このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


2009年8月11日,12日
2009年夏 飯田線の旅   ページ: 1ページ目/  2ページ目 / 3ページ目
(低速回線向けページ) 通常版はこちら

ページの見かた | 戻る

8月11日と12日の2日、青春18きっぷを利用して、飯田線などを旅してきました。

8月11日。午前4時30分、朝起きて気象情報をチェック。台風が接近していたため天気が気になっていた。前日の予報だと台風がダブルで接近していて最悪の場合、11日、12日ともに旅に悪影響が出そうだった。宿の予約をしてから台風が2つ接近してきたのは新手の嫌がらせですか?

午前5時30分に家を出る。天気は良く、台風の影響も無さそうだ。
6時1分新大阪発の快速で米原へ向かう。事前に車両の運用を調べ、この列車は223系の12両、新大阪からでも楽々着席!!のはずだったのだが、駅の電光表示は6両。こりゃ京都辺りまで座れないな・・・

サウンド再生 ここをクリック 一番目の列車 新大阪〜茨木  9分0秒 2.1MB  右クリック保存

今回はこのように所々で旅の最中に録音した音も聞けるようにしています。今まで走行音ライブラリにUPしていたものより録音が雑なもの(マイクの設置場所がいい加減でアナウンスが大きくモーター音が小さかったり、自分の発する物音が入っていたり、マイクに物がぶつかったりetc)が多々ありますがご了承ください。

さて、列車が来るまでしばらく時間があったので、ケータイで気象情報をチェックしようとしたら、「静岡で震度6弱」なんて出てるんですけど。1本目の列車に乗る前から気分は最悪。これから向かう佐久間レールパークは静岡県だし。今年は厄年だか、まさかここまで運がないとは。

でも青春18きっぷは今日の日付押しちゃったし、宿も予約しちゃったし、もう行くしかない。とりあえず1本目の列車に乗る。

1本目は221系の6両。車内は立ち客も多かったが、通路側の席を確保することができた。予定では窓側に着席して、のんびりと景色をみているはずなのだが、通路側の席でケータイで必死こいて情報を収集するハメに。

途中、トイレに行きたくなり一番後ろのトイレのある車両まで行ったのだが、占領されていて出る気配がなかったので山科駅で一旦下車。自分の体質上、こういう事は予測できていたので大丈夫。1本後の新快速に乗っても、米原から先は結局同じ列車に接続する。

山科駅でトイレを済ませ、1本後の各停に乗り、草津で新快速に乗り換える。各停も新快速も立ち客多数で座れなかった。新快速車内で引き続き情報収集。1日目は飯田線で北上、2日目は中央本線で南下する予定だったので、最悪1日目と2日目の行程を逆にすれば良いかな、と思っていたのだが、運が悪い事にこの時点の情報では中央本線も飯田線も運休中。でも線路の点検中との事だったので、問題なければすぐに運行が再開されるはず。

米原からは211系ロングシート車4両。これも運用を調べたら373系の3両のはずだったのに。でもこの乗客の多さだと、373系じゃちょっとキツいな。しかし新大阪を出発していまだまともに座って落ち着いて景色を見れていない。

大垣からは313系8両。余裕で窓側席ゲット、ようやく景色が見れる。中央本線も飯田線も運転を再開したようだし、ようやく旅に明るいきざしが。

こうやってのんびりと列車内から景色を眺めたのは久しぶりだ。電車はすぐに豊橋駅に着いた。ダイヤが乱れて遅れるんじゃないかと思ったが、豊橋到着時刻は予定通り。天気も晴れ。飯田線も運行中。予定通り旅を進めて正解だったようだ。

10時43分、飯田線は定刻通り豊橋を出発。車両は119系2両。2年前に一度、飯田線は全線乗った事があるのだが、その時は313系1700番台で、上諏訪から豊橋まで6時間半、1度も下車せずにイッキ乗りしてしまった。今回再度来たのは、前回来た時に飯田線は見どころ満載だという事が分かり、もっとゆっくり見てみたい、また119系にも乗りたいという理由からです。

119系のモーターは大阪環状線などを走る103系でおなじみのMT55Aモーター。まったりとクロスシートで山の車窓を眺めながら、MT55Aのサウンドを楽しむ。何とぜいたくなひととき・・・

豊川を出て車窓から民家が少なくなってくると、車内はいかにも自分と同類ってな人ばかりになった。目的地はみんな自分と一緒、中部天竜の佐久間レールパークだろう。斜め後ろのボックス席も鉄道ファンの友達同士でレールパークに行くんだろうな。途中からそのボックスに見知らぬ鉄道ファンが同じボックス席に座り、鉄道談義に花を咲かせていた。

時間はすでに12時をまわり、同じボックスに座っていた人は駅弁を召し上がっていた。列車交換の度に写真を撮りに車外へ出る人もいた。自分は1人でぼーっとしながら車窓を眺める。みんな同じ鉄道好きではあるが、旅の時間の楽しみ方は人それぞれ。


↑中部天竜駅に到着。
12時34分、中部天竜駅に到着。自宅を出てからおよそ7時間。この「やっと着いた!!」という達成感が青春18きっぷの旅の魅力の1つだと僕は思う。朝から何も食べてないのでまずはレールパーク内の食堂で腹ごしらえ、そしてレールパーク内を見て回る。

↑展示室

飯田線の駅名標がずらり↑

↑運転シミュレーター 
室内にはクハ115-10419(115系10000番台なんて聞いたことないぞ?)の運転席部分がドーンと置いてあり、運転シミュレーターになっている。このシミュレーター、どういう仕組みかは良く分からなかったがビデオの再生速度を調整して流しているようなノイズが入ってあまり画像は良くない。なお、この運転席部分はクハ66という旧型国電の車体更新車のものらしい。
↑シミュレーターの中にあった車番
鉄道模型は100円を入れれば自分で操作できる。その他鉄道に関するグッズが色々と展示されている。

↑マルス(切符を発行する機械) たぶんそんなに古くない

↑信号機など
続いて一旦外に出て奥の部屋に。奥の部屋に行く途中にも展示物が色々とあった。

↑平岡駅の駅名標

↑ヘッドマークその1

↑ヘッドマークその2 221と米原という文字を見て221系を想像してしまった

奥の部屋には制服や駅の設備の展示が行われていたが、こちらは人が少なかった。


↑制御盤

↑飯田線の工事に使われた測量器具

↑制服など

2階にはプラレールが沢山。子供がプラレールで遊べるスペースもあった。


↑プラレールのジオラマ

↑部屋の端にも

↑Sonic 883

 

外には古い車両が色々と展示されていた。正直、実際に乗った事があるのは0系とキハ181系くらいで思い出とか何もないのですが、見慣れない鉄道車両をじっくりと間近で見るのは面白い。
クハ111のトップナンバーもあると聞いていたのですが整備中だったようで残念ながら見ることはできませんでした。
   

↑113-3800の大先輩!? クヤ165-1

↑ED62 14

↑オロネ10 27
   

↑古い車両色々

↑キハ181-1

↑スハフ34834

0系を横から。
 
   
これは吹田工場にもあるクモハ52ですね。223系の大先輩。こんな遠くに来て、大ミハの表記を見るとは・・・(大ミハはウチの近所)
↑クモハ52

↑大ミハの表記

↑クモハ12

↑クモハ12の車内
一部の車両は中に入ることができ、昔の列車をちょっとだけ味わう事が出来た。
ひととおり佐久間レールパークを見終わった所で時刻は13時50分。次の列車は15時34分発。まだまだたっぷり時間があるので駅前を散策。
↑中部天竜駅

● 次のページへ ●

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください