勤めている娘が、銀行の支店長など5,6人で北京に出てきて、その両親の家に泊まったのだとか。この家の床はコンクリートであったのに、そこに雑魚寝をしたとの事である。兎に角中国でも急激なレジャーブームが到来したらしい。

  私が愛用した旅行のガイドブックには、中国のゴールデンウィークについては書いて無かったので、少し油断してしてしまった。しかし桂林のホテルが取れなかっただけで、あまり困ることは無かった。北京でも6日、7日になると人は少なくなって来た。さすがに大型連休と言えども、一週間も息が続かないらしかった。

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